クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

ジッポのホイールを刹那に回すと同時に火花はオイルにより火へと昇華する。
それを咥えたタバコに付ける。
谷野はその火が着いたのを確認すると、待ってましたと言わんばかりに一気に吸い上げる。
「………フゥ」
口から副流煙が勢いよく噴出される。

数日前、夏の海に現れたあの巨大な生物。
それを製造し、世界を征服しようなどと戯言をのたまった研究者、園崎。
そしてそれを裏から今でも暗躍しているであろうワタツミ興産。
少女の話からすれば、未だにその怪しい人体実験は続いている、とのことらしい。
「次その…なんだっけな、ワタツミ興産だっけか。請負としても注意していかねえとな」

そんなことを考えているうちに、男が数人、谷野の方へと向かってくる。
スーツを着飾ったサングラスをかけている、白人と黒人のようだ。
「…おっと、どうやらあんたらみたいだなぁ、最近ここらで問題起こしてる顧客ってのは」
谷野はタバコを捨て、用心深く吸い殻を踏み潰す。
「まぁ俺は面倒事は嫌いだからさ、ここは話し合いで……」
谷野が話を続けているうちに白人の男はナイフを取り出し、黒人の男は皮手袋を子気味よく絞る。
「……ハッハァー、どうやら今回も即時交渉決裂、ときたかなぁ」
話し合いが通じない、と気付く谷野は溜め息交じりに後ろ頭を掻く。
その刹那、谷野の目頭が鋭く二人を見つめる。
「しょうがねえ、とことん語り合おうか。」

谷野はゆっくりと、足のコイルを弾き始めた。

またまた遅くなりました、イティオです。
そしてすいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！(土下座
今回は完全にシリアスをシリアルに改変した戦犯の自覚はあります…(；ω；　)
でも普段は戦闘をしないものでしたから、かなり新鮮な気分で楽しめよかったです。
次からは…自重します…orz

ではでは、またどこかでお会いしましょうー

オフィス街のはずれに軒を構える本格インドカレー店。
私はここでシェフとして働いている。

「ヴィマラ、日替わりカレー１つとマトンカレー１つ」
「はーイ」

昼時という事も手伝って、なかなかの盛況ぶりだ。
この忙しさが日常に戻ってきた実感を強くしてくれる。
以前と変わらない安寧の日々、１つ変わった事があるとすれば―――

こちらの視線に気付いた少女と目が合う。
何か言おうと口を開きかけたが、お客さんに呼ばれてホールへ戻ってしまった。
その時みえた年相応のあどけない横顔に、私は胸に秘めた思いを一層強くする。

彼女が人として生きることを望むかぎり、
彼女の人として生きるための居場所を守り続けよう。
それが友達として私から彼女へ送る最初のプレゼント。

「日替わりとマトン、出来タよー」

オフィス街のはずれに軒を構える本格インドカレー店。
それが私と彼女の居場所。

みなさん、お疲れ様でしたー。
扉を開けようとして服が脱げたり、目潰ししようとしたら自分の目が潰れたりと
ダイスの女神様にもてあそばれ続けた「はこ」で御座います。
思えば、館に突入していきなり出たファンブルで小指をぶつけたあたりから
ダイスの女神様に目を付けられていた気がします。

新米のくせに外国人の脳筋という無茶設定で、つたないＲＰでしたが
みなさまのお陰で、なんとかキャラ崩壊せずに楽しくプレイできました。(*´∀`)

また卓を囲む機会があれば、次はもっとＲＰに力を入れていきますので
よろしく絡んでやってください。