コンバートエラー時のエラーメッセージから考えられる原因と対策を示します。
エラーメッセージはほとんどの場合、「LINE」で始まる最初の行(実質2行目)のみがエラーの原因究明の手がかりになります
それ以降は、前のエラーを原因としたもので、ほとんど気にする必要はありません。
T5EvConv_JP例(TR5EvConv.log例)
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コンバート中(1/1):{イベコンパス}¥SCRIPT¥{イベントソース名}.txt
LINE 0004 : イベントの「イベントサンプル1」が見つからない
LINE 0004 : イベント : 読み込めませんでした
LINE 0004 : チャプター : 読み込めませんでした
中断:コンバート中にエラーがありましたのでリンク処理には進みません
← 問題のイベントソース
← 問題の主原因


← 中止した事を意味する
エラーメッセージ原因と対策
■イベントの「○○○」が見つからない
■イベントフラグの「○○○」が見つからない
■ID検索をしていない。
 →当該イベントをチェック(赤く)して「ID検索追加」をする
■イベント名/イベントフラグ名の記述ミス
■他のイベントが導入されていることが前提のイベントを単独で導入した。
 →当該イベントの導入、または、単独でもプラグインでも動作するイベント
■○○○:ソースファイルではない■イベントソース以外のファイル(READMEなど)をコンバートした
■改行コードがWindows標準のCr+Lfでない 文字コードがShift-JISでない(Windows付属の「メモ帳」では「ANSI」とすること)
■イベントソースの先頭行に「太閤立志伝5イベントソース」と書かれていない
 基本の書式に沿った記述をしましょう
■「○○○」が来るはずのところで「」が来た■余計な改行が入っています
 →属性や発生条件などは、空行やコメントを挟む事が出来ません
改行コードの違いにより正しく読み込めていません
■「○○○」が来るはずのところで「△△△」が来た基本の書式に則って書かれていません
■○○○は更新できないデータ記述子です■更新できないプロパティを更新しようとしている
 →当該プロパティの更新可能/不可能を確認してください (プロパティ(無印)
■旧バージョンのイベコンを使用している (無印イベコンの場合)
■見つからない : =■調査コマンドなどの比較演算子が正しく記述されていない
 →等価比較は「=」ではなく「==」を使う
■見つからない : ○○○
■○○○が特定できない
■○○○の名称が正しく記述されていない
 →全角半角や旧漢字など要注意
 →基本の書式に従った記述かどうかもチェックする
  クラス名::データ名.プロパティ名 など
■引数として要求されているクラス以外の変数/データを指定している
 →当該コマンドの引数を確認してください
■○○○はイベコンで処理できないデータ
■ } はキーワードではない"}"の後ろに余計なスペースが入っている
  "}"の後ろにコメントを入れる場合、間にスペースやタブを挟む事はできません。
■チャプターはキーワードではない
■イベントはキーワードではない
■スクリプトはキーワードではない
■○○○はキーワードではない
■コマンドの前に全角スペースなどがある
 →一部エラーにならない場合がありますが、インデントにはタブまたは半角スペースを使用しましょう
■括弧が閉じていない
■括弧の対応が取れていない
 →開き括弧と閉じ括弧の数が同数であるか確認しましょう
   括弧の対応が簡単に確認できるテキストエディタを利用したり
   適切にインデントを入れることでミスを防ぎやすくなります
■コマンド名が間違っている
 →コロン(:)の全半角や送り仮名の過不足などにも注意
■"○○○"中に余分な文字"△△△"があります■不要と解釈される文字列(△△△)があります。大抵は、意図しないスペースなどです。
■数値を括弧にいれずに記述しています。
 『(主人公.貯金)>100』など
■更新コマンドに演算子「==」が指定されました更新コマンドでは、更新されるプロパティと更新する値を2つ並べて記述します
■コマンド「○○○」 の引数の数が合いません(n個のところにm個来た)■引数の数が足りない(又は多い)。
 →コマンドリファレンスで確認してください。
■変数[○○○]が未初期化のまま使用されています■変数に値を代入しないまま参照している。
  →変数に初期値は存在しません。値を代入してから使い始めましょう
■意図しない変数を誤って参照している。
■分岐などの中に代入文があり、全てのケースで代入がなされていない。
  →分岐の前に初期値を代入するなどの処置をしてください。
■○○○が「参考値」の場合、参考値を参照する分岐などのコマンドが、参考値を設定する選択などのコマンド以前に使われている。
■代入コマンドで変数に代入することなく更新コマンドで変数に値を入れている。
 →動作には影響しませんが、本当に未初期化のまま使用した場合に見逃してしまう可能性が高いので代入コマンドを使いましょう
■分岐の条件に[[○○○]]は不適切です■直前の選択コマンドの選択肢にない○○○を分岐の引数に指定している
■選択コマンドがあるブロックの外でその選択結果を参照している
■○○○ : 読み込めませんでした
  (○○○は、会話・ひとりごと・ナレーションなど)
■会話などの文字列中に不適切な記述がある
 →メッセージコールの括弧類()<>{}などは特に注意
■メッセージ中に対応の取れていない括弧がありました■文字列中に括弧の片方だけが存在しています。
■カッコ開くがありません■括弧の対応が取れていない。括弧開き(左括弧)が不足しているか、括弧閉じ(右括弧)が余分にあります
■○○○:に△△△がくっついてます■コマンドにセミコロン(:)がありません。
■○○○を左辺・演算子・右辺に分割できない■記述が不完全(括弧が閉じてないなど)です
■イベント属性の「○○○|ひかえめ」は理解できません■半角「|」を使っています。 →全角「|」を使います。
■メッセージ中に半角がありました「○○○」■メッセージ文字列には半角文字は使用できません(数字・メッセージコール記号を除く) →全角で記述してください
■○○○は発生契機ではありません■発生契機として定義されている語ではない →発生契機の語を正確に記述してください
■型が違います■数値型以外の変数(人物A、拠点B、城Cなど)に数値型の変数(a〜z)を直接代入しようとするとエラーが出ます。 →回避法
■(リンク処理以降のエラー)
 イベント識別番号 ○○○○ に重複がありました
■イベント名に重複があります →イベント名を変更してください。
 当該イベント名はイベコンの「一覧表示」ボタンで表示される「イベント識別子」ウインドウで番号を元に探せます。
 新規コンバートイベントとevmからリンクされるイベント全てで重複の無いようにする必要があります。
■(DXにおいて)
 コンバート不可の文字列があります
■[[]] (文字列無し) とするとエラー表示となるよう →[[ ]](全角のスペースを入れる) とするとコンバート可能となるようです。
 または、文字列設定:(文字列A)[[<Empty>]] →[[<文字列A>]] としてみる。
■文字列設定:(文字列A)[[]]等として「コンバート不可の文字列があります」が表示される場合(コンバートは通る)
 →文字列設定:(文字列A)[[<Empty>]] 等としてみる。

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