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srweroparo 2011年12月28日(水) 04:01:47履歴
アヤが目を覚ますと、視界いっぱいに、天井が映っていた。
頭がボゥッとして、自分が今どうなっているのか、わからない。
まず、自分はベッドに寝かされているようだ。
そして、どうも裸になっているらしい。
――裸?
(な、何で私、裸になんて…!)
一気に頭が冴えてきて、アヤはガバッと起き上がろうとした。
が、両手を手枷で拘束され、その手枷から伸びる鎖がベッドに巻き付けられており、起き上がれない。
(な、何?何よこれ!どうして私…!)
混乱する気持ちを抑えて、記憶を遡る。
確か、ヴィレッタのデスクワークを手伝った後、彼女の部屋へ誘われて、そこで二人きりで酒を飲み始めた。
それほど強い酒でもなかった筈なのに、2〜3杯で急に眠気を覚えて…。
そういえばヴィレッタは、自分のグラスにだけ氷を入れてくれた。
まさか、その氷に即効性の睡眠薬か何かを仕込んでいたのだろうか?
しかし、何故彼女がそんな事を…。
アヤは、頭だけを起こし、可能な限り周囲を見渡す。
やはりここはヴィレッタの部屋のようだ。
そして、狙ったようなタイミングで、浴室からヴィレッタが姿を現した。
ヴィレッタは一糸まとわぬ姿を、恥ずかしがる風もなく晒している。
「目が覚めたようね」
アヤの方を向くと、気軽な足取りで歩み寄る。
「隊長、これはいったい、どういう事なんですか…!?」
アヤは上官の裸体に、頬を赤く染めながら尋ねる。
「どうって…そうねぇ、ちょっとしたカウンセリングってところかしら」
「ふ、ふざけないでください!早く、これを外し…んうっ!?」
アヤの言葉は、思わぬ手段で封じられた。
彼女の唇に、ヴィレッタが自分の唇を重ねてきたのだ。
たっぷり十秒近く唇を押し付けられた後、舌が怪しく蠢きながら、口の中に侵入してくる。
(なに?なに?どうして隊長がキスしてるの?)
悪夢じみた出来事の連続に、アヤは完全にパニックになっていた。
そんなアヤをなぶるように、ヴィレッタは舌を使って彼女の口の中を蹂躙する。
(いやぁ…こんな…女同士で…キス…なんて…)
ギュッと目を閉じて、アヤは早くこの異常としか言いようのない状況が終わってほしいと願った。
――その願いは、それから数秒と経たない内に、叶った。
ヴィレッタは唾液の糸を引きながら、唇を離し、手で拭う。
「言ったでしょう?カウンセリングだって。あなた、かなり欲求不満が溜まってるみたいだから、それを解消してあげようと思ってね」
「そ、そんな!私は欲求不満なんて…ひぃっ!」
ヴィレッタが枕元の棚から取り出した物を見て、アヤは息を呑んだ。
顔中がカァーッと赤くなる。
ヴィレッタが見せたのは、アヤ自身の写真だった。
背景から察するに、ブリーフィングルームであろう。
そこの机の上に座り、大きく股を広げ、下着の中に指を這わして快楽を貪るアヤの痴態が、その写真に写されていた。
手袋が汚れるのと、声が漏れるのを恐れてか、自らを慰める手には手袋がはめられてはおらず、外した手袋を口にくわえている。
もう一方の手は、軍服の上から乳房を揉んでいた。
「誰もいないブリーフィングルームで、こんな事をしちゃうなんて、ねぇ」
「か、隠し撮りなんて、最低です!しかもそれを使って、私を脅迫するつもりなんですか!?」
「――最低?」
ヴィレッタの瞳に、暗く冷たい光が宿る。
「所構わずオナるような変態女にだけは、言われたくないわね」
「うぅ…」
痛烈な罵倒に、アヤはつい目を逸らした。
――最初は、ただの出来心だった。
チームリーダーとしての職務に追われ、ロクに恋人も作れない。
別に恋人を作るために軍にいる訳ではないが、それでも戦いを通して愛を育みあう仲間たちを見ていると、羨ましいと思ってしまう。
しかしチームメイトのリュウセイとライは、自分にとっては弟のような者で、そういう対象として見る事がどうしても出来ず…。
いつ頃からか、体のうずきを鎮めるのに、場所を選ばなくなっていた。
「部下の悩みを解決してあげるのが、隊長の務めだものね…」
ヴィレッタの両手が、アヤの脇腹を優しくさする。
「タップリと可愛がってあげるわ、アヤ」
ヴィレッタの眼は、狩る者の眼になっていた。
拘束具の鎖が、カチャカチャと音を立てる。
「ん…くぅ…んあ…はあぁ…あうぅんっ…」
どんなにこらえようとしても、アヤの口からは切ない声がこぼれてしまう。
股を大きく開かれ、毎日指で慰めていた場所を、ヴィレッタの舌になぶられる。
入り口をなぞり、中をかき回し、クリトリスをくすぐる。
余りにも巧みな舌使いに、不本意ながらも、アヤの秘部は蜜を溢れさせていた。
――ジュルルルルッ!
はしたない音を立てて、ヴィレッタはその溢れる蜜を吸う。
「んはぁぁぁっ!」
とうとうアヤは、背を仰け反らせて、明確な快楽の声を上げた。
「んふふ…もう大洪水ね…毎日のオナニーでも、満足出来なかったのかしら?」
手で口元を拭いながら、ヴィレッタは微笑む。
「それとも、もっと別の物が欲しくて、よだれを垂らしていたの?ん?」
アヤの上に覆い被さり、耳たぶを舐めながら、濡れそぼった秘部を指でくすぐる。
「別の…物って…?」
「決まってるでしょう?アヤの大好きな、お・チ・ン・ポ」
「なっ…!」
アヤは、カァーッと顔が熱くなるのを感じた。
「そ、そんな事…んおおっ!」
ヌププッ…とヴィレッタの指が、アヤの中に入り込んだ。
人差し指と中指が、二本同時に。
二本の指は、根元まで侵入すると、内壁をえぐるようにグネグネとうごめき、アヤを責め立てた。
「あっ!はうっ!うぅんっ!んほおおおっ!」
指の動きの一つ一つに、アヤは激しい反応を見せる。
ピチャピチャと淫らな水音が部屋に響き渡る。
ヴィレッタの指が、激しい勢いで抽挿を繰り返していた。
「んっ!んあんっ!はぁうっ!だ、だめぇっ…!」
――途端に、抽挿が止まった。
「あっ…」
知らず、アヤの口から不満の声が漏れる。
「どうしたの?ダメなんでしょう?」
意地悪く言いながら、ヴィレッタは指をゆっくりと引き抜き、ベットリと絡みつく淫汁を舐め取った。
「私も、あなたの欲求不満を解消したいだけで、嫌がる事はしたくないしね」
「あ…ああ…」
アヤはもどかしげに、腰をくねらせていた。
後少しで絶頂に達するという段階での突然のお預けに、体が不満を訴えていた。
「あなたが嫌だと言うのなら、もうこれでおしまいにするわ。そのまま、朝までゆっくり休みなさい」
「あぁ…そんな…」
「なぁに?イキたいの?」
――コクン。
アヤはヴィレッタのはしたない質問に、幼い仕草でうなずいた。
それを見たヴィレッタの眼が細くなり、唇の端がキュッと上がる。
獲物が罠にかかったのを確かめた、ハンターの笑みだった。
「素直で良い子ね…それじゃあ…」
ヴィレッタはアヤの耳元で、ボソボソとつぶやく。
「…って言いなさい。望み通りにしてあげる」
「〜〜〜〜!」
アヤは耳打ちされた途端に目を見開き、そして相手の真意に気付いて、キッとヴィレッタを睨み付けた。
昨日まで、仲間として信頼していた相手。
冷静で颯爽とした物腰に、同じ女性として敬意すら抱いていた相手。
そんなヴィレッタに、アヤは明らかな憎悪と嫌悪の眼差しを向けていた。
「良い顔ね…とても可愛いわよ、アヤ…」
しかしヴィレッタは、クスクス笑いながら、アヤの前髪を撫でる。
「だけど酷いわねぇ。ちゃんとお願いするか、朝まで放置プレイか…二つに一つ。あなたにそれを選ばせてあげるのよ?」
「な、何が『選ばせてあげる』よ!白々しい!」
アヤは頭を振って、ヴィレッタの指を払いのける。
「さ、最低よ、あなた!見損なったわ!」
そう、これは選択などではない。
朝まで放置されるなど、今のアヤには耐えられる筈がない。
それをわかった上で、卑猥な言葉を言わせるつもりなのだ。
アヤ自身の口から、淫らな要求を言わせて、体だけでなく心まで陵辱するつもりなのだ。
しかしヴィレッタは、全く動じなかった。
「よく言うわねぇ…ブリーフィングルームでオナり狂うマンずり女のくせに」
「くうぅっ…!」
いったいどこから、こうも簡単に卑猥な言葉が出るのだろうか。
呆れながらも、自分はそう言われても仕方のない事をやってしまったのだと思い知らされ、アヤは唇を噛む。
「もし誰かに見られてたら、どうするつもりだったの?脅迫されて、ロクに知らない男たちに呼び出されて、毎日毎日犯されるのよ?好きでもない男たちのおチンポをしゃぶらされて、この柔らかなおっぱいや…」
言いながらヴィレッタは、形の整った乳房をギュッと掴む。
「プリプリしたエッチなお尻…」
次いで両手で、アヤの尻肉を揉みしだく。
「ムチムチの太ももにいたるまで…」
そしてサワサワと、指先て太ももを撫で回した。
「体中のありとあらゆる場所に、臭いザーメンを浴びせられるのよ?あなた、耐えられる?毎日毎日、何人もの男たちのザーメンを飲まされるのよ?
一生臭いが落ちないくらいタップリとザーメンをぶっかけられて、男たちの性処理のためだけに生きるザーメン便器にされてしまうのよ?」
ヴィレッタの言葉に誘われるかのように、アヤは夢想する。
複数の男たちに囲まれて、手も口も男根に支配され、前後の穴を貫かれてよがり狂う、浅ましい雌豚と化した己れの痴態を。
「い、いや…!」
「彼等は場所も時間もお構いなし。
欲しくなれば例え廊下の真ん中でも、あなたをひざまずかせて、その可愛いお口で奉仕させるでしょうね。
夜中にあなたの部屋に忍び込み、ベッドの上に拘束して、アナルやおマンコをズボズボ犯して射精するわ。この綺麗なお顔におチンポこすりつけて、臭いを染み込ませて…」
「や、やめて!」
「そしてあなたは、全身に染み付いたザーメンとおチンポの臭いを嗅いでアクメしっぱなしの、ザーメン女となるの。
例え人前でも、求められればいつでもどこでもパンツを脱いで、ザーメン臭いお尻を男たちに差し出す、淫乱チンポ女に調教されてしまうのよ?」
「いや!いやああああっ!」
聞きたくない。
しかし耳を塞ごうにも、両手は拘束されたまま。
アヤはヴィレッタの言葉をかき消そうと、大声で泣き喚く。
そんな彼女に、ヴィレッタは優しくささやいた。
「大丈夫よ、アヤ…あなたが私の物になれば、私が守ってあげるわ」
「ま、守って…くれる…?」
泣きじゃくりながら、アヤはその言葉に惹きつけられる。
「ええ、誰にも言わないし、オナニーより気持ち良い事をたくさん教えてあげる。だから、ね…?」
「…はい」
アヤは短く答えると、足を大きく開いた。
「わ、私のグチョグチョに濡れたスケベマンコに…固くて…ぶっとい…お、おチンポ様を…ぶ、ぶち込んでください!」
――堕ちたわね。
はしたないおねだりを口にするアヤの姿に、ヴィレッタは満足そうに笑った。
「んっ!んああっ!あふぅん!んおおおおっ!」
手枷を外されたアヤは、枕に顔をうずめて、尻を高く差し出して、よがり狂っていた。
その白桃のような尻を掴んで、ヴィレッタは腰を打ちつける。
ペニスバンドを装着した腰は、一撃一撃が力強く、アヤの女の部分を責め立てた。
「ふふ…ディルドーをキュウキュウ締め付けてるのがわかるわ…今までに何十本のおチンポをくわえ込んできたのかしら?このグチョ濡れエロマンコは」
お尻にペチペチと軽いスパンキングを加えながら、ヴィレッタは言葉でもアヤをなぶる。
「そ、そんな…私、そんなには…!」
「そうよねぇ。アヤを満足させるような固くて太い勃起チンポなんて、なかなか出会えないでしょうしねぇ?」
ヴィレッタは笑いながらアヤの上体を引き起こし、繋がったまま、乳房を荒々しく揉みしだく。
「でも安心なさい?これからは私が、毎日おチンポしてあげるわ」
「ま…毎日…?ああ…嬉しい…して!おチンポして!隊長のおチンポ様、毎日ハメまくってぇぇぇっ!んほおおおおおっ!」
ケダモノの声を上げながら、アヤは知らず自ら腰を振り始める。
「ふふ…こんなに浅ましく腰を振って…」
快楽を貪るように上下するアヤの尻を、ヴィレッタは愛おしげに撫で回す。
「私のおチンポを気に入ってくれたみたいで、安心したわ」
言いながら、アヤの裸体をベッドに寝かせ、繋がったまま仰向けに転がす。
そして、彼女の両足を抱え込んだ。
「さぁ、アヤ。私がちゃんと見届けてあげるから、存分によがり狂いなさい。そして私の前で、チンポ狂いにふさわしい豚アクメ面をさらけ出すのよ?」
言うなりヴィレッタは、アヤの内部をえぐるように、腰を使い始めた。
「んはぁぁぁぁんっ!こ、こすれてるぅぅぅっ!」
背を仰け反らせ、豊かな乳房を揺らしながら、アヤはヴィレッタが与えてくれる快楽を貪り、悶える。
その様を、ヴィレッタの冷たい視線にさらしていると思うと、尚更体中が熱く火照り出す。
ヴィレッタの腰使いは激しさを増し、しかしとても性交の最中とは思えないほど、その表情は冷静だった。
「んおうっ!あううんっ!んはぁぁあっ!」
「あらあら、そろそろフィニッシュが近いみたいね…」
ヴィレッタはアヤの上に覆い被さり、彼女の瞳を見つめる。
「さぁ、イキなさい。造り物のおチンポでイって、私だけのチンポ穴奴隷に生まれ変わるのよ」
「は、はい…隊長だけの…隊長専用のおチンポ奴隷になります…だから毎日おチンポして!
私のエロマンコをぶっといおチンポでかき回して!子宮の奥までガンガン突き上げて!
おチンポ欲しくて24時間濡れっぱなしの変態マンコを隊長専用のエロエロチンポ穴に作り替えてぇぇぇぇぇーーーっ!」
「よく言えたわね、アヤ…ご褒美よ」
ヴィレッタは満足げに笑うと、ラストスパートをかける。
情け容赦のない、冷徹さすら感じさせる腰使いで、アヤを壊していく。
「んひっ!おおおうっ!んほおおおおおおっ!」
アヤの顔は、性の悦びに緩みきっていた。
恥じらいなど完全に捨てきった、雌豚の顔になっていた。
「さぁ、イキなさい!私の前で、はしたないアクメ面をさらけ出すのよ!」
「ほぉぉぉうっ!い、イく!イくイくイくぅぅぅぅぅっ!」
ヴィレッタのトドメの一撃を受けて、アヤは理性の一かけらも感じさせない、白痴のような顔で、達したのだった。
ベッドの上で、二人の美女は裸のまま抱き合っていた。
ヴィレッタの胸に頭を預けて、アヤは幼い少女のようにスヤスヤと眠っている。
あれから、更に三回も絶頂を迎え、ケダモノのように喘いでいたとは思えない、安らかな寝顔だった。
そんなアヤの、クセのある緑の黒髪を、ヴィレッタは優しく、愛おしげに撫でていた。
「とても可愛かったわよ、アヤ…」
あどけない寝顔をさらす奴隷の耳元で、ヴィレッタはささやく。
「明日から、いろんな事を教えてあげる…楽しみだわ…私以外の誰と寝ても、満足出来ないようにしてあげる…私に抱かれる事だけを至上の悦びとする…そんな女に作り替えてあげるわ…」
そのささやきに答えるように、アヤの口元に微笑みが浮かぶ。
「ふふ、あなたも楽しみみたいね。おやすみなさい、私の可愛い奴隷…」
ヴィレッタはアヤの額に口づけをすると、満足げに目を閉じて、眠りについたのだった。
頭がボゥッとして、自分が今どうなっているのか、わからない。
まず、自分はベッドに寝かされているようだ。
そして、どうも裸になっているらしい。
――裸?
(な、何で私、裸になんて…!)
一気に頭が冴えてきて、アヤはガバッと起き上がろうとした。
が、両手を手枷で拘束され、その手枷から伸びる鎖がベッドに巻き付けられており、起き上がれない。
(な、何?何よこれ!どうして私…!)
混乱する気持ちを抑えて、記憶を遡る。
確か、ヴィレッタのデスクワークを手伝った後、彼女の部屋へ誘われて、そこで二人きりで酒を飲み始めた。
それほど強い酒でもなかった筈なのに、2〜3杯で急に眠気を覚えて…。
そういえばヴィレッタは、自分のグラスにだけ氷を入れてくれた。
まさか、その氷に即効性の睡眠薬か何かを仕込んでいたのだろうか?
しかし、何故彼女がそんな事を…。
アヤは、頭だけを起こし、可能な限り周囲を見渡す。
やはりここはヴィレッタの部屋のようだ。
そして、狙ったようなタイミングで、浴室からヴィレッタが姿を現した。
ヴィレッタは一糸まとわぬ姿を、恥ずかしがる風もなく晒している。
「目が覚めたようね」
アヤの方を向くと、気軽な足取りで歩み寄る。
「隊長、これはいったい、どういう事なんですか…!?」
アヤは上官の裸体に、頬を赤く染めながら尋ねる。
「どうって…そうねぇ、ちょっとしたカウンセリングってところかしら」
「ふ、ふざけないでください!早く、これを外し…んうっ!?」
アヤの言葉は、思わぬ手段で封じられた。
彼女の唇に、ヴィレッタが自分の唇を重ねてきたのだ。
たっぷり十秒近く唇を押し付けられた後、舌が怪しく蠢きながら、口の中に侵入してくる。
(なに?なに?どうして隊長がキスしてるの?)
悪夢じみた出来事の連続に、アヤは完全にパニックになっていた。
そんなアヤをなぶるように、ヴィレッタは舌を使って彼女の口の中を蹂躙する。
(いやぁ…こんな…女同士で…キス…なんて…)
ギュッと目を閉じて、アヤは早くこの異常としか言いようのない状況が終わってほしいと願った。
――その願いは、それから数秒と経たない内に、叶った。
ヴィレッタは唾液の糸を引きながら、唇を離し、手で拭う。
「言ったでしょう?カウンセリングだって。あなた、かなり欲求不満が溜まってるみたいだから、それを解消してあげようと思ってね」
「そ、そんな!私は欲求不満なんて…ひぃっ!」
ヴィレッタが枕元の棚から取り出した物を見て、アヤは息を呑んだ。
顔中がカァーッと赤くなる。
ヴィレッタが見せたのは、アヤ自身の写真だった。
背景から察するに、ブリーフィングルームであろう。
そこの机の上に座り、大きく股を広げ、下着の中に指を這わして快楽を貪るアヤの痴態が、その写真に写されていた。
手袋が汚れるのと、声が漏れるのを恐れてか、自らを慰める手には手袋がはめられてはおらず、外した手袋を口にくわえている。
もう一方の手は、軍服の上から乳房を揉んでいた。
「誰もいないブリーフィングルームで、こんな事をしちゃうなんて、ねぇ」
「か、隠し撮りなんて、最低です!しかもそれを使って、私を脅迫するつもりなんですか!?」
「――最低?」
ヴィレッタの瞳に、暗く冷たい光が宿る。
「所構わずオナるような変態女にだけは、言われたくないわね」
「うぅ…」
痛烈な罵倒に、アヤはつい目を逸らした。
――最初は、ただの出来心だった。
チームリーダーとしての職務に追われ、ロクに恋人も作れない。
別に恋人を作るために軍にいる訳ではないが、それでも戦いを通して愛を育みあう仲間たちを見ていると、羨ましいと思ってしまう。
しかしチームメイトのリュウセイとライは、自分にとっては弟のような者で、そういう対象として見る事がどうしても出来ず…。
いつ頃からか、体のうずきを鎮めるのに、場所を選ばなくなっていた。
「部下の悩みを解決してあげるのが、隊長の務めだものね…」
ヴィレッタの両手が、アヤの脇腹を優しくさする。
「タップリと可愛がってあげるわ、アヤ」
ヴィレッタの眼は、狩る者の眼になっていた。
拘束具の鎖が、カチャカチャと音を立てる。
「ん…くぅ…んあ…はあぁ…あうぅんっ…」
どんなにこらえようとしても、アヤの口からは切ない声がこぼれてしまう。
股を大きく開かれ、毎日指で慰めていた場所を、ヴィレッタの舌になぶられる。
入り口をなぞり、中をかき回し、クリトリスをくすぐる。
余りにも巧みな舌使いに、不本意ながらも、アヤの秘部は蜜を溢れさせていた。
――ジュルルルルッ!
はしたない音を立てて、ヴィレッタはその溢れる蜜を吸う。
「んはぁぁぁっ!」
とうとうアヤは、背を仰け反らせて、明確な快楽の声を上げた。
「んふふ…もう大洪水ね…毎日のオナニーでも、満足出来なかったのかしら?」
手で口元を拭いながら、ヴィレッタは微笑む。
「それとも、もっと別の物が欲しくて、よだれを垂らしていたの?ん?」
アヤの上に覆い被さり、耳たぶを舐めながら、濡れそぼった秘部を指でくすぐる。
「別の…物って…?」
「決まってるでしょう?アヤの大好きな、お・チ・ン・ポ」
「なっ…!」
アヤは、カァーッと顔が熱くなるのを感じた。
「そ、そんな事…んおおっ!」
ヌププッ…とヴィレッタの指が、アヤの中に入り込んだ。
人差し指と中指が、二本同時に。
二本の指は、根元まで侵入すると、内壁をえぐるようにグネグネとうごめき、アヤを責め立てた。
「あっ!はうっ!うぅんっ!んほおおおっ!」
指の動きの一つ一つに、アヤは激しい反応を見せる。
ピチャピチャと淫らな水音が部屋に響き渡る。
ヴィレッタの指が、激しい勢いで抽挿を繰り返していた。
「んっ!んあんっ!はぁうっ!だ、だめぇっ…!」
――途端に、抽挿が止まった。
「あっ…」
知らず、アヤの口から不満の声が漏れる。
「どうしたの?ダメなんでしょう?」
意地悪く言いながら、ヴィレッタは指をゆっくりと引き抜き、ベットリと絡みつく淫汁を舐め取った。
「私も、あなたの欲求不満を解消したいだけで、嫌がる事はしたくないしね」
「あ…ああ…」
アヤはもどかしげに、腰をくねらせていた。
後少しで絶頂に達するという段階での突然のお預けに、体が不満を訴えていた。
「あなたが嫌だと言うのなら、もうこれでおしまいにするわ。そのまま、朝までゆっくり休みなさい」
「あぁ…そんな…」
「なぁに?イキたいの?」
――コクン。
アヤはヴィレッタのはしたない質問に、幼い仕草でうなずいた。
それを見たヴィレッタの眼が細くなり、唇の端がキュッと上がる。
獲物が罠にかかったのを確かめた、ハンターの笑みだった。
「素直で良い子ね…それじゃあ…」
ヴィレッタはアヤの耳元で、ボソボソとつぶやく。
「…って言いなさい。望み通りにしてあげる」
「〜〜〜〜!」
アヤは耳打ちされた途端に目を見開き、そして相手の真意に気付いて、キッとヴィレッタを睨み付けた。
昨日まで、仲間として信頼していた相手。
冷静で颯爽とした物腰に、同じ女性として敬意すら抱いていた相手。
そんなヴィレッタに、アヤは明らかな憎悪と嫌悪の眼差しを向けていた。
「良い顔ね…とても可愛いわよ、アヤ…」
しかしヴィレッタは、クスクス笑いながら、アヤの前髪を撫でる。
「だけど酷いわねぇ。ちゃんとお願いするか、朝まで放置プレイか…二つに一つ。あなたにそれを選ばせてあげるのよ?」
「な、何が『選ばせてあげる』よ!白々しい!」
アヤは頭を振って、ヴィレッタの指を払いのける。
「さ、最低よ、あなた!見損なったわ!」
そう、これは選択などではない。
朝まで放置されるなど、今のアヤには耐えられる筈がない。
それをわかった上で、卑猥な言葉を言わせるつもりなのだ。
アヤ自身の口から、淫らな要求を言わせて、体だけでなく心まで陵辱するつもりなのだ。
しかしヴィレッタは、全く動じなかった。
「よく言うわねぇ…ブリーフィングルームでオナり狂うマンずり女のくせに」
「くうぅっ…!」
いったいどこから、こうも簡単に卑猥な言葉が出るのだろうか。
呆れながらも、自分はそう言われても仕方のない事をやってしまったのだと思い知らされ、アヤは唇を噛む。
「もし誰かに見られてたら、どうするつもりだったの?脅迫されて、ロクに知らない男たちに呼び出されて、毎日毎日犯されるのよ?好きでもない男たちのおチンポをしゃぶらされて、この柔らかなおっぱいや…」
言いながらヴィレッタは、形の整った乳房をギュッと掴む。
「プリプリしたエッチなお尻…」
次いで両手で、アヤの尻肉を揉みしだく。
「ムチムチの太ももにいたるまで…」
そしてサワサワと、指先て太ももを撫で回した。
「体中のありとあらゆる場所に、臭いザーメンを浴びせられるのよ?あなた、耐えられる?毎日毎日、何人もの男たちのザーメンを飲まされるのよ?
一生臭いが落ちないくらいタップリとザーメンをぶっかけられて、男たちの性処理のためだけに生きるザーメン便器にされてしまうのよ?」
ヴィレッタの言葉に誘われるかのように、アヤは夢想する。
複数の男たちに囲まれて、手も口も男根に支配され、前後の穴を貫かれてよがり狂う、浅ましい雌豚と化した己れの痴態を。
「い、いや…!」
「彼等は場所も時間もお構いなし。
欲しくなれば例え廊下の真ん中でも、あなたをひざまずかせて、その可愛いお口で奉仕させるでしょうね。
夜中にあなたの部屋に忍び込み、ベッドの上に拘束して、アナルやおマンコをズボズボ犯して射精するわ。この綺麗なお顔におチンポこすりつけて、臭いを染み込ませて…」
「や、やめて!」
「そしてあなたは、全身に染み付いたザーメンとおチンポの臭いを嗅いでアクメしっぱなしの、ザーメン女となるの。
例え人前でも、求められればいつでもどこでもパンツを脱いで、ザーメン臭いお尻を男たちに差し出す、淫乱チンポ女に調教されてしまうのよ?」
「いや!いやああああっ!」
聞きたくない。
しかし耳を塞ごうにも、両手は拘束されたまま。
アヤはヴィレッタの言葉をかき消そうと、大声で泣き喚く。
そんな彼女に、ヴィレッタは優しくささやいた。
「大丈夫よ、アヤ…あなたが私の物になれば、私が守ってあげるわ」
「ま、守って…くれる…?」
泣きじゃくりながら、アヤはその言葉に惹きつけられる。
「ええ、誰にも言わないし、オナニーより気持ち良い事をたくさん教えてあげる。だから、ね…?」
「…はい」
アヤは短く答えると、足を大きく開いた。
「わ、私のグチョグチョに濡れたスケベマンコに…固くて…ぶっとい…お、おチンポ様を…ぶ、ぶち込んでください!」
――堕ちたわね。
はしたないおねだりを口にするアヤの姿に、ヴィレッタは満足そうに笑った。
「んっ!んああっ!あふぅん!んおおおおっ!」
手枷を外されたアヤは、枕に顔をうずめて、尻を高く差し出して、よがり狂っていた。
その白桃のような尻を掴んで、ヴィレッタは腰を打ちつける。
ペニスバンドを装着した腰は、一撃一撃が力強く、アヤの女の部分を責め立てた。
「ふふ…ディルドーをキュウキュウ締め付けてるのがわかるわ…今までに何十本のおチンポをくわえ込んできたのかしら?このグチョ濡れエロマンコは」
お尻にペチペチと軽いスパンキングを加えながら、ヴィレッタは言葉でもアヤをなぶる。
「そ、そんな…私、そんなには…!」
「そうよねぇ。アヤを満足させるような固くて太い勃起チンポなんて、なかなか出会えないでしょうしねぇ?」
ヴィレッタは笑いながらアヤの上体を引き起こし、繋がったまま、乳房を荒々しく揉みしだく。
「でも安心なさい?これからは私が、毎日おチンポしてあげるわ」
「ま…毎日…?ああ…嬉しい…して!おチンポして!隊長のおチンポ様、毎日ハメまくってぇぇぇっ!んほおおおおおっ!」
ケダモノの声を上げながら、アヤは知らず自ら腰を振り始める。
「ふふ…こんなに浅ましく腰を振って…」
快楽を貪るように上下するアヤの尻を、ヴィレッタは愛おしげに撫で回す。
「私のおチンポを気に入ってくれたみたいで、安心したわ」
言いながら、アヤの裸体をベッドに寝かせ、繋がったまま仰向けに転がす。
そして、彼女の両足を抱え込んだ。
「さぁ、アヤ。私がちゃんと見届けてあげるから、存分によがり狂いなさい。そして私の前で、チンポ狂いにふさわしい豚アクメ面をさらけ出すのよ?」
言うなりヴィレッタは、アヤの内部をえぐるように、腰を使い始めた。
「んはぁぁぁぁんっ!こ、こすれてるぅぅぅっ!」
背を仰け反らせ、豊かな乳房を揺らしながら、アヤはヴィレッタが与えてくれる快楽を貪り、悶える。
その様を、ヴィレッタの冷たい視線にさらしていると思うと、尚更体中が熱く火照り出す。
ヴィレッタの腰使いは激しさを増し、しかしとても性交の最中とは思えないほど、その表情は冷静だった。
「んおうっ!あううんっ!んはぁぁあっ!」
「あらあら、そろそろフィニッシュが近いみたいね…」
ヴィレッタはアヤの上に覆い被さり、彼女の瞳を見つめる。
「さぁ、イキなさい。造り物のおチンポでイって、私だけのチンポ穴奴隷に生まれ変わるのよ」
「は、はい…隊長だけの…隊長専用のおチンポ奴隷になります…だから毎日おチンポして!
私のエロマンコをぶっといおチンポでかき回して!子宮の奥までガンガン突き上げて!
おチンポ欲しくて24時間濡れっぱなしの変態マンコを隊長専用のエロエロチンポ穴に作り替えてぇぇぇぇぇーーーっ!」
「よく言えたわね、アヤ…ご褒美よ」
ヴィレッタは満足げに笑うと、ラストスパートをかける。
情け容赦のない、冷徹さすら感じさせる腰使いで、アヤを壊していく。
「んひっ!おおおうっ!んほおおおおおおっ!」
アヤの顔は、性の悦びに緩みきっていた。
恥じらいなど完全に捨てきった、雌豚の顔になっていた。
「さぁ、イキなさい!私の前で、はしたないアクメ面をさらけ出すのよ!」
「ほぉぉぉうっ!い、イく!イくイくイくぅぅぅぅぅっ!」
ヴィレッタのトドメの一撃を受けて、アヤは理性の一かけらも感じさせない、白痴のような顔で、達したのだった。
ベッドの上で、二人の美女は裸のまま抱き合っていた。
ヴィレッタの胸に頭を預けて、アヤは幼い少女のようにスヤスヤと眠っている。
あれから、更に三回も絶頂を迎え、ケダモノのように喘いでいたとは思えない、安らかな寝顔だった。
そんなアヤの、クセのある緑の黒髪を、ヴィレッタは優しく、愛おしげに撫でていた。
「とても可愛かったわよ、アヤ…」
あどけない寝顔をさらす奴隷の耳元で、ヴィレッタはささやく。
「明日から、いろんな事を教えてあげる…楽しみだわ…私以外の誰と寝ても、満足出来ないようにしてあげる…私に抱かれる事だけを至上の悦びとする…そんな女に作り替えてあげるわ…」
そのささやきに答えるように、アヤの口元に微笑みが浮かぶ。
「ふふ、あなたも楽しみみたいね。おやすみなさい、私の可愛い奴隷…」
ヴィレッタはアヤの額に口づけをすると、満足げに目を閉じて、眠りについたのだった。
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