東方元ネタwiki 2nd - 始符「エフェメラリティ137」
上白沢慧音
のスペルカード。
始
初代天皇の神武天皇。 天皇家は天照大神から続く家系。
天照大神→・・・・・・→神武天皇→・・・・・・→昭和天皇→第125代天皇 明仁
*1
→今上天皇
*2
という流れ。
エフェメラリティ(英:Ephemerality)
【名詞】儚いもの。長くは続かないこと。短命なもの。
『古事記』の以下の物語と関連。
ニニギ(天照大神の孫)は姉妹である木花咲耶姫(コノハナサクハヒメ)と岩長姫の両方と同時に結婚した。
しかし、岩長姫は器量が悪いと言う理由で実家に帰され離縁されてしまう。
この婚姻には意味があり、木花咲耶姫を嫁がせたのは「ニニギを花が咲くように栄えさせる」ため、岩長姫を嫁がせたのは「ニニギの命を石のように固く永遠のものにする」ためであった。
しかし、岩長姫を返して木花咲耶姫とのみ結婚したため、「ニニギの命は花のように儚く」なってしまう。
これまで、日本神話の神には不死ではないものの寿命がなかったが、ここからニニギ以降の家系に寿命が生じることになった。
ニニギと木花咲耶姫のひ孫は初代天皇の神武天皇。つまり、天皇家に寿命が生じたのはこの出来事による。
日本書紀にもほぼ同じ内容の記述がある。
石長姫は
東方儚月抄
で名前が登場。
関連:
東方鈴奈庵 第26話 狐狗狸さんは桜と共に散りぬ 前編
137
古事記に書かれた神武天皇の享年は137歳。日本書紀では127歳。
親は何十万年と生きていたのにね。
人間ってのは儚い、まるではじけとぶ泡の様だ。
―始符「エフェメラリティ137」(Normal)のコメント
親
神武天皇の父親はウガヤフキアエズ。神武天皇の母親は大綿津見神の娘の玉依姫。
また、ウガヤフキアエズの母親は玉依姫の姉である豊玉姫。
玉依姫をモデルにした
綿月依姫
と豊玉姫をモデルにした
綿月豊姫
が
東方儚月抄
に登場している。
親は何十万年と生きていたのにね
誕生したてのニニギ(神武天皇の曾祖父)が選ばれて地上に降臨したのは、
神武天皇が東征してた頃の179万2470余年前。
ホホデミ(神武天皇の祖父)がニニギの跡を継いで天下を統治した期間は63万7892年。
ウガヤフキアエズ(神武天皇の父親)がホホデミの跡を継いで天下を統治した期間は83万6032年。
83万6032年以上は生きていたことになる。
弾幕
泡のように儚いことの見たてとして、画面の横で弾がまるで泡の様にはじけ飛ぶ。
また左が青、右が赤い弾幕という配色になっているが、 これは画面左下の妖率ゲージと同じである。
登場
東方永夜抄
(3面道中 Normal以上)
参考
wikipedia:神武天皇
wikipedia:イワナガヒメ
wikipedia:天孫降臨
『倭姫命世記』皇大神宮別宮倭姫宮御鎮座八十年記念 口訳デジタル化