ドアの前で大きく深呼吸をして、アヤは執務室に入った。

室内では、ヴィレッタがデスクワークに勤しんでいる。
しかしアヤが入室すると、彼女は手を止めて、わずかに唇の端を上げ、目を細めて笑った。
「言いつけは守ってきたかしら?」
彼女の問いかけに、アヤは頬をカァーッと赤らめて、どこか小さな子供を思わせる、幼い仕草でうなずく。
「見せなさい」
下される命令。
アヤはヴィレッタの傍らに行き、青い手袋に包まれた手で、ゆっくりとミニスカートをめくり上げた。

その下には――何も穿いてなかった。
それどころか、陰毛も綺麗に剃り上げられて、既にかすかな潤いをたたえた秘部が丸見えになっている。

「隊長執務室に…」
ヴィレッタの指が、毒蛇を思わせる動きでアヤの股間に伸びた。
「ノーパンでやって来るなんて…」
中指の先端で、湿った割れ目をなぞりあげる。
アヤの腰が、かすかに動いた。
「なんて悪い子なのかしら…ねぇ?」
二度三度と、ヴィレッタはアヤの割れ目を撫でていく。
その度に潤いが増していき、アヤは呼吸を乱し始める。
部下のその様に、ヴィレッタは満足そうに笑った。
「相変わらず感じやすいのねぇ…」
中指の動きが速くなる。
耐えきれず、アヤは足をガクガクと震えさせ、何かを求めるように腰をもぞもぞと動かし始めた。

「入れるわよ」
言うなり、ヴィレッタは中指を――次いで人差し指と薬指も、アヤの秘部へとねじ込む。
「んふぁっ…!」
一度に三本の指を、最もデリケートな部分に挿入されて、アヤの口から明らかな悦びの声が漏れる。
「ほら、どう?一気に三本も指を入れられて」
ヴィレッタはなぶるように、アヤの内部で指をぐねぐねと動かし、かき回した。
「あぁっ…き、気持ち良いです…!」
「そうよねぇ…もう奥までグチョグチョだものねぇ」
ヴィレッタの指が抽挿を繰り返す度に、アヤの秘部からは淫らな水音が響き渡る。

その水音が、アヤの性感を更に高めたのか、彼女の体がビクビクッ!と震えた。
「あ、ひゃううっ!」
秘部がキュウウッとヴィレッタの指を締め付け、アヤは糸の切れた操り人形のように、その場にへたり込んだ。

「アラアラ、イッてしまったの?」
部下の愛液でヌラヌラとテカる指を眺めながら、ヴィレッタは冷たい声で呟く。
「私の許可もなく、勝手に果てるなんて…本当に悪い子ねぇ」
「も、申し訳…ありません…」
アヤの返答は、しかしどこか上の空だった。
表情もどこか虚ろで、目の焦点が合ってない。
まるで人形のようだ。
「今から罰を与えるわ。机に手をついて、そのいやらしいお尻をこちらに向けなさい」
ヴィレッタの命令に従い、アヤはノロノロと立ち上がり、命じられた姿勢を取る。
その間にヴィレッタは、デスクの引き出しからペニスバンドを取り出し、装着した。
「アヤ。あなたの好きな物はなぁに?」
差し出された白桃のような尻を撫で回し、ヴィレッタは問い掛ける。
「ああ…お…おチンポ…です…」
デスクに顔を伏せたまま、アヤは答えた。
「そう。どんなおチンポが好きなの?」
「それは…固くて…太くて…私のおマンコをメチャメチャにかき回してくれる…とってもたくましいおチンポ様です…!」
普段の自分が聞けばそれだけで卒倒しそうな、あまりにもはしたない返答を、アヤは声を大にして言う。
「よく言えたわね…そのおチンポ様を今ぶち込んであげるわ」
ヴィレッタはアヤの尻を、痕が付くほど強く掴み、人工の男性を深々と突き立てた。
「はぁぁぁっ…!」
それだけでアヤは背を仰け反らせて、身を震わせる。
挿入だけで、軽く達してしまったようだ。
部下の痴態を満足げに見下ろしながら、ヴィレッタは腰を使い始めた。
「んっ…くっ…ふぅん…んはぁっ…!」
ヴィレッタの力強い動きに合わせて、アヤの口からも悩ましげな声が漏れる。

「どう?私のおチンポはお気に召したかしら?」
アヤの背に被さり、ヴィレッタは耳元でささやく。
「はいぃ…隊長のおチンポ様…凄く…素敵ですぅ…!」
「そう…固くて太ければ、何でも良いのね…この淫乱!」
身を起こしたヴィレッタは、腰使いを速めながら、アヤの尻を平手打ちする。
「はうっ!も、申し訳ありません!」
「謝って済む問題じゃないでしょう!?そうやって!今まで!何本の!おチンポに!忠誠を!誓ったの!?」
狂ったように激しく、ヴィレッタはアヤの尻を叩く。
抉るような腰使いで責め立てる事も、忘れてはいない。
その表情は、彼女のクールなイメージをかき消すのに充分過ぎるほど、サディスティックな色に染まっていた。
一方で、虐げられる悦びに支配されたアヤは、自ら腰を振って、より多くの快楽を求めた。
「んああんっ!わ、私は!私は隊長の物です!ヴィレッタ隊長専用の!淫乱マゾ奴隷なんです!もっと!もっとこの浅ましい雌豚をいたぶって!心も体もメチャメチャに壊して、隊長にお仕えするだけの奉仕奴隷に作り変えてぇぇぇぇぇーっ!」
よだれをダラダラ垂れ流す口から、理性の一かけらも感じさせないケダモノの叫びがほとばしる。
「イヤだと言っても壊してあげるわよ…あなたのような…固くて太ければ、作り物のおチンポにすら忠誠を誓うような、そんなチンポ狂いは壊れれば良いのよ!」
ヴィレッタはアヤの両腕を掴んで引き寄せ、その背中を弓なりに仰け反らせる。
「んほおおおっ!」
より深く膣内を抉る人工物に、アヤは悦びの声を上げる。

「さぁ、壊れなさい!理性も何もかもなくして、おチンポが付いてれば犬にすら仕えるような、浅ましいチンポ女になりなさい!」
腰の動きは狂気じみた激しさになり、アヤを責め立てる。
「なります!チンポ女になります!アヤは!アヤはどんなおチンポ様にも忠誠を誓う淫乱チンポ女ですぅぅぅぅぅっ!」
白痴のような表情で、アヤは淫ら極まりない誓いを立てる。
「さぁ、トドメよ…私のペニスバンドで、イきなさい!」
ヴィレッタが、今までで一番深く、力強い一突きをくらわせる。
「〜〜〜〜〜!」
アヤの口から、声にならない悲鳴が上がり、そのままグッタリと、デスクの上に上体を突っ伏した。
「ふふ…とても素敵だったわ、アヤ…」
ハァハァと肩で息をするアヤの背中を、ヴィレッタは愛おしげに見下ろす。
「イングラムはもういないけど、これからは私があなたを愛してあげる…」
指先で、クセのある緑の黒髪を撫でながら、ささやく。

「――私のやり方で、ね」

そしてヴィレッタは、朦朧としているアヤの唇に、ゆっくりと自分の唇を重ねたのだった。

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