奥深くまで辿りついたバイヴが一旦そこで留まる。
ひゅーひゅーと、風切り音のような呼吸しか出来ない。
「もっと奥まで入れて欲しい?」
がんじがらめに荒縄で縛り上げられ、秘部もあらわなアイビスに、バイヴ片手のツグミが聞いてくる。
確かな怯えを灯した、微かな震えを隠せないままにアイビスは必死に首を横に振る。
「そう。じゃあ、子宮の入り口を突いてあげるね」
「や、やぁ! やだぁ!! いやぁッ!!」
瞬きするたび、小さな雫が零れて落ちる。
まるで仔犬でも観るような優しい眼差しでツグミはゆっくりとバイヴをアイビスの中へ中へと捻り込む。とろとろと蜜を垂れ流すその膣に、大きな摩擦も作られずにすんなり進んだ。
速度無く、焦らすような動作のツグミに、口でイヤイヤというがその実、感じているアイビスはしかし達する事が決してできない。肉壁がバイヴについているイボイボにつつかれ、擦りあげられるたびに背筋にぞくぞくと快感が上り詰めてくる。

小ぶりだが、白くて可愛らしいお尻を淫水が伝っていった。
ぬらぬらとそれが光ってまたいやらしい。


              グリ


「ひィぎッ!」
びくりと大きくアイビスが仰け反った。
それにあわせてツグミもバイヴを持ち上げる。
「ほぅら。アイビスの赤ちゃんが出来るトコロよ」
「やめて、やめ、やめてぇ……お、おね、お願い…や、やめ…」

入り口に密着した、人の温もりない男根にアイビス涙を流すだけで大きな抵抗がない。せいぜい「やめて」と連呼するだけ。
「やめて欲しい?」
まるで表情を変えず、小首をかしげてツグミがアイビスの耳元に囁きかける。その時にかかる吐息に、アイビスの全身が奮えた。
さっきとは真逆に、必死に首を縦に振るアイビス。
上気した頬は開放されるかもしれない未来に、嬉しさが垣間見える。


「じゃ、続けるね」
「や、うっぐぁあ!? いぎぁッ!!」
そして打ち砕かれた。
渾身の力を込められたバイヴが強く子宮の入り口を押し上げられて、アイビスはもはや人間らしい悲鳴も上げられない。貫かれた拍子に潮を吹いて、ぴくぴくと痙攣じみた動きを見せる。
皿の様に見開くアイビスの目はもう焦点があっていない。


        ちろ……ちろちろちろ……


そしてバイヴを渡って、ツグミの手に生暖かい液体がたどり着く。
香ばしい匂いを伴い湯気が立ち昇ってきた。
「あらあら、アイビスったらおもらししちゃって」
くすり、と暖かく微笑みツグミは手の甲を濡らすアイビスの小水を舐めすくう。
舌を突き出し、荒い息のまま虚空を見つめるアイビスの鼓膜に、ツグミの言葉はもはや届いていなかった。
子宮を叩かれるたびに涎と涙を撒き散らすアイビスは、ここではない何処かを見詰めながら言葉にならない言葉を発するだけ。
「ぁはぅが……あぉお…や、め…ツギ…ひぃ…」




「という風な計画を立ててるので、スレイ、協力してくれないかしら? まずマザーバンガードの廊下にフィリオの 〜スーパーロボット大戦〜 で 〜スーパーロボット大戦〜 な写真を配置し、その写真を手に取ると廊下に充満し始める催眠ガスのトラップを……」
「に、兄様の 〜スーパロボット大戦〜 で 〜スーパーロボット大戦〜 な写真だと?!」
「しかる後に可及的速やかに拉致したアイビスを私の手作りなこの荒縄によって、自由を奪い取り、私がツテを回り回って手に入れたこの 〜スーパーロボット大戦〜 をアイビスの 〜スーパーロボット大戦〜 にたっぷりじっくりねっぷり塗りたくってヒーヒー言わせて……」

今日も宇宙の星々は綺麗に輝いていました。

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