「くっ・・・ミナキ・・・出るっ・・・!!」
「ああっ!!出して!トウマ・・・・あぁぁぁっ!!!」

二人が肉体関係を持ってからというもの、二日に一回はこんな調子だ。
実際、双方とも少し今の状態に飽きてきたとこだった。
なんせ、つい最近まで童貞と処女だったのだから。
それなりに知識は増えてきたものの、ただするだけ。といった感じだった。
しかし、この日は少しだけ違っていた・・・


「クォヴレー、私といっしょに『でーと』しませんか?」
これがそもそもの始まりであった。
「・・・??アルマナ、『でーと』とはなんだ?新しい暗号か?」
「え〜っと・・・手をつないであるいたり、一緒にご飯を食べたり・・・・まぁそのようなことをするってルリアが言ってました」
「そうか、しかし食事はもう済ませてしまった。だから手をつなぐだけになるが、いいか?」
「は、はい!よろしくお願いします!!」
こうして、クォヴレーとアルマナの初デートが始まったのであった。
そして、二人の後方から距離を置いてついてくる女性が一人。
ルリアである。
「(姫様・・・このルリア、姫様の初デートを最後まで見届ける所存でございます・・・!)」

数分後・・・
艦内を散歩中の二人は、ある部屋の前で立ち止まった。
「?クォヴレー、どうかしたのですか?」
「シッ・・・・なにか聞こえる・・・・」

「(・・・ぐあっ・・・俺はもう・・・だ、駄目だぁっ・・・!)」

「こ、これは!トウマさんの声?」
「いかん!!敵の侵入を許したか?!」

壮絶な勘違いである。
無論、性知識など殆どない二人がその声の原因に気づくはずもなく・・・・・

バアァァァァン!!(←ドアを蹴破る音)
「動くな!!おとなしくし・・・・ろ??」

そこにいたのは、一糸まとわぬ姿で繋がっている、トウマとミナキの姿であった。

「う、うわああぁぁぁぁ!!!」
「キャーーーーーーーッ!!」
「・・・・・・・・・・・・」
「ふ、不潔ですわ!!二人とも!!」
いろんな叫び声があがる。
「トウマさん・・・ミナキさん・・・・あなたたちは・・・」
「ち、違う!誤解だアルマナ!!」
「そ、そうよ!わたしたちは・・・その・・・・」
「何ですか?」
「あれだよ・・・ほら・・・そう!プロレスごっこだよ!!」
人間、追い込まれると何を言うかわからないものである。
当然こんな言い訳で言い逃れができるわけもなく・・・・・
「??『ぷろれす』・・・って、何ですか?」
そうでもなかった、この二人は性知識無しだ。

「ちょーーーっと待ったあぁぁ!!!」
「「「「誰!?」」」」
そこに現れたのは、二人を追跡(ストーカー)中のルリアであった。
「姫様!いけません!!このお二方は・・・・」
「ルリア!!」
「は、はい。なんでございましょう?」
「私も『ぷろれす』がしたいです!!」

・・・・そうですね、あのときの姫様のセリフは今でも覚えています。
ええもう、アンタ何を言い出すのかといった感じの・・・・
   〜ゼ・バルマリィ帝国の真実〜著者 ルリア・カイツ より抜粋

「ひ、姫様!何をおっしゃいますか?!おい、クォヴレー!お前もボサッとしてないで止め・・・・」
「俺もしたいぞ」
「そうそう、二人で・・・ってオイィィィ!!!何言ってるの?!ねぇ!」
「落ち着いて!ルリア!!」
「そうだ落ち着け」
落ち着けというほうが無理である。
「俺が見るからに、この『ぷろれす』という遊びは相当ハードだ。二人の呼吸を見ろ」
そりゃあ、真っ最中であったから、呼吸が荒いのは当然である。
「よって、だ。『ぷろれす』は新しい訓練の名称とみた!」
「すばらしいわ!クォヴレー!!ではさっそく私たちも!」
「うむ、では服を脱ごう、着ていては訓練にならなそうだ」

もはやなんというか、どうにでもなれって感じでしたね。
私もあの時は日ごろ抑えていた欲求が外れましたよ。
〜ゼ・バルマリィ帝国の真実〜著者 ルリア・カイツ より抜粋

「な、ならば私も・・・参加しますっ!!」
ルリアまで服を脱ぎ始めた。

「え〜っとですね・・・・・」
沈黙を破ったのはトウマだった。
「俺たち・・・さっきから繋がったまんまなんだけど、続きしていい?」
「ああ、どうぞお構いなく」
「参考にさせてもらおう」
「好きにするがいい」
「・・・・だってさ、ミナキ」
「そ、それじゃぁ・・・・」

数分後
トウマとミナキの行為を見ていた三人は、唖然としていた。
まさか、これほどのものとは思わなかったのだろう。
普段は雷鳳loveな彼女があれほど乱れるとは。

「ああっ!!イク!イクゥゥゥゥッ!!!」
ミナキの膣内に欲望を吐き出したトウマは、肩で息をしながら言った。
「・・・っ・・・まぁ・・・・こんなとこだな・・・・・はぁ・・・・」
「えっと・・・クォヴレー・・・します?」
「ああ、いいだろう」
「それじゃ・・・・失礼します」
アルマナは、すでに行為を見たせいで大きくなっているクォヴレーのそれを口にくわえる。
「んんっ・・・・ちゅぱ・・・じゅぶ・・・・ぷはぁっ」
初めてとは思えない舌使いでクォヴレーのものを刺激する。
「くっ・・・・アルマナ・・・」
「(クォヴレー・・・うれしいのかな・・・・もっとしてあげる・・・)」
アルマナは、16歳にしてはかなりの大きさの胸でクォヴレーのものを包み込む。
そして体全体をつかって刺激を加える。
「!!・・・・いかん、アルマナ・・・何かくる・・・っ!!!」
まだ汚れを知らない顔に、大量の精液がかけられる。
「ケホッ・・・・うぅ・・・・・苦いです・・・・」
「アルマナ・・・・こんどはこっちからいくぞ」

そう言うと、すでに濡れているアルマナの秘所に狙いを定め、一気に貫いた。
「いやあぁぁっ!!!痛い!!痛いぃぃ!!」
「我慢しろ、これは訓練だ」
「は、はい・・・・動いて、ください・・・・」
クォヴレーは激しく腰を打ち付ける。
二人の結合部から絶え間なく流れでる愛液が、ジュポジュポといやらしい音を立てていた。
「クォヴレー・・・わたし・・・・何か変ですぅ・・・・」
「・・・くっ・・・俺もだ・・・・」
「ああっ!!イっちゃいますぅ!!!イクゥゥゥゥ!!!」
「うおおおあぁぁっ!!!」
二人同時に絶頂へと果てた。
「ハァ・・・・ハァ・・・・・」
「む・・・アルマナ、向こうはかなりのペースだぞ」

一方ルリアとトウマは
「トウマぁぁぁ・・・・・感じる・・・・キモチイイよぉぉぉ」
「(こいつ・・・誰に仕込まれたんだ?)」
「あぁぁ・・・・もっとはげしくぅぅぅ・・・・」
ルリアは、トウマにバックから貫かれていた。
同時に、口でミナキの秘所を刺激する。
「あ・・・あぁぁ・・・ルリアさん・・・クリもいじってぇぇぇ!!」
「あぁぁん・・・いい・・・ハザルより太くて大きいのぉぉ・・・・」
「ひあぁぁん!クリ噛んだらいやぁぁ・・・イッちゃううぅぅぅ!!」
「く・・・ルリア・・・・出すぞ!!」
「くださいぃぃ・・・・ルリアの膣内に・・・トウマの精液くださいぃぃぃ!!!」
「これは・・・すごいな」
「ほんと・・・私たちもいきましょ!クォヴレー!」
「フッ・・・わかった・・・」

「クォヴレー・・・・いい・・・・キモチイイ・・・奥に当たってるぅぅ」
「くっ・・・ミナキの中・・・キツイ・・・」
「もうだめ・・・・またいっちゃううぅぅぅ・・・早くイかせてぇぇぇ」
「またイくのか・・・・まったくだらしないやつだな・・・」
「あぁぁぁぁ・・・・わたしは・・・・だらしない淫乱女ですぅぅぅ・・・イクぅぅぅ」

「あぁぁぁ!!トウマさんの・・・大きい・・・・」
「アルマナのここ・・・すっげぇ締め付けてくるよ・・・・」
もうすでに何度もイっているアルマナは、トウマに座位で貫かれていた
「アルマナって・・・・ほんと胸でかいよなぁ・・・・」
「ああぁぁ・・・触っていいですから・・・・イかせてくださいぃぃぃ」
「トウマぁ・・・私のココも舐めてぇぇ・・・」
ルリアがトウマの上半身を押し倒し、顔に秘所を密着させる。
と同時に、アルマナの胸を舐め始める。
「ああぁぁぁ・・・ルリア・・・・もっと・・・・もんでぇぇぇ・・・」
「ルリアの愛液、すげぇ溢れてくる・・・」
「もっとぉぉぉ・・・奥まで舐めてぇぇぇぇ・・・・」
「イク!!トウマに挿入られてイクぅぅぅ!!!」
「クリだめぇぇぇ・・・・イっちゃう・・・イクのぉぉぉ・・・!!」
「ぐっ・・・中に出すぞ!アルマナ!!」

彼らの行為に終焉はなかった。
それは体力の限界まで続き、最後には誰一人立てなくなった。
そして起きてはまた快楽を求め合い、行為をし続ける。
もはや銀河が終わりを迎えるその日まで、彼らは快楽に取り付かれていた。
〜fin〜

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