沢木まとめ
角野(旧加藤、旧沢木)まとめ
本家「アタック25」での角野友紀さんの仕事といえば、「問題文を読み上げること」です。
(2009年4月-2013年3月は加藤明子さん、1999-2009年は沢木美佳子さんだったので、"角野"役のことを"加藤" "沢木"と言っていました。)
一方、「アタック25 in VIP」においては、"角野"さんは問題文を読み上げるだけでなく、
といった、本家では浦川泰幸さんや番組のスタッフが担う役割も担当します。
また、「問題文を読み上げる」という作業には、
が含まれます。
簡単には以上が"角野"さんの仕事の全てですが、
大きなトラブルを未然に防ぐ為に、これまでの2年弱で蓄積されたノウハウを
大きく以下の2つに分けて、"角野"さんの仕事の要点として記していきます。
「アタック25 in VIP」において最も重要なのは"浦川"と"角野"の折り合いです。
進行スピードを重視しすぎ、"浦川"さんの進行を待たずに出題してしまうことのないよう注意して下さい。
また、解答者が出題時刻を見落とす事を防ぐため、出題時刻の予告から出題までは、最低30秒以上空けてください。
なお、「5ヒント問題」などの“特殊問題”(後述)を出題する際には、
出題時刻を予告する際に、問題形式や解答方法についても説明して下さい。
また、このような説明が必要な際には、解答者が説明を読んで理解するまでの所要時間を考慮し、
出題時刻の予告から出題までは「30秒」より少し長めに時間をとって下さい。
1問目の正解発表後(1問目が全員不正解(スルー)の場合は2問目以降に正解者が出た後)には、解答者の自己紹介が始まります。
解答者全員の自己紹介が終わり、"浦川"さんが次の出題を促してから2問目へと進んでください。
それ以降の出題時刻の予告は、"浦川"さんが「次の問題どうぞ」などと促してから行って下さい。
特に、アタックチャンス前とラスト問題前の時は、"浦川"さんのレスに時間がかかることがあります。
"角野"さんは先走って進行してしまうことのないようにお願いします。
"角野"さんが予告時刻以外の時間に出題してしまうと、その問題は無効となります。
せっかく作った問題を無駄にしてしまうことの無いよう、充分ご注意下さい。
VIP板では、投稿時刻が100分の1秒単位まで表示されるため、
"角野"の出題予告時刻と、実際の出題時刻とが前後することがあります。
この場合、解答制限時間は、以下の基準によって計算します。
●"角野"の実際の出題時刻が、出題予告時刻よりも早かった場合 ⇒ 予告時刻から起算
●"角野"の実際の出題時刻が、出題予告時刻よりも遅かった場合 ⇒ 実際の出題時刻から起算
例えば、解答制限時間が20秒の大会で、出題予告時刻が「22:05:00.00」だった場合、
・実際の出題時刻が「22:04:59.88」であれば、解答制限時間は「22:05:20.00」まで
・実際の出題時刻が「22:05:00.11」であれば、解答制限時間は「22:05:20.11」まで
(0.11秒のロスタイムが発生)
…となり、この制限時間を超えての解答は無効となります。
「問題の正解」と「この問題は誰が正解者となったか(または全員不正解であったか)」を発表します。
このとき、正解レスのレス番号の表示は、特に必要ありません。
但し、予選やチーム戦の場合など、解答者の人数が多い場合には
レス番号を表示したほうが、他のスタッフの方にわかりやすいのでおススメです。
PCでの通常大会と同じように進行すると、問題の見落としが多発します。
ここまでが本戦(本家の「アタック25」同様の形式で行われるゲーム)の進行での注意点です。
現在行われている予選の形式には、「通常予選」と「近似値予選」の2つがあり、
各大会ごとに、実施される予選の種別が定められています。(テンプレまとめ参照。)
"角野"さんの問題に予選参加者が一斉に早答えを行いますので、"角野"さんは問題をどんどん投下します。
なお、通常予選が行われる時点では、"浦川"さんがまだ決まっていないことが多いため、
"角野"さんの進行のもと、予選ショムニと協力して進めていきます。
予選開始の準備が整ったら、上記の様な説明と予選第一問の出題時刻の予告を行います。
一時的に離席している解答者などがいる時のため、予告から第一問出題までは60秒程度空けておくと良いでしょう。
正解者が出るか、もしくは所定の解答制限時間が経過したら、
本戦同様「問題の正解」と「この問題は誰が正解者となったか(または全員不正解であったか)」を発表します。
本戦と違う点は
正解発表から次の問題の出題までは、本戦同様に30秒以上空けておけばよいです。
しかし、予選ショムニさんの作業が追いつかない場合や、解答者から問題や正誤判定について
アピールされる場合があります。
この場合、"角野"さん自身の判断で進行を一時的に止め、説明や反証を行って下さい。
進行が追いつかない場合、アピールがあった場合には、解答者の多くは予選から頭が離れます。
やり直しなどで多くの問題が無駄になってしまう可能性がありますので、スレの流れをよく確認
しながら進行するようにしましょう。
[近似値予選について]
ここで使用されているスクリプトは、観客@楽天氏がこのスレのために作成したもので、
こちらからダウンロードすることができます。
スクリプトの使用方法については、ダウンロード後にreadme.txtをお読み下さい。
なお、上記の説明文では、制限時間「20秒」、本戦進出者数「4名」となっていますが、
初心者大会においては制限時間「30秒」であり、本戦進出者数は状況によって異なります。
誰も解答できずスルー(全員不正解)となることを想定すると、最低限30〜40問は必要です。
当日の解答者の様子を見て、問題を差し替えられるようにしておくと、なお良いです。
各カテゴリーごとの難易度は
……という感じが目安とされています。
(Googleなどの検索エンジンでのヒット数を、難易度の目安とする、という手法もあります。)
またもう一つの目安として、準備する問題の難易度のバランスを
という形で分けてしまうのも一つの方法です。
簡単な問題ばかりだと、クイズではなくタイピング勝負になる傾向にあり、
難しい問題ばかりだと、スルー連発で収録全体がたるんでしまうことがあります。
解答者の解答状況を見て、調節する事で適切な難易度設定の感覚が身につくかもしれません。
また、ジャンルについては、解答者の得手不得手に対する偏りを防ぐために、なるべく多くのジャンルから作問するよう心がけると良いです。
一口にジャンルといっても
「文学」「政治・経済」「理科」「技術」「食べもの」「ファッション」「アニゲ(アニメ・ゲーム)」
「古典や最近の芸能」「音楽(流行歌や、クラシック・外国の音楽..)」「スポーツ」
「時事問題」「ノンセクション」……など、挙げればキリがありません。
(その他のジャンル例はここを参考にしてください。)
また、2ちゃんねる開催の企画ですので、本家「アタック25」では通常出題されない
「エロゲー」「アダルトビデオ」「2ちゃんねるの話題」「最近の事件・犯罪」…などの分野の問題があっても面白いです。
ただし、そういった分野の問題や自分の得意分野・専門分野の問題は、難易度が低いと錯覚したり、出題する事自体が目的に感じる傾向があります。
そういう分野については、「他の人は難しく、もしくは答えるのがアホらしく感じるかもしれない」ということを念頭においておいてください。
多レス問題は先読みをする楽しみがあり、クイズの醍醐味も詰まっていますが、あまりに多レス問題が多いと
収録時間が冗長になり、大会自体の雰囲気が間延びしてしまうので、無闇に多用することは避けましょう。
また、オープニングの5ヒント問題(後述)を除き、基本的には2レスまでに留めておくのが、通例です。
5ヒント問題や3レス以上の出題をする場合は事前の説明が必要となるでしょう。
出題の前にその形式と解答方法を簡潔に説明することも、"角野"を円滑に務める上で重要です。
説明用テンプレートを末尾に掲げておきますので、参考にしてみて下さい。
1レス目ではどうしても解答に結び付けられない問題や、
1レス目から想定される解答とはおおよそ結び付かない解答を設定することは、避けるべきとされています。
この問題は、難易度は相当高いですが、解答者によっては、1レス目で答えることができるでしょう。
「その名はギリシア語で「力」という意味の言葉に由来するモノは何?」でも、問題としては成立しているのです。
このように、2レス問題は「1レス目で問題が終了しても問題が成立していること」が基本となります。
また、「1レス目だけで答える場合の難易度」よりも、
「2レス目まで読んで答える場合の難易度」が、低くなるようにしてください。
(本家「アタック25」など“問題を実際に音声で読み上げての早押し”の場合、
問題文中の、解答に結びつくキーワードが、冒頭から末尾にかけて段々易しくなっていきます。
多レス問題は、この要素をチャット上で再現するためのものだからです。)
この問題は、1レス目でまずある事象について述べ、
2レス目で「では」を用いて、1レス目と関連はあるが異なる事象について問う、という構造になっています。
この場合、1レス目に、2レス目で答えてほしい単語を示すヒントが全く入っていないため、
1レス目の時点で、答えが何種類も想像できてしまいます(チェスのマスは64、オセロも64、囲碁は361、他には……)。
つまり、1レス目を読んだ解答者は、勘を頼りに速答を試みるか、
もしくは2レス目まで待ってから答えるか、という選択を迫られることになります。
このような形式の問題は、「知識」や「知恵」よりも、「勘」や「運」が大きな要素になります。
本来「知識」「知恵」を競うべきクイズ大会では、あまり用いられるべきではない、とされていて、本家「アタック25」においても、勘を頼りにしなければ正答できない問題は、ほぼ全く見られません。
また、この形式の問題点として、「"角野"が問題を操作できる余地がある」ことも挙げられます。
1レス目から、2レス目をたくさん用意しておくことで、1レス目に対する飛込みをみて
「この人を正解にしてあげたいから、2レス目はこれにしよう」という、インチキ"角野"が発生する
恐れがある、というのがその理由です。
ただ、これで1レス目で飛び込んだ解答者の勘が見事的中した場合や、果敢な飛び込みがあった場合に
スレが大いに盛り上がることがあります。
多用するのは問題ですが、TPOをわきまえた上であればある程度は許容されているのが現状です。
もしあなたが解答者だったとして、1レス目から、2レス目が想像できたでしょうか?
「1レス目ではどうしても解答に結び付けられない問題や、
1レス目から想定される解答とはおおよそ結び付かない解答を設定すること」とは、こういうことです。
このような問題を出題すれば間違いなく批判され、スレが炎上する事もあります。
くれぐれも、このような作問はおやめください。
最後に・・・
'『あなたが作った問題を解くのは、あなた(出題者)ではなく解答者なのです。』
解答者の立場にたった問題作りを心がけて下さい。
正解の語には、なるべく読み仮名も記してください。
特に、難読の語や、読みや表記について異論の出るおそれのある語が正解である場合には、
判定についての異論や、それに伴うgdgdを事前に予防するために、読み仮名は必須であるといえます。
現在、正誤判定については、以下のような大まかなルールに則って行われています。
"角野"さんから解答方式を指定する必要がある場合もありますが、出題時刻の予告と同時に行う様な形としないと
上のルールが染みついている解答者から歓迎されない場合がありますので注意してください。
(例:「漢字でお答え下さい」「算用数字でお答え下さい」など)
「ハンブルグ」「ハンブルク」といった同じ物を指しながら表記が違う解答(表記ゆれ)の正誤についても
基本的にはすべて"角野"さんが判断することになります。
(例:「時東ぁみ」が正解である場合に、「ときとうぁみ」「ときとうあみ」のどちらを正解とするかなど)
どこまでの表記揺れを認めるかについて、作問時に正解と一緒に記しておくようにすると良いでしょう。
正誤判定や表記ゆれの判定。及びその他の進行に関して、判断が出来ない場合や論証が出来ない場合には
"浦川"さんに判断を一任してください。
それらの権限は全て"浦川"さんに委ねられています。
…というような、おおよそ本家と同じ構成がとられる場合が多いです。
しかし、それぞれの"角野"さんによって、各形式の有無や構成は様々で、
より本家に近く、「漢字AA問題」「教科書問題」「地図AAで地名・国名当て問題」などを用意する方もいます。
また、掲示板形式であるという点を生かした、
「数式を使用した問題」「文章や歌詞などの空所適語補充(穴埋め)問題」
「日本語以外の言語(英語、モールス信号など)を使用した問題」「上記以外のアスキーアート問題」
…などの特殊な形式の問題も、出題されたがあります。
但し、このような特殊な形式の問題は、好き嫌いがかなり激しく、場が荒れる事も想像されます。
1回の収録において多用することは避け、短時間で読み切れる「日本語での音読が可能な問題」がメイン
になるようにして下さい。
収録の進行上は、オープニングの5ヒント問題以外は必ずしも無くても構いませんので、
これらが用意できなくとも、"角野"を務めていただくことは可能です。
また、「○○だけ用意してないんですが…」などとスレ上で申し出ると、
その問題だけ別の人が出題してくれたり、あるいはスカイプチャットなどで送ってくれたり、ということもあります。
以下、主な形式について説明します。
このような説明を提示したうえで、5つのヒントを20秒ごとに提示していきます。
(もちろん、題材は「人名」だけでなく、「地名」「できごと」「物の名前」などなど、何でも構いません。)
1番目は凄く難しいヒントから始め、段々と簡単にしてゆき、5番目のヒントは見れば誰でもわかる、
といった構成にするのが良いでしょう。
問題例を以下に掲げておきます。
例えば、収録日が9月14日であれば、過去のその日に起こった出来事や、生まれた人、亡くなった人に
まつわる問題を出題します。ほとんどが序盤に出題されます。
Wikipediaの日付記事や、今日は何の日、などのサイトには、
当日が誕生日あるいは忌日である有名人や、その日にあった出来事などがまとめられていますので、
これらを参照しつつ、他の資料でも裏を取りつつ作問すると良いでしょう。
言葉遊びのことで、本家では有名人や歴史上の人物の名前を入れ替えて出題されます。
出題時刻の予告時には、「次はアナグラムの問題です」という一文を入れると親切です。
題材は何でも構いませんが、人名が一般的です。
ここでは、「タイトルに共通して含まれている語」を答えさせる問題を取り上げましたが、他にも、
また、3曲目だけ、あるいは2曲目と3曲目を分けて提示し、2レス問題・3レス問題にすることもできます。
使用する曲数は、本家に倣って3曲である場合が殆どです。
4曲以上となると、20秒間での解答が困難となることが考えられますので、避けたほうが無難でしょう。
歌詞は、うたまっぷや、歌ネットなどから拾ってくると、比較的容易に作問することができます。
音楽問題において重要な点として、必ず出題前の時刻予告の際に、「何を答えさせるのか」を予告して下さい。
時間は多少かかりますが、これを確認する作業を必ず行ってください。主な方法としては
「複合語」が正解となる場合について
複合語とは「スプロール現象」「ベルサイユ条約」など2つの言葉によって構成される語句です。
この複合語が正解となる問題を作る際には、特に問題文を注意して作って下さい。
以下に例を提示します。
たとえば「スプロール現象」が正解の場合。
実際に出題すると、「すぷろーる」としか書かない解答者がいる場合があります。
赤が最初に「すぷろーる」、緑が2番目に「すぷろーるげんしょう」と解答した場合に
問題文に対しての正確さを求めるならば、緑が正解となります。
しかし意味が通れば良いならば、レスの早い赤が正解です。
どちらを正解としても、判定をめぐってのgdgdが起こるおそれがあります。
このようなことを未然に回避するために、問題文の末尾は
『「何現象」というでしょう?』としておくとベストです。
この表記であれば「スプロール」「スプロール現象」ともに正解にする事ができるので、
レスの早いほうを判断するだけです。
「何条約」「何駅」「何の戦い」など、他の複合語の場合も同様です。
また、「キリンビール」や「週刊少年ジャンプ」など、ひとつの固有名詞が複数の名詞によって構成されているような語が答えになる場合も、それぞれ「キリン」「ジャンプ」のように一般的な略語での解答があることが想定されますが、このような語でも、同様の問題が発生する惧れがあります。
これに関しても字数指定や『「何ビール株式会社」でしょう?』とする方法があります。
1人の人物について複数の呼び方が知られている場合(野球選手など)について
この問題には、正解となる語について、2通りの表記が考えられます。
登録名である「山本昌(やまもとまさ)」と、本名である「山本昌広(やまもとまさひろ)」です。
これだけの問題文では、そのどちらを答えれば良いのかが判断できないため、
解答者たちの解答が登録名と本名とに割れることがあります。
勿論、問題文での指定がなされていないのですから、通常であればどちらでも正解とすべきですが、
"角野"さんが片方しか調べていない場合には調査・判定に一定の時間を要してしまいます。
このようなことの無いよう、プロスポーツ選手のように、
一般に2通り以上の名称が知られている人物が正解となる場合は、
出題時刻発表時に「登録名をお答え下さい。」「本名をお答え下さい。」「解答は登録名でも本名でも構いません。」
などのように、出題時刻発表時にて表記を予め指定しておき、
どのような解答が許容範囲内であるか、判断できるようにしておくと良いでしょう。
「正誤判定でgdgdにならないような配慮をする」ことも、掲示板形式でのクイズにおいては重要ですので、
問題文の表記には充分な注意を払ってください。
「インターネット等の媒体からの抜き出し」は、高い確率でばれます
インターネットには、たくさんの問題が転がっています。
過去の"角野"のなかには、その問題群から問題文を抜き出してきて、そのままコピペして使用していた方もいますが、
しかし、彼らは皆「手抜きしてんじゃねーよ」と弾劾を受けています。
というわけで、現在は「問題は個人がオリジナルで作成すること」が原則となっています。
ただし、オリジナルといっても、世の中の事象には限度がありますし、
いわゆる「ベタ問(頻出しやすい問題の事。手垢がついて汚れたなどの意。)」というものもあります。
問題群を参考に自分なりのアレンジを加えるなどして、出題することも1つの手段だと思います。
くれぐれも、“そのままコピペしただけ”ということだけは避けていただくようお願いします。
沢木初心者が沢木経験者に教えを請うスレ
この場所に、"角野"初心者が"角野"経験者からのアドバイスを請えるしくみもあるようですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
初めて"角野"役をやる人は、その旨申し出てスレ住人の添削を受けましょう
初めて"角野"役に挑戦しようとする人は、事前にその旨を申し出て、収録終了後などの空いた時間に、問題文と解答の添削を受けることをオススメします。
スレ住人には住人なりの「"角野"の問題文に求めるクオリティ」があるりますので、それを確認する意味でも、まず添削を受けてみてから、"角野"に挑戦されることをお勧めします。
これは、三十数問を一人で用意できる"角野"がいないときに、
十数問ほど手元に問題のストックがある人物が2〜4名程度で交代で出題する、というものです。
しかし、その作成を習得するのはそれほど難しいものではありません。
「まずは何も考えずに気軽に五問作ってみて添削を受ける」くらいからはじめてみてはいかがでしょうか。
慣れてくると、解答者として参加するより楽しいかもしれませんよ?
なお、人稲のためか、最近は"浦川"との兼任が必須になっているのが暗黙の了解となっているようです。
本家「アタック25」での角野友紀さんの仕事といえば、「問題文を読み上げること」です。
(2009年4月-2013年3月は加藤明子さん、1999-2009年は沢木美佳子さんだったので、"角野"役のことを"加藤" "沢木"と言っていました。)
一方、「アタック25 in VIP」においては、"角野"さんは問題文を読み上げるだけでなく、
- 問題とその正解を(事前に)用意する。
- 各々の解答者の解答を確認して、正解と正解者を発表する。
といった、本家では浦川泰幸さんや番組のスタッフが担う役割も担当します。
また、「問題文を読み上げる」という作業には、
- 問題形式や解答方法について、解答者に説明すること
- 問題文をスレに書き込む時刻(出題時刻)を事前に予告すること
が含まれます。
簡単には以上が"角野"さんの仕事の全てですが、
大きなトラブルを未然に防ぐ為に、これまでの2年弱で蓄積されたノウハウを
大きく以下の2つに分けて、"角野"さんの仕事の要点として記していきます。
- 収録の進行方法について
- 問題作成(作問)と正誤判定について
収録の進行方法について
問題を読み上げる
これまでに色々な方法が試みられてきましたが、現在は以下のような形式が標準です。- "浦川"さんが「次の問題どうぞ」などと促す。
- "角野"さんが出題時刻を予告。例:「26分30秒」「26:30」「2630」(なるべく、秒数が10の整数倍となる時刻で)
- その時刻に問題を掲示板に書き込む。
「アタック25 in VIP」において最も重要なのは"浦川"と"角野"の折り合いです。
進行スピードを重視しすぎ、"浦川"さんの進行を待たずに出題してしまうことのないよう注意して下さい。
また、解答者が出題時刻を見落とす事を防ぐため、出題時刻の予告から出題までは、最低30秒以上空けてください。
なお、「5ヒント問題」などの“特殊問題”(後述)を出題する際には、
出題時刻を予告する際に、問題形式や解答方法についても説明して下さい。
オープニングクイズは「5ヒント問題」です。
今日は、5つのヒントにあてはまる「人名」をお答えいただきます。各ヒントは20秒ごとに提示されます。
わかった時点でどんどんお答えください。この問題に限り、解答は何回しても構いません。
3500に出題します。(←「21時35分00秒」の意です。以後、出題時刻はこのように4桁の数字で示します。)
ここからは、解答権は1人1問につき1回のみとなります。
解答制限時間は20秒間です。
3830
また、このような説明が必要な際には、解答者が説明を読んで理解するまでの所要時間を考慮し、
出題時刻の予告から出題までは「30秒」より少し長めに時間をとって下さい。
1問目の正解発表後(1問目が全員不正解(スルー)の場合は2問目以降に正解者が出た後)には、解答者の自己紹介が始まります。
解答者全員の自己紹介が終わり、"浦川"さんが次の出題を促してから2問目へと進んでください。
それ以降の出題時刻の予告は、"浦川"さんが「次の問題どうぞ」などと促してから行って下さい。
特に、アタックチャンス前とラスト問題前の時は、"浦川"さんのレスに時間がかかることがあります。
"角野"さんは先走って進行してしまうことのないようにお願いします。
"角野"さんが予告時刻以外の時間に出題してしまうと、その問題は無効となります。
せっかく作った問題を無駄にしてしまうことの無いよう、充分ご注意下さい。
解答制限時間の判定について
VIP板では、投稿時刻が100分の1秒単位まで表示されるため、
"角野"の出題予告時刻と、実際の出題時刻とが前後することがあります。
この場合、解答制限時間は、以下の基準によって計算します。
●"角野"の実際の出題時刻が、出題予告時刻よりも早かった場合 ⇒ 予告時刻から起算
●"角野"の実際の出題時刻が、出題予告時刻よりも遅かった場合 ⇒ 実際の出題時刻から起算
例えば、解答制限時間が20秒の大会で、出題予告時刻が「22:05:00.00」だった場合、
・実際の出題時刻が「22:04:59.88」であれば、解答制限時間は「22:05:20.00」まで
・実際の出題時刻が「22:05:00.11」であれば、解答制限時間は「22:05:20.11」まで
(0.11秒のロスタイムが発生)
…となり、この制限時間を超えての解答は無効となります。
正解発表
正解者が出るか、もしくは所定の解答制限時間が経過したら、「問題の正解」と「この問題は誰が正解者となったか(または全員不正解であったか)」を発表します。
【正解】児玉清(こだまきよし)
>>801青の方正解です。
このとき、正解レスのレス番号の表示は、特に必要ありません。
但し、予選やチーム戦の場合など、解答者の人数が多い場合には
レス番号を表示したほうが、他のスタッフの方にわかりやすいのでおススメです。
携帯大会について
携帯大会で問題を出題する場合においては、以下の点にご注意下さい。- 出題間隔を、予告から出題まで1分以上空ける。
- 出題時刻を、「xx分00秒」にする。
- 問題文はなるべく短く、また、改行もなるべく行わない。
- すべての問題を1レス完結とし、2レス以上に跨る問題は出題しない。
PCでの通常大会と同じように進行すると、問題の見落としが多発します。
ここまでが本戦(本家の「アタック25」同様の形式で行われるゲーム)の進行での注意点です。
予選について
解答者希望が6名を上回る場合は、本戦の前に予選が行われます。現在行われている予選の形式には、「通常予選」と「近似値予選」の2つがあり、
各大会ごとに、実施される予選の種別が定められています。(テンプレまとめ参照。)
「通常予選」
「アタック25 in VIP」では、「早答え2問先取形式」のことを「通常予選」と呼びます。"角野"さんの問題に予選参加者が一斉に早答えを行いますので、"角野"さんは問題をどんどん投下します。
なお、通常予選が行われる時点では、"浦川"さんがまだ決まっていないことが多いため、
"角野"さんの進行のもと、予選ショムニと協力して進めていきます。
[通常予選について]
今回の予選は「早答え2問先取形式」で行います。
"角野"が次々と問題を出題しますので、これにお答えください。1問あたりの解答制限時間は、20秒間です。
各問ごとに最速正解者1名を「正解者」とし、1点が与えられます。
2点先取した方から順次勝ち抜け=本戦進出となり、これが4名に達した時点で予選終了となります。
なお、所定時刻までに参加表明をしていない方の乱入(途中参加)はできませんので、ご了承下さい。
では、質問が無ければ、2330に予選第一問を出題します。
(21時23分30秒、の意です。以後、出題時刻はこのように4桁の数字で示します。)
予選開始の準備が整ったら、上記の様な説明と予選第一問の出題時刻の予告を行います。
一時的に離席している解答者などがいる時のため、予告から第一問出題までは60秒程度空けておくと良いでしょう。
正解者が出るか、もしくは所定の解答制限時間が経過したら、
本戦同様「問題の正解」と「この問題は誰が正解者となったか(または全員不正解であったか)」を発表します。
本戦と違う点は
- 正解者名はトリップで記す。
- 正解者のレス番号も記しておく。
- 正解発表と同時に、次の問題の出題時刻の予告を行う。
【正解】本居宣長(もとおりのりなが)
>>256 ◆Attack/25. さん正解です。
2430
正解発表から次の問題の出題までは、本戦同様に30秒以上空けておけばよいです。
しかし、予選ショムニさんの作業が追いつかない場合や、解答者から問題や正誤判定について
アピールされる場合があります。
この場合、"角野"さん自身の判断で進行を一時的に止め、説明や反証を行って下さい。
進行が追いつかない場合、アピールがあった場合には、解答者の多くは予選から頭が離れます。
やり直しなどで多くの問題が無駄になってしまう可能性がありますので、スレの流れをよく確認
しながら進行するようにしましょう。
「近似値予選」
近似値問題を1問使用して実施する予選のことを、「近似値予選」と呼びます。[近似値予選について]
今回の予選は「近似値問題」で行います。
ある数値を答える問題が出題されますので、20秒の制限時間内に算用数字でお答えください。
正解の数値に近い方から順に、4名が本戦進出となります。
(全く同じ数値を答えた方が複数いた場合には、レススタンプの早い方を優先とします。)
なお、集計に用いるスクリプトの都合がありますので、解答に平仮名や漢数字は使用しないようお願いします。
また、単位もつけなくて構いません。
ここで使用されているスクリプトは、観客@楽天氏がこのスレのために作成したもので、
こちらからダウンロードすることができます。
スクリプトの使用方法については、ダウンロード後にreadme.txtをお読み下さい。
なお、上記の説明文では、制限時間「20秒」、本戦進出者数「4名」となっていますが、
初心者大会においては制限時間「30秒」であり、本戦進出者数は状況によって異なります。
問題作成(作問)と正誤判定について
問題を作ろう!
1回の大会で、最低限必要な問題数は、パネル25枚+アタックチャンスの26問ですが、誰も解答できずスルー(全員不正解)となることを想定すると、最低限30〜40問は必要です。
当日の解答者の様子を見て、問題を差し替えられるようにしておくと、なお良いです。
各カテゴリーごとの難易度は
- 未勝利:「簡単すぎるかな?」
- 混合A・B:「ちょっと難しいかな?」
- チャンピオン:「結構難しいかな?」
……という感じが目安とされています。
(Googleなどの検索エンジンでのヒット数を、難易度の目安とする、という手法もあります。)
またもう一つの目安として、準備する問題の難易度のバランスを
- これはタイプ勝負になるかもという問題
- これは4人中2人は知ってるかという問題
- これは4人中誰も知らないかもしれない問題
という形で分けてしまうのも一つの方法です。
簡単な問題ばかりだと、クイズではなくタイピング勝負になる傾向にあり、
難しい問題ばかりだと、スルー連発で収録全体がたるんでしまうことがあります。
解答者の解答状況を見て、調節する事で適切な難易度設定の感覚が身につくかもしれません。
また、ジャンルについては、解答者の得手不得手に対する偏りを防ぐために、なるべく多くのジャンルから作問するよう心がけると良いです。
一口にジャンルといっても
「文学」「政治・経済」「理科」「技術」「食べもの」「ファッション」「アニゲ(アニメ・ゲーム)」
「古典や最近の芸能」「音楽(流行歌や、クラシック・外国の音楽..)」「スポーツ」
「時事問題」「ノンセクション」……など、挙げればキリがありません。
(その他のジャンル例はここを参考にしてください。)
また、2ちゃんねる開催の企画ですので、本家「アタック25」では通常出題されない
「エロゲー」「アダルトビデオ」「2ちゃんねるの話題」「最近の事件・犯罪」…などの分野の問題があっても面白いです。
ただし、そういった分野の問題や自分の得意分野・専門分野の問題は、難易度が低いと錯覚したり、出題する事自体が目的に感じる傾向があります。
そういう分野については、「他の人は難しく、もしくは答えるのがアホらしく感じるかもしれない」ということを念頭においておいてください。
問題形式
問題形式は、「1レス方式」と「多レス方式」の2つに分かれます。- 1レス方式…問題文が1レスのみで完結するもの。
- 多レス方式…問題文が2レス以上に跨るもの。
多レス問題は先読みをする楽しみがあり、クイズの醍醐味も詰まっていますが、あまりに多レス問題が多いと
収録時間が冗長になり、大会自体の雰囲気が間延びしてしまうので、無闇に多用することは避けましょう。
また、オープニングの5ヒント問題(後述)を除き、基本的には2レスまでに留めておくのが、通例です。
5ヒント問題や3レス以上の出題をする場合は事前の説明が必要となるでしょう。
出題の前にその形式と解答方法を簡潔に説明することも、"角野"を円滑に務める上で重要です。
説明用テンプレートを末尾に掲げておきますので、参考にしてみて下さい。
2レス問題を作る上でのポイント
2レス問題のポイントは、解答者に「どのポイントで答えて欲しいか」を考えて文章を分ける、ということです。1レス目ではどうしても解答に結び付けられない問題や、
1レス目から想定される解答とはおおよそ結び付かない解答を設定することは、避けるべきとされています。
- 基本的な2レス問題
【問題(2レス)】
その名はギリシア語で「力」という意味の言葉に由来する・・・
[問題続き]
アルフレッド・ノーベルが発明した爆発物は何でしょう?
この問題は、難易度は相当高いですが、解答者によっては、1レス目で答えることができるでしょう。
「その名はギリシア語で「力」という意味の言葉に由来するモノは何?」でも、問題としては成立しているのです。
このように、2レス問題は「1レス目で問題が終了しても問題が成立していること」が基本となります。
また、「1レス目だけで答える場合の難易度」よりも、
「2レス目まで読んで答える場合の難易度」が、低くなるようにしてください。
(本家「アタック25」など“問題を実際に音声で読み上げての早押し”の場合、
問題文中の、解答に結びつくキーワードが、冒頭から末尾にかけて段々易しくなっていきます。
多レス問題は、この要素をチャット上で再現するためのものだからです。)
- 接続詞「では」を用いた2レス問題
【問題(2レス)】
将棋のマス目は81マスですが・・・
[問題続き]
では、囲碁の目数はいくつでしょう?
この問題は、1レス目でまずある事象について述べ、
2レス目で「では」を用いて、1レス目と関連はあるが異なる事象について問う、という構造になっています。
この場合、1レス目に、2レス目で答えてほしい単語を示すヒントが全く入っていないため、
1レス目の時点で、答えが何種類も想像できてしまいます(チェスのマスは64、オセロも64、囲碁は361、他には……)。
つまり、1レス目を読んだ解答者は、勘を頼りに速答を試みるか、
もしくは2レス目まで待ってから答えるか、という選択を迫られることになります。
このような形式の問題は、「知識」や「知恵」よりも、「勘」や「運」が大きな要素になります。
本来「知識」「知恵」を競うべきクイズ大会では、あまり用いられるべきではない、とされていて、本家「アタック25」においても、勘を頼りにしなければ正答できない問題は、ほぼ全く見られません。
また、この形式の問題点として、「"角野"が問題を操作できる余地がある」ことも挙げられます。
1レス目から、2レス目をたくさん用意しておくことで、1レス目に対する飛込みをみて
「この人を正解にしてあげたいから、2レス目はこれにしよう」という、インチキ"角野"が発生する
恐れがある、というのがその理由です。
ただ、これで1レス目で飛び込んだ解答者の勘が見事的中した場合や、果敢な飛び込みがあった場合に
スレが大いに盛り上がることがあります。
多用するのは問題ですが、TPOをわきまえた上であればある程度は許容されているのが現状です。
- 明らかに不適当な2レス問題
【問題(2レス)】
アメリカの初代大統領はワシントンですが・・・
[問題続き]
では、日本で一番流域面積の広い川は何川でしょう?
もしあなたが解答者だったとして、1レス目から、2レス目が想像できたでしょうか?
「1レス目ではどうしても解答に結び付けられない問題や、
1レス目から想定される解答とはおおよそ結び付かない解答を設定すること」とは、こういうことです。
このような問題を出題すれば間違いなく批判され、スレが炎上する事もあります。
くれぐれも、このような作問はおやめください。
最後に・・・
'『あなたが作った問題を解くのは、あなた(出題者)ではなく解答者なのです。』
解答者の立場にたった問題作りを心がけて下さい。
正誤判定について
【正解】児玉清(こだまきよし)
>>801青の方正解です。
正解の語には、なるべく読み仮名も記してください。
特に、難読の語や、読みや表記について異論の出るおそれのある語が正解である場合には、
判定についての異論や、それに伴うgdgdを事前に予防するために、読み仮名は必須であるといえます。
現在、正誤判定については、以下のような大まかなルールに則って行われています。
- 人物の場合、日本人は基本的にフルネームで正解。
- 外国人の場合はフルネームでなくてもOK。
- 解答の表記については、漢字表記のできるものであっても、ひらがな・カタカナでOK。
- 漢字の誤変換、ローマ字での表記はNG。
"角野"さんから解答方式を指定する必要がある場合もありますが、出題時刻の予告と同時に行う様な形としないと
上のルールが染みついている解答者から歓迎されない場合がありますので注意してください。
(例:「漢字でお答え下さい」「算用数字でお答え下さい」など)
「ハンブルグ」「ハンブルク」といった同じ物を指しながら表記が違う解答(表記ゆれ)の正誤についても
基本的にはすべて"角野"さんが判断することになります。
(例:「時東ぁみ」が正解である場合に、「ときとうぁみ」「ときとうあみ」のどちらを正解とするかなど)
どこまでの表記揺れを認めるかについて、作問時に正解と一緒に記しておくようにすると良いでしょう。
正誤判定や表記ゆれの判定。及びその他の進行に関して、判断が出来ない場合や論証が出来ない場合には
"浦川"さんに判断を一任してください。
それらの権限は全て"浦川"さんに委ねられています。
特殊問題について
現在は、通常の問題(“読み上げ問題”といいます)以外に、以下のような形式の問題が出題されることが慣例となっています。- 5ヒント問題(1問):第1問目(必須)
- 日付問題(1〜数問程度):序盤(通常の読み上げ問題と混ぜてもOK)
- アナグラム問題(1問):パネルが5枚程度埋まったあたり
- 音楽問題(1問):アナグラム問題の次
…というような、おおよそ本家と同じ構成がとられる場合が多いです。
しかし、それぞれの"角野"さんによって、各形式の有無や構成は様々で、
より本家に近く、「漢字AA問題」「教科書問題」「地図AAで地名・国名当て問題」などを用意する方もいます。
また、掲示板形式であるという点を生かした、
「数式を使用した問題」「文章や歌詞などの空所適語補充(穴埋め)問題」
「日本語以外の言語(英語、モールス信号など)を使用した問題」「上記以外のアスキーアート問題」
…などの特殊な形式の問題も、出題されたがあります。
但し、このような特殊な形式の問題は、好き嫌いがかなり激しく、場が荒れる事も想像されます。
1回の収録において多用することは避け、短時間で読み切れる「日本語での音読が可能な問題」がメイン
になるようにして下さい。
収録の進行上は、オープニングの5ヒント問題以外は必ずしも無くても構いませんので、
これらが用意できなくとも、"角野"を務めていただくことは可能です。
また、「○○だけ用意してないんですが…」などとスレ上で申し出ると、
その問題だけ別の人が出題してくれたり、あるいはスカイプチャットなどで送ってくれたり、ということもあります。
以下、主な形式について説明します。
5ヒント問題
本家「アタック25」でのオープニングクイズにあたるもので、アタック25 in VIPでは慣例的に1問目に出題されています。オープニングクイズは「5ヒント問題」です。
今日は、5つのヒントにあてはまる「人名」をお答えいただきます。各ヒントは20秒ごとに提示されます。
わかった時点でどんどんお答えください。この問題に限り、解答は何回しても構いません。
このような説明を提示したうえで、5つのヒントを20秒ごとに提示していきます。
(もちろん、題材は「人名」だけでなく、「地名」「できごと」「物の名前」などなど、何でも構いません。)
1番目は凄く難しいヒントから始め、段々と簡単にしてゆき、5番目のヒントは見れば誰でもわかる、
といった構成にするのが良いでしょう。
問題例を以下に掲げておきます。
《ヒント1》
1942年1月8日、神奈川県横須賀市に生まれる。1960年、神奈川県立横須賀高等学校卒業。
《ヒント2》
2001年からほぼ毎週発行し続けていたメールマガジンが、2006年9月の第250号で完結(?)を迎えた。
《ヒント3》
座右の銘は 「無信不立」。尊敬する人物は、吉田松陰、ウィンストン・チャーチル、など。
《ヒント4》
福田赳夫の秘書を経て、1972年、衆議院議員に初当選。以降、12期連続で当選し続け、大蔵政務次官、厚生大臣、郵政大臣などを歴任。
《ヒント5》
第87・88・89代内閣総理大臣を務め、2006年9月に、自民党総裁としての任期満了に伴い内閣総辞職。
日付問題
収録当日の日付にまつわる問題です。例えば、収録日が9月14日であれば、過去のその日に起こった出来事や、生まれた人、亡くなった人に
まつわる問題を出題します。ほとんどが序盤に出題されます。
Wikipediaの日付記事や、今日は何の日、などのサイトには、
当日が誕生日あるいは忌日である有名人や、その日にあった出来事などがまとめられていますので、
これらを参照しつつ、他の資料でも裏を取りつつ作問すると良いでしょう。
アナグラム問題
アナグラムとは単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって全く別の意味にする言葉遊びのことで、本家では有名人や歴史上の人物の名前を入れ替えて出題されます。
出題時刻の予告時には、「次はアナグラムの問題です」という一文を入れると親切です。
【問題(2レス)】
「森永のトリオ」
[問題続き]
「 も り な が の と り お 」
題材は何でも構いませんが、人名が一般的です。
音楽問題
これも、まず、予告例と問題例を以下に提示します。今から3曲続けて、それぞれ異なる楽曲の一部分をお聴きいただきます。
各曲のタイトルに共通して含まれている語は、何でしょう?
♪誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見つけた
♪静かな静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は
♪まっかだな まっかだな つたのはっぱが まっかだな
ここでは、「タイトルに共通して含まれている語」を答えさせる問題を取り上げましたが、他にも、
- 各曲のタイトルの頭文字を、1曲目から順に並べると、ある3文字の言葉になる
- 各曲を歌っている歌手名・グループ名の頭文字を、1曲目から順に並べると、ある3文字の言葉になる
また、3曲目だけ、あるいは2曲目と3曲目を分けて提示し、2レス問題・3レス問題にすることもできます。
使用する曲数は、本家に倣って3曲である場合が殆どです。
4曲以上となると、20秒間での解答が困難となることが考えられますので、避けたほうが無難でしょう。
歌詞は、うたまっぷや、歌ネットなどから拾ってくると、比較的容易に作問することができます。
音楽問題において重要な点として、必ず出題前の時刻予告の際に、「何を答えさせるのか」を予告して下さい。
- 「タイトル」なのか、「歌手名」なのか、「グループ名」なのか、
- 「共通する語」なのか、「共通する文字」なのか、「頭文字3文字抜き出し」なのか、
「問題作成はほとんど経験がないよー」という人へのアドバイス
あなたが作った問題は、「本当に答えが一つだけ」の問題ですか?時間は多少かかりますが、これを確認する作業を必ず行ってください。主な方法としては
- グーグルやウィキペディアで出題事項を調べてみる
- 複数の文献(ウェブ上の文書でも可)に同じことが書かれているかどうか確認する
- 解答に関する情報をたくさん問題文に詰め込む
「複合語」が正解となる場合について
複合語とは「スプロール現象」「ベルサイユ条約」など2つの言葉によって構成される語句です。
この複合語が正解となる問題を作る際には、特に問題文を注意して作って下さい。
以下に例を提示します。
たとえば「スプロール現象」が正解の場合。
実際に出題すると、「すぷろーる」としか書かない解答者がいる場合があります。
赤が最初に「すぷろーる」、緑が2番目に「すぷろーるげんしょう」と解答した場合に
問題文に対しての正確さを求めるならば、緑が正解となります。
しかし意味が通れば良いならば、レスの早い赤が正解です。
どちらを正解としても、判定をめぐってのgdgdが起こるおそれがあります。
このようなことを未然に回避するために、問題文の末尾は
『「何現象」というでしょう?』としておくとベストです。
この表記であれば「スプロール」「スプロール現象」ともに正解にする事ができるので、
レスの早いほうを判断するだけです。
「何条約」「何駅」「何の戦い」など、他の複合語の場合も同様です。
また、「キリンビール」や「週刊少年ジャンプ」など、ひとつの固有名詞が複数の名詞によって構成されているような語が答えになる場合も、それぞれ「キリン」「ジャンプ」のように一般的な略語での解答があることが想定されますが、このような語でも、同様の問題が発生する惧れがあります。
これに関しても字数指定や『「何ビール株式会社」でしょう?』とする方法があります。
1人の人物について複数の呼び方が知られている場合(野球選手など)について
【問題】
2006年9月16日に、84試合目の無安打無得点試合を、41歳という最年長で達成した、
中日ドラゴンズに所属する投手は、誰でしょう?
この問題には、正解となる語について、2通りの表記が考えられます。
登録名である「山本昌(やまもとまさ)」と、本名である「山本昌広(やまもとまさひろ)」です。
これだけの問題文では、そのどちらを答えれば良いのかが判断できないため、
解答者たちの解答が登録名と本名とに割れることがあります。
勿論、問題文での指定がなされていないのですから、通常であればどちらでも正解とすべきですが、
"角野"さんが片方しか調べていない場合には調査・判定に一定の時間を要してしまいます。
このようなことの無いよう、プロスポーツ選手のように、
一般に2通り以上の名称が知られている人物が正解となる場合は、
出題時刻発表時に「登録名をお答え下さい。」「本名をお答え下さい。」「解答は登録名でも本名でも構いません。」
などのように、出題時刻発表時にて表記を予め指定しておき、
どのような解答が許容範囲内であるか、判断できるようにしておくと良いでしょう。
「正誤判定でgdgdにならないような配慮をする」ことも、掲示板形式でのクイズにおいては重要ですので、
問題文の表記には充分な注意を払ってください。
「インターネット等の媒体からの抜き出し」は、高い確率でばれます
インターネットには、たくさんの問題が転がっています。
過去の"角野"のなかには、その問題群から問題文を抜き出してきて、そのままコピペして使用していた方もいますが、
しかし、彼らは皆「手抜きしてんじゃねーよ」と弾劾を受けています。
というわけで、現在は「問題は個人がオリジナルで作成すること」が原則となっています。
ただし、オリジナルといっても、世の中の事象には限度がありますし、
いわゆる「ベタ問(頻出しやすい問題の事。手垢がついて汚れたなどの意。)」というものもあります。
問題群を参考に自分なりのアレンジを加えるなどして、出題することも1つの手段だと思います。
くれぐれも、“そのままコピペしただけ”ということだけは避けていただくようお願いします。
沢木初心者が沢木経験者に教えを請うスレ
この場所に、"角野"初心者が"角野"経験者からのアドバイスを請えるしくみもあるようですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
初めて"角野"役をやる人は、その旨申し出てスレ住人の添削を受けましょう
初めて"角野"役に挑戦しようとする人は、事前にその旨を申し出て、収録終了後などの空いた時間に、問題文と解答の添削を受けることをオススメします。
スレ住人には住人なりの「"角野"の問題文に求めるクオリティ」があるりますので、それを確認する意味でも、まず添削を受けてみてから、"角野"に挑戦されることをお勧めします。
その他
「リレー"角野"」
最近では、「リレー"角野"」と呼ばれる手段があります。これは、三十数問を一人で用意できる"角野"がいないときに、
十数問ほど手元に問題のストックがある人物が2〜4名程度で交代で出題する、というものです。
最後に
クイズ問題の作成は、高い正確性と確かな「解答の唯一性」が求められる、ちょっと熟練のいる作業です。しかし、その作成を習得するのはそれほど難しいものではありません。
「まずは何も考えずに気軽に五問作ってみて添削を受ける」くらいからはじめてみてはいかがでしょうか。
慣れてくると、解答者として参加するより楽しいかもしれませんよ?
なお、人稲のためか、最近は"浦川"との兼任が必須になっているのが暗黙の了解となっているようです。
"角野"用テンプレ集
こちらへ。2013年04月02日(火) 21:26:28 Modified by inoue64