《氷雪を司る者、ササラ》Prev← →
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最終決戦時、
破戒龍の襲来に対してフィナと同様にいち早く駆けつけたササラ。かつてのコンプレックスや隠していた自分はもはやない。魔女として持てる力のすべてを使い、眷属を巧みに迎撃して戦果を上げるとともに味方への攻撃を食い止め、民間人が避難する時間を稼いでいく。
慣れない地球での戦闘であり、重力の違い(地球よりもラウジンフォウルのほうが1割近く重力が強い)や使用可能な魔力にも制約こそあったものの、これまでの地形を巧みに活かすという戦法と戦闘経験を活かすことで魔力というリソースの不利を諸共せずほぼ単独で4時間弱の足止めに成功するが、侵攻してきた
ルガンダイヲンの指揮によって苦戦、急速や回復のない状況で疲弊し魔力を使い切ってしまう。
魔力が切れた彼女はその隙に
《龍殺しのスライム》によって不意を突かれ、右腕・下腹部を抉られ自らの立つビル諸共崩壊に巻き込まれてしまう。