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tataragi4423 2013年07月20日(土) 00:03:11履歴
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東京西部に位置する完全独立教育研究機関。あらゆる教育機関・研究組織の集合体であり、学生が人口の8割を占める学生の街にして、外部より数十年進んだ最先端科学技術が研究・運用されている科学の街。また、人為的な超能力開発が実用化され学生全員に実施されており、超能力開発機関の側面が強い。
東京西部に位置し、東京都のほか神奈川県・埼玉県・山梨県に面する完全な円形の都市。総面積は東京都の3分の1を占める広さを持つ。総人口は約230万人で、その8割は学生。それぞれ特色のある23の学区から構成されており、それぞれの学区で独自の条例が、学園都市の法律とは別に制定されている。
内陸都市で、海には面していない。唯一の山岳地帯である第21学区を除き、基本的に平坦な地形で緑地は少ない。外周は高さ5m・厚さ3mの壁に囲まれ、完全に外部と隔離されている。
学園都市 | 建物の概要 |
第1区 | 学園都市全体の司法・行政を統括する機関が集約されている |
第2区 | エンジンや爆発物など騒音の大きい分野の研究を行っている学区。隣接学区に騒音公害が行かないように様々な防音消音設備が備えられている。また、兵器やシェルターの開発も行われている。「風紀委員(ジャッジメント)」や「警備員(アンチスキル)」の訓練(戦闘演習)施設もこの学区に設置されている |
第3区 | 地下に繁華街が存在。特にセレブリティ御用達のサロンやサービスが集約されている |
第4区 | 食品関連の施設が並んだ学区で、テレビや雑誌で紹介されるほどの有名料理店も存在し、世界中の料理が堪能できるという |
第5区 | 主に大学生が居住する学区で、居酒屋などの成人向けの施設が存在する |
第6区 | アミューズメント施設を集約した学区 |
第7区 | 居住・通学している。中学・高校といった中等教育機関を主としており、同校に通う学生や勤務教師たちの生活圏となっている。それに付随する形で生活商店などが立ち並んでいる。『学舎の園』や『窓のないビル』もこの学区に存在し、また9つの他学区と隣接するせいか雰囲気は雑多である |
第8区 | 教職員向けの施設・居住区が並ぶ学区 |
第9区 | 伝統工芸からホログラムまで工芸・美術系の学校を集めた学区。純粋な実力で上下関係が決まり、年功序列が存在しないという学区独自の条例がある |
第10区 | 原子力研究施設や細菌関連研究施設など、事故時に大規被害が予測される研究所が集約されている。大規模廃棄物処理場、実験動物処分場なども存在している。学園都市唯一の墓地もこの学区にある。また、少年院もこの学区に設置されている |
第11区 | 学園都市外周に存在し、陸路最大の搬入口となっている |
第12区 | 多種各派の宗教施設が集中し、エキゾチックな街並みを持つ学区 |
第13区 | 幼稚園や小学校などの初等教育機関が集中している学区 |
第14区 | 留学生を多く受け入れている学区。居住区は文化圏毎に分れている |
第15区 | 学園都市最大級の繁華街。各種マスコミ各社が学園都市における本拠を構えており、流行発信街となっている |
第16区 | 商業区で、他の学区からアルバイトを目的に通う学生が多い |
第17区 | 自動化された施設の多い工業区。他学区に比べ、人口が極端に少ない |
第18区 | 第7学区と同様の中等教育機関を主とした学区だが、どちらかといえば『学園』『学院』の形態を取った小中高大の一貫教育を主とした学校が多く、この学区に本拠を構えている学校はほとんどがエリート校である |
第19区 | 蒸気機関や真空管など、前時代な技術の研究機関が並び、街並みは古く、再開発の失敗から寂れてしまった学区 |
第20区 | 各スポーツ協会が集中する学区。学力よりスポーツに重点を置いた学校が多い |
第21区 | 学園都市唯一の山岳地帯。学園都市の水源でもある。天文台などが存在している |
第22区 | 第7学区に隣接する面積は地上面2キロ四方の広さしか持たない、地下開発学区。地下数百メートルまで開発が進められており、現開発時点で10の階層に分かれている。ちなみに評判のお風呂施設として知られる、地熱利用の全階層打ち抜きで作られたスパリゾートが存在する |
第23区 | 旅客機・戦闘機・ロケットなどを開発する、航空および宇宙開発に特化した学区。また、学園都市にアクセスする空港もこの学区にある。滑走路やロケット発射台が多く、どこまでも平面である印象を見るものに与える。また、旅客機を地下格納庫から緊急発進させるカタパルトを備える |
学生が多数を占める学園都市では交通手段も学生を中心に運用され、バス、地下鉄、モノレールなどが主な公共交通機関となっている。ただし、学園都市全域に設定された完全下校時刻に合わせて運行ダイヤが組まれている。学園都市内のバスは全てスクールバスであり、バス停も学校施設の名前を使っている。スクールバスの動力は電気、または電気と天然ガスのハイブリッドである。操縦形式は基本的に有人だが、大覇星祭などのイベント時は必要に応じてオートパイロットにも切り替えられる。前述の通り学園都市は外壁で囲まれ、内外を結ぶ交通手段は外壁に設けられた専用ゲートと唯一の空港を通じた空路しかなく、他は全て遮断されている。
治安は主に、志願学生から選抜された「風紀委員」と教員有志による「警備員」によって守られている。
学園都市の科学技術や能力開発等の情報は極秘機密に当たるため、警備体制は非常に厳重である。基本的に都市内外は自由に出入りできず、内部の学生でも外出許可を受け取るには申請書類や発信機付きナノデバイスの注射など様々な条件が必要であり、外部の人間は厳重な審査を通った関係業者や学生の肉親にしか許可証が発行されない。
さらに前述の通り学園都市外周は高い壁で囲まれ、外壁上部は常に警備ロボットが巡回し、内部も人工衛星や監視カメラなどによって監視されている。ただし、科学的なセキュリティは万全だが魔術には無防備という弱点があり、作中ではしばしば魔術師の極秘潜入や強行突破を許している。
基本的に治安は良いが、能力を利用した犯罪行為などが行われたり、一部の過激なスキルアウトが凶暴な犯罪を起こす事もある。なお、暗部では非合法な活動が横行しているが、これらは厳重に秘匿され表向きの治安上には存在せず、また上層部からの圧力によって警備員が関知出来ないようになっている事もある。
また、治安上の警戒レベルとして以下の四段階の警備強度(セキュリティコード)が学園都市全域に設定されている。