Google App Engine の SDK に入っている Django ではなく、最新版のDjangoを使ってみます。
といっても、現在の最新バージョン1.1では、エラーが起きるそうです。
ここでも1.1の前のバージョン1.0.3を使って、DjangoをGAEで使ってみます。

Djangoは、この後、 google-app-engine-django-openid を使うために、挑戦します。

以下は、Eclipse の PyDev Google App Engine Project で作成したプロジェクトの中の
srcディレクトリに、インストールします。
Eclipse での開発環境の作り方は、「Eclipse セットアップ方法?」を参照してください。

Djangoのインストール

まず、Django-1.0.3.tar.gzをhttp://www.djangoproject.com/download/からダウンロード。
展開したら、Django-1.0.3に入っているdjangoディレクトリを、プロジェクトのsrcディレクトリ以下にコピーします。
これで完了です。

Google App Engine上で、任意のバージョンのDjangoを使う場合は、
インストールといってもインストールプログラムがあるわけでなく、
Djangoはソースそのものを一つのモジュールとして、プロジェクトの中に配置することで、利用できるようになります。
ただし、この段階では、なにもできないので、
DjangoをGoogle App Engine上で楽に使えるように、次のDjangoヘルパーを使います。

Djangoヘルパーのインストール


Djangoヘルパーは、
http://code.google.com/p/google-app-engine-django/
にあります。svnで最新版を取得することもできるのですが、これも、今のsvnの最新版だとエラーがでるので、
zip圧縮されているリリースファイルをダウンロードします。
All downloadsにある
appengine_helper_for_django-r86.zip
です。

zipを展開したら、以下のファイルとディレクトリをプロジェクトのsrcディレクトリ以下にコピーします。
  • app.yaml (ここでは、Eclipseのプロジェクト新規作成で作られたファイルに上書きします。)
  • main.py
  • settings.py
  • urls.py
  • appengine_djangoディレクトリ

Launcherなどで、起動して、ブラウザから、Welcome ページが参照できることを確かめます。

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