「地域」+「wiki」= ちうぃき です。wikiを通して地域と人に貢献していく地域活性化企画としてスタートしました。現在はwikiの個人利用の可能性を研究しています。

所感もしくは初感

読んでいると気持ち悪くなり
買うかどうか迷ったが
この取材力は、ある意味、感嘆する。
驚愕の取材力そして、何か、この夕刊ゲンダイ風が
逆に川崎っぽさを表現していて、非常に楽しいのは間違いない。

ネガティブフィルターで地域を切り取るとこういう形になる。

この雑誌社は他にも、地域雑誌を出しているので
「ちうぃきぺでぃあ」としては、この「取材力」は非常に参考にしたい!



■地域批評シリーズ編集方針

本書は、各地域の「街のイメージ」として貼られたレッテルを各種統計データと実地取材によって検証している。
それらのレッテルを取り払った上で見えてくる、街の真実の姿を観ようとしている。
街の真実の姿とは、集団としての住民のプロフィールだ。

街を作るのは、そこに住む人々である。
だから、街を研究する行為はそのまま住民の研究に通じる。
我々が、統計データを重視するのは、それがそこに住む住民が残した「数値化できる結果」であるからだ。
我々が、現地を徹底的に歩き回り、話を聞き、資料を読み漁るのは、
住民が作り出した「作品としての街」を鑑賞し、また「データ」や「レッテル」と比較することで
様々な側面からアプローチするためである。

結果として、劇画化されたような住民の姿を描く部分も出てくる。
しかし、これらはすべて事実に基づく描写だ。
これら露骨な描写には、既存の論調やイメージに対するアンチテーゼとして
また解決が難しい問題のあぶり出しに寄与する攻撃力を期待している。

本書によって、これまで語られることの少なかった街の魅力を世に広め、住民すらも気づかなかった問題点の認識と是正の一助となれば、喜びに堪えない。

地域批評シリーズ編集部


http://tokku.jp/about_books より転載

なんて刺激的なコンセプト!
「露骨な描写」それだけが真実だとは決して言えないが
読了後の、あの気持ち悪さは、露骨すぎる描写によってか。。と妙に納得。
素晴らしい。

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