妖魔忍郡のくノ一（ナナ・るり　他）（妖花忍法帖　天之巻）

キャラクター名

No.765　妖魔忍郡のくノ一（ナナ・るり　他）　

登場作品基本情報

｢妖花忍法帖　天之巻｣　

マンガ

　まいなぁぼぉい／茜新社／1993年

登場シーン詳細情報

マンガ

　全1巻　全編に登場。

外見

　黒髪長髪のくノ一たち。全員が仮面をつけており、黒い忍者装束*1。ただし、作中の展開により外すことも多い。　

概要

　戦国時代を舞台にしたアダルト系くノ一マンガ。お約束通りエロイシーンが多数出てくる作品で、敵としても多数のくノ一が登場する。

　本作には、下忍と思われる数多くのくノ一が登場する。そのほとんどは、妖魔忍郡・白粉衆（幹部）の部下として行動しており、作中では主人公紅葉・楓に斬られたり、身代わりされたりするなど、かなりの数がやられている。以下詳細を示す。

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第１章

　白粉衆の一人・紅蜘蛛の配下として4人のくノ一が登場。物語冒頭で一人は斬殺。もう一人は手裏剣で両目をつぶされて戦闘不能になる。その後、紅蜘蛛と同じく、主人公達のわなにはまり密書に見せかけた爆弾で爆死する。

第２章

　上司である白粉衆・白猫とともに温泉につかっている紅葉・楓を襲撃する。二手に分かれて逃走した主人公たちのうち、楓は捕縛されてしまうが、紅葉は山小屋に逃げ込むことに成功。そこにくノ一の一人（るり）が襲いかかるが、紅葉は手じかにあったつららを武器にして彼女を串刺しにする。

第３章

　帰りが遅いるりを心配して、ナナというくノ一がるりを探す。彼女は紅葉の死体に立つるりを見つけるが、その正体は変身した紅葉であった。油断したナナは紅葉によって串刺しにされてしまう。さらに、服を脱がされていたぶられた上、その姿を忍法”憑き影”*2によって奪われてしまう。こうして彼女は悔しがりながら絶命した。

第４章

　やられはない。

第５章*3

　ナナの正体がもみじであったことに気が付いた白猫が、紅葉に対して”憑き影返し”という本当に”ナナになってしまう”術をかける。そして、ナナ＝紅葉に楓を拷問させて彼女自身の手で殺させようとする。その後、ナナ＝紅葉は失神してしまい、運ばれていく。

　しかし、実際にはこのとき、楓はくノ一・あかねと入れ替わっており、激しい拷問を受けたのはあかねであった。しかし、それに気が付かない白猫は失神したナナを介抱するようにあかね＝楓（ともう一人）に命じてしまう。

　その後、あかね＝楓はもう一人のくノ一を殺害。気絶していたナナ＝紅葉を起こして、二人で脱出する。ちなみに、この後、白粉衆の一人白猫との戦闘がある。

第６話以降　

　残念ながらやられはなし。

見どころなど

　女ザコ的なくノ一が楽しめる良物件。ちなみにくノ一たちは普段は仮面姿であるが、それを外すシーンも多く、いずれも美少女ぞろいである。そのほか、通常戦闘、不意打ち、レズシーンなどさまざまなシチュエーションが楽しめるのも素晴らしいの一言である。

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その他

　本作には、やられがある紅蜘蛛以外にも、白粉衆として白猫・紫蛇姫・黒夜鷹・青鹿の４人が登場する。このうち、白猫は主人公たちとの戦闘で両目の光を奪われるが一命はとりとめ、その後抜け忍となる。作者によるあとがきには、彼女はその後メインキャラクターになる予定だったらしい。
　ちなみに本作は途中で終わっているが、残念なことに2015年現在続編は出ていない。そのため、紫蛇姫・黒夜鷹・青鹿の３人については、やられシーンはない。

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