妖弁天（ラッキーゴッドビリケン）
最終更新：
bluebloood 2023年11月16日(木) 23:01:19履歴
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「フフ…逃げられはしないよガキども…」
キャラクター名 
No.1401 妖弁天（ようべんてん）
登場作品基本情報
｢ラッキーゴッドビリケン｣
マンガ
睦月三日生(原作)、岩村俊哉（作画）／エニックス（当時）／1996-1997年
登場シーン詳細情報
マンガ
小願：その16「さよならビリケン（前編）」から
最終願「さよならビリケン（後編）に登場
※他にも登場話がある可能性あり
最終願「さよならビリケン（後編）に登場
※他にも登場話がある可能性あり
外見
ローブを着た長身の女性。
エルフ耳というほどではないが耳が少し尖っている。
ローブの下はビキニ姿である。
上方に伸びたセンター分けの髪型が特徴。後髪はポニーテール。
自分のことをアタイと呼ぶ、姐御口調の魔神。
エルフ耳というほどではないが耳が少し尖っている。
ローブの下はビキニ姿である。
上方に伸びたセンター分けの髪型が特徴。後髪はポニーテール。
自分のことをアタイと呼ぶ、姐御口調の魔神。
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| 普段はローブで体を隠している |
概要
1996年から1997年まで、月刊少年ガンガン本誌で連載されていた、アメリカ生まれで、大阪育ちの神様・ビリケンさんを主人公に据えたギャグあり・シリアスありの青年漫画。
サンリオの映画監督を務めた睦月三日生氏による原作と、ガンガンで電撃ドクターモアイくんを連載していた岩村俊哉先生の確かな実力の下で描かれた妙作。全3巻。
妖弁天は、本作の最終盤で登場する敵役・七魔神の一柱。
他の六柱はアンコク、鬼門天、邪老人、フテイ、アクロクジュ、イビツとなっており、モチーフはおそらく七福神。
彼らは、ビリケンが扱う勇気とやさしさの元となる"正のエネルギー"とは対極にある"負のエネルギー"を集め、その化身であるヨドミという存在を復活させるために東京上空に現れて周囲を荒らしまわった神たちである。
七魔神の力はすさまじく、都庁上空に現れた彼らを見て集まったヘリを次々に撃ち落とし、住民に脅威と恐怖を与えた。
彼ら自身も負のエネルギーの凝縮体であり、倒しても大量の負のエネルギーとなってしまい、ヨドミの復活を早めてしまうという厄介さも兼ね備えていた。
妖弁天も「アタイらが死ねばそれだけヨドミ様の復活が早くなるってことよ。どっちにしても復活はするんだけどネ」と語っている。
上記のコマに映っていない魔神の一柱・鬼門天がビリケンに倒された際も、ヨドミ復活に都合がいいためか、みな揃って笑みすら浮かべていた。
妖弁天は人の"想い"を感じ取ることができ、ビリケンの無事を想う少女・サキを人質に取ってビリケンを脅し、手を出せなくなったビリケンが血祭りにあげられる様をサキに見せて「ビリケンはお前のせいで死ぬのだ」と嘲笑するなど性根は他の七魔神と同様に邪悪である。
しかし拓也（本作のもう一人の主人公で、サキの兄）に背後を取られた上にローブをめくられて悲鳴を上げてしまい、その隙に人質を取り返されてしまった。
その後、拓也たちが妖弁天から逃げおおせたことで、ビリケンは気負うことなく七魔神と戦えるようになり、形勢は逆転することとなる。
最後にはビリケンが魔神たちを光の結界陣で封じ込め、その陣中に正のエネルギーを打ち込んだことで魔神たちはエネルギーに蹂躙されて肉体が崩壊、ヨドミの名を絶叫しながら完全に消滅した。
サンリオの映画監督を務めた睦月三日生氏による原作と、ガンガンで電撃ドクターモアイくんを連載していた岩村俊哉先生の確かな実力の下で描かれた妙作。全3巻。
妖弁天は、本作の最終盤で登場する敵役・七魔神の一柱。
他の六柱はアンコク、鬼門天、邪老人、フテイ、アクロクジュ、イビツとなっており、モチーフはおそらく七福神。
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| この悪そうな横顔が好き |
七魔神の力はすさまじく、都庁上空に現れた彼らを見て集まったヘリを次々に撃ち落とし、住民に脅威と恐怖を与えた。
彼ら自身も負のエネルギーの凝縮体であり、倒しても大量の負のエネルギーとなってしまい、ヨドミの復活を早めてしまうという厄介さも兼ね備えていた。
妖弁天も「アタイらが死ねばそれだけヨドミ様の復活が早くなるってことよ。どっちにしても復活はするんだけどネ」と語っている。
上記のコマに映っていない魔神の一柱・鬼門天がビリケンに倒された際も、ヨドミ復活に都合がいいためか、みな揃って笑みすら浮かべていた。
妖弁天は人の"想い"を感じ取ることができ、ビリケンの無事を想う少女・サキを人質に取ってビリケンを脅し、手を出せなくなったビリケンが血祭りにあげられる様をサキに見せて「ビリケンはお前のせいで死ぬのだ」と嘲笑するなど性根は他の七魔神と同様に邪悪である。
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| 人質を取ってビリケンを脅す |
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| 子どもに背後を取られる図 |
最後にはビリケンが魔神たちを光の結界陣で封じ込め、その陣中に正のエネルギーを打ち込んだことで魔神たちはエネルギーに蹂躙されて肉体が崩壊、ヨドミの名を絶叫しながら完全に消滅した。
見どころなど
単独でビリケンを圧倒してみせる他の七魔神と比べると、彼女だけ、どうにも弱っちい。
上述の通り、子どもに背後を取られてローブをめくられるのもあるが、子どもを追って鞭で攻撃しても、タマ（ビリケンの仲間の猫又）のバリアで容易く弾かれてしまい、手間取っているところを他の魔神にたしなめられて渋々諦める始末である。
怪人ばかりの魔神の中で特に人間に近い容姿の彼女だが、最後は他の魔神とともに木っ端みじんに砕けて滅びてしまった。
余談だが彼女たちから放出された多量の負のエネルギーはビリケンがすべて吸い込んだのちに、身を挺して浄化し、正のエネルギーに変えたことでヨドミの復活も失敗に終わった。
上述の通り、子どもに背後を取られてローブをめくられるのもあるが、子どもを追って鞭で攻撃しても、タマ（ビリケンの仲間の猫又）のバリアで容易く弾かれてしまい、手間取っているところを他の魔神にたしなめられて渋々諦める始末である。
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| 魔神間に序列はなさそうだが格下感が漂う |
余談だが彼女たちから放出された多量の負のエネルギーはビリケンがすべて吸い込んだのちに、身を挺して浄化し、正のエネルギーに変えたことでヨドミの復活も失敗に終わった。
余談
岩村俊哉氏の過去作「電撃ドクターモアイくん」「大ボケ超人ウッカリマン」は電子化されているが、本作は未だ紙面上でしか読めない作品となっている。
記事の筆者はガンガン本誌を探して最終盤しかチェックできていないので、他に妖弁天の出番があれば補完をお願いします。
記事の筆者はガンガン本誌を探して最終盤しかチェックできていないので、他に妖弁天の出番があれば補完をお願いします。
関連項目
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このページへのコメント
妖弁天に関わる漫画がどうやって見られるですか
手段は２つですね
・コミックスの中古を見つけて購入する
・国会図書館で1996年〜1997年の月刊少年ガンガンを読む
元・ガンガン読者だったのにこのキャラの存在を今まで気付いていなかったのが悔しい！
物件を知る切っ掛けとなったエックスの某氏には感謝、感謝しかない…
余談ですが、漫画図書館Zでも読める同作者の大ボケ超人ウッカリマンの2巻にも敵女がいる（ただし善人が洗脳されているタイプ）のでオススメです。