アルス×グレーテ 276@Part10
久しぶりに姫の部屋に招かれたアルス。時間を忘れ、しばし雑談に興じる。
「で、そのキーファとやらの子孫がアイラというわけじゃな?」
グレーテのベッドに腰掛けた二人の語らう姿は、身分の違いをも感じさせないくらい親しげである。
「う、うん・・。ライラっていう女の人だったかな、仲良かったし・・」
「ほう!では、二人が子供をこさえたというわけじゃな・・!?」
「そ、そうなんだろね・・」
頻繁に身を乗り出しては積極的に目を覗き込んでくるグレーテに、アルスは時折しどろもどろになってしまう。
「うーむ・・わらわには良くわからない事があるのじゃ・・」
グレーテは膨れっ面のまま、不意にベッドに背中から倒れこんだ。
「え?」
「・・子供じゃ。子供というやつはどうやれば出来るのかのう?」
グレーテは、せい、の、で起き上がると、色っぽく乱れた髪もそのままにアルスの顔を覗き込んだ。
「アルスは何か知っておらぬか?」
アルスは、焦った。えー、あー、と言葉を濁す。
アルスの知識は一方的なもの、持ち合わせていたのは男側の知識だけであった。
「そなた・・・何か知っておるな・・?」
顔と顔をあと10cmという辺りまで近づける。
たまらずアルスは目を逸らした。・・が、
「こっちを見よ!」
グレーテ節が始まると、もはやアルスに抵抗する手段は無い。
「よもや言わねばどうなるか分かっておるな?・・・のう?」
図らずもグレーテの暖かい息がアルスの頬にソワソワと吹きかかり、全身総毛立った。思わず小さくうめく。
あー、おさまれ、おさまれ・・。アルスは無意識に前かがみになっていた。
「どうしたのじゃ?早く答えよっ」
しつこく顔を覗き込んで来るグレーテ。アルスは観念し、赤面したまま語り始めた。
「おし・・ッ・・とな、おしっ・・からわらわは・・それはまた驚き、じゃ・・・のう・・」
驚愕の事実を知り、一人でワナワナと打ち震えるグレーテ。
「わ、ちょ、ちょっと早とちりしないでよ。お、おしっこと言ってもね、・・し、白いオシッコで」
更に顔を真っ赤にするアルス。なかなか言葉が続かない。
そ、そもそも、何でボクが恥ずかしがってるんだ。何も知らない相手なら、マリベルなんかよりもかえって話し易いんじゃないのかな・・?
そうは自分を諭してみても、なかなか次の説明に移るふんぎりがつかないアルスであった。
「白いおし・・っことな。それは初耳じゃ。・・そ、それがどうなるのじゃ?アルス、早くわらわに続きを聞かせたもれっ」
目を爛々と輝かせて、ずい、と身を乗り出してくるグレーテ。その仕草の可愛らしさにいちいち股間が反応してしまう。
「白いオシッコが・・・・え、っと・・出て、それが赤ちゃんの元で・・・」
そこでアルスはすまなそうに頭を垂れた。
「・・・ゴメン。あとは、女の人がどう関わるのか、良く分からないんだ・・」
「ほう・・・アルスでもそこまでしか知らぬか・・」
グレーテは、ふーむ、と頭を捻った。
アルスがその続きを知らないのは事実である。・・だが、アルスは内心上手くかわせた、と安堵していた。
後は自分の身体の一部が収まるまで話を適当に繋げればいい。
隣で不満げに巻き毛を指で弄ぶグレーテを余所に、アルスは話を再開した。
「えっとね、それで、キーファってば石版で手紙をね・・」
「・・・」
「そ、それでね、凄い偶然でしょ、漁船が、ね・・・ね・・?」
話を続けるアルスの顔に、ストップ、とばかりに白くか細い手が翳された。
「アルス・・・すまぬ、もう1つだけ疑問が出て来たのじゃ」
うーむ、と可愛らしく小首を傾げた姿を取るグレーテ。
「ど、どうかしたの・・・かな?」
「・・その、白いおしっことやら、どうやれば出るのじゃ?」
「あ、いや、そ、それは・・・」
予想外の展開に頭が真っ白になり、しどろもどろに誤魔化すアルス。
そろそろグレーテの目にはアルスのポーズが不自然に映っているかもしれない。
しかしアルスの焦りは、なぜか逆に荒れ狂う血の濁流となって下半身へと注ぎ込んで行く。
グレーテの瞳が光った。・・ビンゴ、とでも言わんばかりに。
「アルス・・そなた・・・知っておるな?・・・わらわに隠しておるな・・?」
グレーテの腕がアルスに迫る。が、アルスは不自然な体勢で抵抗が出来ない。
頭を抱え、膝を抱えて許しを請う。
グレーテはベッドから降りると、ベッドの上で丸まったままのアルスを勝ち誇ったように見下ろす。
「ふふ・・先ほどから見ておればそのポーズ!実に怪しいぞっ!」
「ッッ!!」
「・・こうじゃっ!」
グレーテはアルスの足を掴むと、有無を言わさず勢いに任せてベッドから引きずり降ろした。
ベシャ、とアルスは体勢を崩してしりもちをついた。
ぐすん、と涙ぐむアルスだが、そそり立つ股間を(ズボン越しとはいえ)曝け出された今、今度こそ全てを観念したのだった。
ぺたんと無気力に座り込むアルス(隠す気力も無い)と対照的に、充実した気力を以ってパンパンに膨らんでいるアルスの股間。
「よもや男子の逸物というものが、こうも異形に成り果てるとは・・わ、わらわが生まれて最も驚いた内に数えて良いかもしれぬ」
小さな手のひらで口元を押さえ、目を見開いて股間を凝視するグレーテ。
「痛い、イタイイタイ!」
視線を感じ、ギチギチと更に膨張する愚息を、アルスは恨めしく思った。
「す、凄いものじゃのう・・。確か書物で読んだことがあるぞ。勃起・・とか言ったかのう・・」
溜息まじりに観察を続けるグレーテ。まさに「凝視」。アルスは泣きたくなった。
「・・のう、アルスのそれは先ほどまでは何とも無かったようじゃが・・男子とは一体どのような機会でそのようになるのじゃ?」
そういうとグレーテはアルスの前で屈んで両手で頬杖をついてみせた。ベッドにもたれているアルスと目線の高さが近くなる。
流石は一国の姫。胆が座っているというべきか。
「う・・・・え、えっと・・・・」
アルスは赤面した。
「・・なんじゃ?はやく教えよっ」
じれったくて顔を近づけるグレーテ。
「あ、あの、・・・・エッチな気分になった時・・・」
「な、なんとなっっ・・!?」」
グレーテは顔を一瞬で真っ赤に染め上げた。
ババッと身を翻す。
「ふ、不埒なっっ!!あ、アルスよっ、そ、そなたはっ・・っ!わ、わら、わらわ・・をっっ」
動転したグレーテもまた可愛らしい。が、すぐに冷静さを幾分取り戻す。
「そ、それは、よい・・まあ、わらわの・・み、魅力というものが為した罪というもの、じゃな」
「しかし、じゃ」
「・・え?」
涙目のまま顔をあげたアルス。
「わ、わらわはその、そなたの勃起とやらが、白いおしっ・・こにかかわりがあると見たぞ」
グレーテはニコリ、と微笑んだ。アルスは先を悟って、俯いた。
「・・話して、くれるな?」
半分レイプされてるような心境の中、アルスはおずおずと口を開いた。視線を股間に落とす。
「えっと・・男の子はみんな、こ、こういう風に、大きくなったオチンチンを・・・こ、こ・・」
「こ・・・?」
顔を突き出してくる。グレーテの顔もちょっと真剣である。
「こす・・擦ると・・・・き、気持ち良くなって・・・」
アルスはスーッと息を吸って、吐いた。
「白い、おしっこが・・・・・・ビュッって、出る」
アルスは泣きたくなった。
「お、おち・・・こ、擦る・・とな・・っ・・・っっ」
頬を真紅に染めるグレーテ。目を落ち着きなく左右させ、口元に手を当てる。
「き、気持ちよいとな・・・っっ?」
あたふたとするグレーテ。グレーテのこのように取り乱す姿を見る人間はアルスが初めてであろう。
「う、うん・・男の子は、たまにそ、それをやらないと・・・あ、あの、グレーテ・・?」
「よ、よい!」
流石に心配そうなアルスに対し、恥ずかしそうに顔を逸らす。・・美しい金髪と豪華なスカートが大袈裟に舞う。
そして顔を逸らしたまま、グレーテは口を開いた。こちらからでも頬が真っ赤なのが見て取れた。
「そ、そなたも・・やっているという事じゃな・・?」
「え・・?」
「そ、そのような事を、いつもやっているという事、じゃな・・?」
「う、・・・・・・・・・・・・・・うん」
肯定の返事を聞くやいなや、ボッという音が聞こえるかと思うくらいに顔を火照らせ、恥ずかしそうにカクリと頭をうなだれるグレーテ。
「そ、そう、か・・そうなのか・・・」
グレーテはこっちをキッと振り向いた。
「それは・・そ、それはどのようなの、じゃ・・!」
「?」
「わ、わらわに、その・・、見せて、説明してみよ・・」
「・・・え・・あの・・?」
困惑した面持ちのアルス。
「二度も言わせるでない・・っ!そなたが、今やってみて、説明するのじゃっっ!」
バタバタと足を踏み鳴らすグレーテ。相当恥ずかしい頼みである事は理解しているらしい。
「ちょ、そ、そんなぁぁ」
泣きそうな顔で反論するアルス。
「せよ!するのじゃ!せ、せねばクビは無いものと思えぇぇっっっ」
グレーテの剣幕に呆気なく観念したアルス。
彼女との付き合いも短いわけじゃない。股間を見られた以上、こうなる事は初めから分かっていたのだ。
アルスはおずおずと立ち上がった。
「で、では、まず、そのズボンからじゃ。よもや、ズボンの上から、というわけではあるまいからな・・っ」
一言一言を紡ぐ度に顔を紅潮させる。
グレーテは時折、あーー、などと気だるそうな熱っぽいような声をあげながら、落ち着きなく俯いたり上を見上げたりもする。
恥ずかしいならやめてくれたらいいのに・・・などという台詞はおくびにも出さず、アルスは仕方なくズボンに手をかけた。
「お、下ろすから・・ね・・うぅっ・・」
よもや一国の姫の前で愚息を、しかも怒張した愚息を自ら晒す事になるとは夢にも思うまい。
アルスは床を見下ろした。
グレーテは屈んで股間を凝視している。・・・逃げられない。
(ええい、ままよ!)
アルスは大きく息を吸うと、ズルッと下着と一緒にズボンをずり下げる。
その瞬間、ブルンッ!と元気良くアルスの勃起したチンポがズボンの下から弾け出た。
「・・・・ッッッッ!!!」
両手で口を押さえ、両目を見開いたまま、グレーテは声にならない声を上げている。
それでいて、ひくん、ひくん、と脈打つように動くチンポの一挙一動を、穴が開くくらいにじっと見て決して目を逸らさない。
「な、なんと大きいのじゃ・・・・それに、ま、まるで生きているように動いておる・・・これ、が、オ、オチンチンというものなのじゃな・・・っっ・・」
(うぅっ・・グレーテが、グレーテがボクのオチンチンを見てる・・・・うわぁぁ・・・)
恥ずかしいはずなのに、なぜか一層アルスのチンポは膨張してしまう。
「お、お・・・ま、また大きくなったのじゃ、な・・・・・つ、つまりは・・わ、わらわに、見られて・・・・そ、その・・・なん、じゃな・・・」
最後まで言わず、グレーテはつい、と目を逸らした。
(わ、わぁぁぁん・・)
アルスは羞恥の余り思わず目を瞑った。
「アルス!」
思わず目を開けると、頬を染めたグレーテと目が合った。目だけが怒っている。口はパクパクしていた。
「そ、そこでやめてよいとは言っておらぬぞ。・・・さ、さあ・・・そなたの、お、おちん・・に手を添えて、そ、そなたの言った通りにやるの、じゃ・・・」
「・・う、うん・・・・・・変態だ、とか、思わない、でよ・・・・」
グレーテの返事を待たずに、アルスは己の肉棒に手を添え、しっかりと握り締めた。
「ハァ・・・ハァ・・・・そう、そう、じゃ・・・それで、ハァ・・・・手で・・・・手、で・・・」
グレーテは息を荒げながら、気が付くと今や4つんばいになった状態で、アルスの手の中にある怒張した極太チンポを凝視していた。
興奮で立ってもいられないのだ。どくんどくん、という心音がグレーテの頭の中にまで響く。
(わらわは・・・わらわは・・・ど、どうしてしまったのじゃ・・・っっ)
興奮状態を自覚できずに困惑するグレーテをよそに、アルスの右手は静かに上下運動を始めた。
しゅっ、しゅっ、しゅっ・・
アルスの手にしごかれて艶かしく踊り出した肉棒を見て、グレーテは、突如下腹部の火照りを覚えた。
「あ、あぁぅっ・・・っっ!?」
が、何とか堪える。
しゅっ、しゅっ、しゅっ
「グ、グレーテ、どうか、したの・・・?」
アルスはもう羞恥心も吹き飛んで、グレーテを気遣う余裕まで見せていた。
「ほ、ほうっておけ!ハァ・・ハァ・・そ、それよりも・・・今は・・ハァ・・・どう、いう感じ、なの・・じゃ・・・・ハァ・・・ッッ」
「う、うん・・ハァ・・だ、だんだん、エッチな・・こみあげて、くる・・・感じ、に・・・・」
アルスは歯を食いしばると、息を荒げてチンポをしごくペースを若干上げた。
徐々に染み出した先走り液が、彼のチンポをしごき上げる音に淫靡な水気をもたらす。
チュクチュクチュクッ!!チュクチュクチュク!
「わ、わらわ、も・・・なんか・・ハァ・・変・・なの・・・じゃ・・ハァ・・ハァ・・・・・う、うぅっ!」
段々と快楽を耐える顔つきになって来たアルスの姿、そして一層激しさを増した手淫の光景を見た途端、じゅーん、とグレーテの股間が潤んだ。
「・・く・・・っっ・・!!だ、だめじゃ・・っっ」
グレーテは4つんばいのまま、アルスに分からないように、大きなスカートの中に左手を潜り込ませた。
間も無く左手は目的地へと辿り着く。
もどかしそうにパンティをずらすと、既にたっぷりの蜜で潤った秘部を指でなぶった。
チュクッ!
「ふ・・・・・フッッ!!」
腰が震えた。・・未知の快楽。
そう、グレーテはまだ自慰行為というものを知らなかった。そして一度知ってしまえばもう性への抑制も効かなかった。
グレーテは左手を動かしながら、顔を歪ませて右手を動かしているアルスの方に4つんばいで歩み寄る。
「ハァ・・ハァ・・・ッッ!!あ、アルスよ、そなたは・・・ッッ!!・・ど、どう・・・じゃ・・・!!ハァ・・ッ!!」
「うあぁ・・!グ、グレーテ・・顔寄せすぎだって!」
アルスのチンポはもはや先走りでグチョグチョであり、その手淫の激しさもスパートに差し掛かっていた。
ちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこっ!!
「あ、ああ・・・、すこし、ずつ・・・っ!ちん、ぽ、が・・・・っ!!ジーンって!ジーーンって・・・!!止まらない、止まらないよぉっ・・!!」
そういうと、アルスは前のめりになって動きを一層激化した。
それを見て無意識に左手を激しく動かすグレーテ。AVビデオでも見るかのように、食い入るように見つめている。
「そ、そう・・かっ!!もはや自制も、効かぬ、かっっ・・!な、情け、ないやつ・・めっ!!」
言いつつグレーテは更にアルスに歩みより、まるでアルスの手の内で踊り狂っている肉棒に息がかかりそうなくらいまで接近した。
時折、アルスの手から飛び出した亀頭がグレーテの頬や唇をベチンベチンと叩く。・・・その興奮にグレーテのネジは飛んでしまった。
「あ、あぁ・・っ!?グ、グレーテ・・・っ!!あ、当たってるって!」
「で、では・・わ、わらわ、から・・の・・・下賜・・じゃっ・・庶民では考えられぬ栄誉、あ、ありがたく受けよ・・・っ!!」
グレーテはもはや我慢できぬと、潤んだ瞳でアルスのチンポに手を伸ばし、アルスの右手からチンポを奪い取った。
ぎちっ・・と握り締める。グレーテの細い指の間から、ペニスの太い血管がプリッとはみ出た。
「あ、あぁっ・・!!」
別次元の快感にアルスの体が一瞬のけぞる。
「ふ、ふふ・・・・っ!!き、気持ちよいの、じゃ、な・・・っ!!み、見苦しい、のうアルス・・・・っっ・・・あぁ・・」
そう言いつつもグレーテは内心喜ぶ。息が荒いまま、グレーテの右手は確かにそれをギュッと握り締めるやいなや、
スカートの中の左手と同じく猛烈な勢いで上下にしごき出した。
「あ、あぁぁぁぁっ!!グ、グレーテっっ!!そ、そんな、そんなっっ!!」
一国の姫であるグレーテ、そしてその白魚のようなグレーテの手指が1つの目的、アルスから濃厚な精液を搾り取る為だけに激しくその手を動かしている事実、
その事実だけでアルスは容易に達してしまいそうになる。
ちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこ!!
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
爪先立ちになってわななくアルスの表情を陶然と見上げるグレーテ。
「そ、そんなにわらわの指が気持ちよいか・・・?・・わ、悪くない気分じゃ、のう・・・はぁ・・・はぁ・・・マ、マリベルのような田舎娘には出来ぬ芸当だろうて、のう・・?」
「う、うん・・・ッ!グ、グレーテの指が、ぼ、僕のチンポをしごいて、る・・なん・・て・・・ッッ!頭が、ククラクラ、して・・っ!」
「ふ、ふふっ・・そ、それで、ど、どうじゃ、ま、まだかっっ?・・まだ出ぬのか・・っ?」
下から上目遣いに見るグレーテの、その人形のように整った顔と、そして今彼女がふけっている淫蕩な行為とのギャップは強烈である。
「は、はよう出すのじゃっっ」
鼻血が出そうなくらい興奮しきって、ヤケクソのように高速で扱き出そうとするグレーテ。
「ぐ、グレーテ、も、もう!!もう、!!あ、あぁっっ!!」
アルスは底なしの快楽に唐突に臨界を迎えた。
無意識にグレーテの肩を掴む・・と、グレーテの頭にアルスの顔が触れそうなくらいに接近する。
…グレーテの柔らかい金髪が頬を撫で、その甘い香水の匂いをアルスは胸いっぱいに吸い込んだ。
その瞬間、ジーン、と今までより遥かに強い甘い痺れが股間を襲った。
「あ、は、グ、グレーテっっ!!!!」
「で、出るのじゃなっ!お、思う存分精液を出すがよいっっ!沢山出るところをわらわに見せるのじゃ・・っっ」
そう叫ぶとグレーテがラストスパートとばかりに凄まじい勢いでアルスのチンポをしごき立てた。アルスのチンポとグレーテの手の間に白い泡が立つ。
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ!!!
「あ、あぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁっっっ!!!!で、出る、出る出る出るぅぅぅぅぅっっっ!!!」
アルスは前かがみになると同時に、無意識にグレーテの頭をガッシと掴み彼女の顔をチンポに押し付けた。
一瞬、亀頭がグレーテの唇をプリュンと擦る。同時に、
ビュルルルルーーーッ!!!ビューーッッ!!!ビューッ!!ビュビューッッ!!
凄まじい勢いでアルスのチンポから大量の精液が噴き出した。
「あ!!、あぁぁぁっ!!」
激しく迸る精液はグレーテの顔を直撃し、まるで公園の水飲み場で水量を間違えた子供のように顔面にビシャビシャ、ドプドプと浴びせかかった。
見る見る間にグレーテの整った顔が精液でドロドロになっていく。顎にはいやらしく白濁液のつららが連なった。
「あぁぁぁぁっ!!グレーテっっ!グレーテッッ!!!」
射精は止まる気配を見せず、アルスはグレーテの顔を自分の股間に押し付けたままで全身をガクガクと震わせている。絶頂の快感が持続しているのだ。
「あ、アルス・・・・っっ、そんなに気持ちよいの、じゃな・・・?嬉しいぞ・・もっと沢山出すのじゃ・・」
「う、うぁぁぁぁっっ・・・・・!!!」
「はぁ・・はぁ・・っ・・・・わ、わらわもまるで興奮が収まらぬ・・・・っ・・も、もっとアルスを味わいたい、ぞ・・・・っ」
グレーテは精液噴き上げるチンポを激しくしごき続けつつ、それが当然の行為であるかのようにアルスの亀頭にムチュムチュと一心不乱にむしゃぶりついた。
自分の亀頭を唇でねぶり回すグレーテの痴態を前に、ますます腰砕けになって精液をドプドプ吐き出すアルス。
ビューッ、ビューッ!!グレーテは、いまだビシャビシャと口内に激しくぶちまけられている精液を、ゴキュ、ゴキュ、んくんく、と夢中になって飲み干した。
「た、沢山、出る、のぅ・・ゴキュ・・ゴキュ・・ハァ・・ハァ・・・あ、アルス・・ハァ・・ハァ・・・・っっ・・ゴキュッゴキュッ・・」
精液にまみれてドロドロの顔に恍惚の表情を浮かべるグレーテ。
喉に絡む濃厚な精液をごくごく音を立てて嚥下しつつ、依然スカートの中で激しく蠢いている左手を一気に猛烈に動かした。
ジュッ!ジュッ!ジュッジュッジュッジュッジュッ!!!
「ーーーッ!!」
ビクン、と全身が震えると同時にグレーテの身体が海老ぞりになる。
「ん゛ーーーッッ!ん゛ーーーッッ!!ん゛ん゛・・・ッッ!!!ッッッッッッッ!!!!!!!!!」
声にならない声をあげ、ビグン、ビグン、ビグンと全身を激しく痙攣させたままくずれ落ちるグレーテ。その足元に水溜りが広がる。
アルスの未だ収まらぬ精液は、その彼女の全身に雨のように降り続けるのだった。
〜第一章・完〜
「で、そのキーファとやらの子孫がアイラというわけじゃな?」
グレーテのベッドに腰掛けた二人の語らう姿は、身分の違いをも感じさせないくらい親しげである。
「う、うん・・。ライラっていう女の人だったかな、仲良かったし・・」
「ほう!では、二人が子供をこさえたというわけじゃな・・!?」
「そ、そうなんだろね・・」
頻繁に身を乗り出しては積極的に目を覗き込んでくるグレーテに、アルスは時折しどろもどろになってしまう。
「うーむ・・わらわには良くわからない事があるのじゃ・・」
グレーテは膨れっ面のまま、不意にベッドに背中から倒れこんだ。
「え?」
「・・子供じゃ。子供というやつはどうやれば出来るのかのう?」
グレーテは、せい、の、で起き上がると、色っぽく乱れた髪もそのままにアルスの顔を覗き込んだ。
「アルスは何か知っておらぬか?」
アルスは、焦った。えー、あー、と言葉を濁す。
アルスの知識は一方的なもの、持ち合わせていたのは男側の知識だけであった。
- そしてその知識が婦女子に語るには余りに憚られる、という程度の公序良俗に対する知識も持ち合わせていた。
「そなた・・・何か知っておるな・・?」
顔と顔をあと10cmという辺りまで近づける。
たまらずアルスは目を逸らした。・・が、
「こっちを見よ!」
グレーテ節が始まると、もはやアルスに抵抗する手段は無い。
「よもや言わねばどうなるか分かっておるな?・・・のう?」
図らずもグレーテの暖かい息がアルスの頬にソワソワと吹きかかり、全身総毛立った。思わず小さくうめく。
あー、おさまれ、おさまれ・・。アルスは無意識に前かがみになっていた。
「どうしたのじゃ?早く答えよっ」
しつこく顔を覗き込んで来るグレーテ。アルスは観念し、赤面したまま語り始めた。
- グレーテに悟られないように膝を抱えつつ。
「おし・・ッ・・とな、おしっ・・からわらわは・・それはまた驚き、じゃ・・・のう・・」
驚愕の事実を知り、一人でワナワナと打ち震えるグレーテ。
「わ、ちょ、ちょっと早とちりしないでよ。お、おしっこと言ってもね、・・し、白いオシッコで」
更に顔を真っ赤にするアルス。なかなか言葉が続かない。
そ、そもそも、何でボクが恥ずかしがってるんだ。何も知らない相手なら、マリベルなんかよりもかえって話し易いんじゃないのかな・・?
そうは自分を諭してみても、なかなか次の説明に移るふんぎりがつかないアルスであった。
「白いおし・・っことな。それは初耳じゃ。・・そ、それがどうなるのじゃ?アルス、早くわらわに続きを聞かせたもれっ」
目を爛々と輝かせて、ずい、と身を乗り出してくるグレーテ。その仕草の可愛らしさにいちいち股間が反応してしまう。
「白いオシッコが・・・・え、っと・・出て、それが赤ちゃんの元で・・・」
そこでアルスはすまなそうに頭を垂れた。
「・・・ゴメン。あとは、女の人がどう関わるのか、良く分からないんだ・・」
「ほう・・・アルスでもそこまでしか知らぬか・・」
グレーテは、ふーむ、と頭を捻った。
アルスがその続きを知らないのは事実である。・・だが、アルスは内心上手くかわせた、と安堵していた。
後は自分の身体の一部が収まるまで話を適当に繋げればいい。
隣で不満げに巻き毛を指で弄ぶグレーテを余所に、アルスは話を再開した。
「えっとね、それで、キーファってば石版で手紙をね・・」
「・・・」
「そ、それでね、凄い偶然でしょ、漁船が、ね・・・ね・・?」
話を続けるアルスの顔に、ストップ、とばかりに白くか細い手が翳された。
「アルス・・・すまぬ、もう1つだけ疑問が出て来たのじゃ」
うーむ、と可愛らしく小首を傾げた姿を取るグレーテ。
「ど、どうかしたの・・・かな?」
「・・その、白いおしっことやら、どうやれば出るのじゃ?」
「あ、いや、そ、それは・・・」
予想外の展開に頭が真っ白になり、しどろもどろに誤魔化すアルス。
そろそろグレーテの目にはアルスのポーズが不自然に映っているかもしれない。
しかしアルスの焦りは、なぜか逆に荒れ狂う血の濁流となって下半身へと注ぎ込んで行く。
グレーテの瞳が光った。・・ビンゴ、とでも言わんばかりに。
「アルス・・そなた・・・知っておるな?・・・わらわに隠しておるな・・?」
グレーテの腕がアルスに迫る。が、アルスは不自然な体勢で抵抗が出来ない。
- 正直なところ、アルスは天井を突き破ってでもルーラで脱出したい気分だった。
頭を抱え、膝を抱えて許しを請う。
グレーテはベッドから降りると、ベッドの上で丸まったままのアルスを勝ち誇ったように見下ろす。
「ふふ・・先ほどから見ておればそのポーズ!実に怪しいぞっ!」
「ッッ!!」
「・・こうじゃっ!」
グレーテはアルスの足を掴むと、有無を言わさず勢いに任せてベッドから引きずり降ろした。
ベシャ、とアルスは体勢を崩してしりもちをついた。
- 瞬間、グレーテの頬にさっと朱が差す。
ぐすん、と涙ぐむアルスだが、そそり立つ股間を(ズボン越しとはいえ)曝け出された今、今度こそ全てを観念したのだった。
ぺたんと無気力に座り込むアルス(隠す気力も無い)と対照的に、充実した気力を以ってパンパンに膨らんでいるアルスの股間。
「よもや男子の逸物というものが、こうも異形に成り果てるとは・・わ、わらわが生まれて最も驚いた内に数えて良いかもしれぬ」
小さな手のひらで口元を押さえ、目を見開いて股間を凝視するグレーテ。
「痛い、イタイイタイ!」
視線を感じ、ギチギチと更に膨張する愚息を、アルスは恨めしく思った。
「す、凄いものじゃのう・・。確か書物で読んだことがあるぞ。勃起・・とか言ったかのう・・」
溜息まじりに観察を続けるグレーテ。まさに「凝視」。アルスは泣きたくなった。
「・・のう、アルスのそれは先ほどまでは何とも無かったようじゃが・・男子とは一体どのような機会でそのようになるのじゃ?」
そういうとグレーテはアルスの前で屈んで両手で頬杖をついてみせた。ベッドにもたれているアルスと目線の高さが近くなる。
流石は一国の姫。胆が座っているというべきか。
「う・・・・え、えっと・・・・」
アルスは赤面した。
「・・なんじゃ?はやく教えよっ」
じれったくて顔を近づけるグレーテ。
「あ、あの、・・・・エッチな気分になった時・・・」
「な、なんとなっっ・・!?」」
グレーテは顔を一瞬で真っ赤に染め上げた。
ババッと身を翻す。
「ふ、不埒なっっ!!あ、アルスよっ、そ、そなたはっ・・っ!わ、わら、わらわ・・をっっ」
動転したグレーテもまた可愛らしい。が、すぐに冷静さを幾分取り戻す。
「そ、それは、よい・・まあ、わらわの・・み、魅力というものが為した罪というもの、じゃな」
「しかし、じゃ」
「・・え?」
涙目のまま顔をあげたアルス。
「わ、わらわはその、そなたの勃起とやらが、白いおしっ・・こにかかわりがあると見たぞ」
グレーテはニコリ、と微笑んだ。アルスは先を悟って、俯いた。
「・・話して、くれるな?」
半分レイプされてるような心境の中、アルスはおずおずと口を開いた。視線を股間に落とす。
「えっと・・男の子はみんな、こ、こういう風に、大きくなったオチンチンを・・・こ、こ・・」
「こ・・・?」
顔を突き出してくる。グレーテの顔もちょっと真剣である。
「こす・・擦ると・・・・き、気持ち良くなって・・・」
アルスはスーッと息を吸って、吐いた。
「白い、おしっこが・・・・・・ビュッって、出る」
アルスは泣きたくなった。
「お、おち・・・こ、擦る・・とな・・っ・・・っっ」
頬を真紅に染めるグレーテ。目を落ち着きなく左右させ、口元に手を当てる。
「き、気持ちよいとな・・・っっ?」
あたふたとするグレーテ。グレーテのこのように取り乱す姿を見る人間はアルスが初めてであろう。
「う、うん・・男の子は、たまにそ、それをやらないと・・・あ、あの、グレーテ・・?」
「よ、よい!」
流石に心配そうなアルスに対し、恥ずかしそうに顔を逸らす。・・美しい金髪と豪華なスカートが大袈裟に舞う。
そして顔を逸らしたまま、グレーテは口を開いた。こちらからでも頬が真っ赤なのが見て取れた。
「そ、そなたも・・やっているという事じゃな・・?」
「え・・?」
「そ、そのような事を、いつもやっているという事、じゃな・・?」
「う、・・・・・・・・・・・・・・うん」
肯定の返事を聞くやいなや、ボッという音が聞こえるかと思うくらいに顔を火照らせ、恥ずかしそうにカクリと頭をうなだれるグレーテ。
「そ、そう、か・・そうなのか・・・」
グレーテはこっちをキッと振り向いた。
「それは・・そ、それはどのようなの、じゃ・・!」
「?」
「わ、わらわに、その・・、見せて、説明してみよ・・」
「・・・え・・あの・・?」
困惑した面持ちのアルス。
「二度も言わせるでない・・っ!そなたが、今やってみて、説明するのじゃっっ!」
バタバタと足を踏み鳴らすグレーテ。相当恥ずかしい頼みである事は理解しているらしい。
「ちょ、そ、そんなぁぁ」
泣きそうな顔で反論するアルス。
「せよ!するのじゃ!せ、せねばクビは無いものと思えぇぇっっっ」
グレーテの剣幕に呆気なく観念したアルス。
彼女との付き合いも短いわけじゃない。股間を見られた以上、こうなる事は初めから分かっていたのだ。
アルスはおずおずと立ち上がった。
「で、では、まず、そのズボンからじゃ。よもや、ズボンの上から、というわけではあるまいからな・・っ」
一言一言を紡ぐ度に顔を紅潮させる。
グレーテは時折、あーー、などと気だるそうな熱っぽいような声をあげながら、落ち着きなく俯いたり上を見上げたりもする。
恥ずかしいならやめてくれたらいいのに・・・などという台詞はおくびにも出さず、アルスは仕方なくズボンに手をかけた。
「お、下ろすから・・ね・・うぅっ・・」
よもや一国の姫の前で愚息を、しかも怒張した愚息を自ら晒す事になるとは夢にも思うまい。
アルスは床を見下ろした。
グレーテは屈んで股間を凝視している。・・・逃げられない。
(ええい、ままよ!)
アルスは大きく息を吸うと、ズルッと下着と一緒にズボンをずり下げる。
その瞬間、ブルンッ!と元気良くアルスの勃起したチンポがズボンの下から弾け出た。
「・・・・ッッッッ!!!」
両手で口を押さえ、両目を見開いたまま、グレーテは声にならない声を上げている。
それでいて、ひくん、ひくん、と脈打つように動くチンポの一挙一動を、穴が開くくらいにじっと見て決して目を逸らさない。
「な、なんと大きいのじゃ・・・・それに、ま、まるで生きているように動いておる・・・これ、が、オ、オチンチンというものなのじゃな・・・っっ・・」
(うぅっ・・グレーテが、グレーテがボクのオチンチンを見てる・・・・うわぁぁ・・・)
恥ずかしいはずなのに、なぜか一層アルスのチンポは膨張してしまう。
「お、お・・・ま、また大きくなったのじゃ、な・・・・・つ、つまりは・・わ、わらわに、見られて・・・・そ、その・・・なん、じゃな・・・」
最後まで言わず、グレーテはつい、と目を逸らした。
(わ、わぁぁぁん・・)
アルスは羞恥の余り思わず目を瞑った。
「アルス!」
思わず目を開けると、頬を染めたグレーテと目が合った。目だけが怒っている。口はパクパクしていた。
「そ、そこでやめてよいとは言っておらぬぞ。・・・さ、さあ・・・そなたの、お、おちん・・に手を添えて、そ、そなたの言った通りにやるの、じゃ・・・」
「・・う、うん・・・・・・変態だ、とか、思わない、でよ・・・・」
グレーテの返事を待たずに、アルスは己の肉棒に手を添え、しっかりと握り締めた。
「ハァ・・・ハァ・・・・そう、そう、じゃ・・・それで、ハァ・・・・手で・・・・手、で・・・」
グレーテは息を荒げながら、気が付くと今や4つんばいになった状態で、アルスの手の中にある怒張した極太チンポを凝視していた。
興奮で立ってもいられないのだ。どくんどくん、という心音がグレーテの頭の中にまで響く。
(わらわは・・・わらわは・・・ど、どうしてしまったのじゃ・・・っっ)
興奮状態を自覚できずに困惑するグレーテをよそに、アルスの右手は静かに上下運動を始めた。
しゅっ、しゅっ、しゅっ・・
アルスの手にしごかれて艶かしく踊り出した肉棒を見て、グレーテは、突如下腹部の火照りを覚えた。
「あ、あぁぅっ・・・っっ!?」
が、何とか堪える。
しゅっ、しゅっ、しゅっ
「グ、グレーテ、どうか、したの・・・?」
アルスはもう羞恥心も吹き飛んで、グレーテを気遣う余裕まで見せていた。
「ほ、ほうっておけ!ハァ・・ハァ・・そ、それよりも・・・今は・・ハァ・・・どう、いう感じ、なの・・じゃ・・・・ハァ・・・ッッ」
「う、うん・・ハァ・・だ、だんだん、エッチな・・こみあげて、くる・・・感じ、に・・・・」
アルスは歯を食いしばると、息を荒げてチンポをしごくペースを若干上げた。
徐々に染み出した先走り液が、彼のチンポをしごき上げる音に淫靡な水気をもたらす。
チュクチュクチュクッ!!チュクチュクチュク!
「わ、わらわ、も・・・なんか・・ハァ・・変・・なの・・・じゃ・・ハァ・・ハァ・・・・・う、うぅっ!」
段々と快楽を耐える顔つきになって来たアルスの姿、そして一層激しさを増した手淫の光景を見た途端、じゅーん、とグレーテの股間が潤んだ。
「・・く・・・っっ・・!!だ、だめじゃ・・っっ」
グレーテは4つんばいのまま、アルスに分からないように、大きなスカートの中に左手を潜り込ませた。
間も無く左手は目的地へと辿り着く。
もどかしそうにパンティをずらすと、既にたっぷりの蜜で潤った秘部を指でなぶった。
チュクッ!
「ふ・・・・・フッッ!!」
腰が震えた。・・未知の快楽。
そう、グレーテはまだ自慰行為というものを知らなかった。そして一度知ってしまえばもう性への抑制も効かなかった。
グレーテは左手を動かしながら、顔を歪ませて右手を動かしているアルスの方に4つんばいで歩み寄る。
「ハァ・・ハァ・・・ッッ!!あ、アルスよ、そなたは・・・ッッ!!・・ど、どう・・・じゃ・・・!!ハァ・・ッ!!」
「うあぁ・・!グ、グレーテ・・顔寄せすぎだって!」
アルスのチンポはもはや先走りでグチョグチョであり、その手淫の激しさもスパートに差し掛かっていた。
ちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこっ!!
「あ、ああ・・・、すこし、ずつ・・・っ!ちん、ぽ、が・・・・っ!!ジーンって!ジーーンって・・・!!止まらない、止まらないよぉっ・・!!」
そういうと、アルスは前のめりになって動きを一層激化した。
それを見て無意識に左手を激しく動かすグレーテ。AVビデオでも見るかのように、食い入るように見つめている。
「そ、そう・・かっ!!もはや自制も、効かぬ、かっっ・・!な、情け、ないやつ・・めっ!!」
言いつつグレーテは更にアルスに歩みより、まるでアルスの手の内で踊り狂っている肉棒に息がかかりそうなくらいまで接近した。
時折、アルスの手から飛び出した亀頭がグレーテの頬や唇をベチンベチンと叩く。・・・その興奮にグレーテのネジは飛んでしまった。
「あ、あぁ・・っ!?グ、グレーテ・・・っ!!あ、当たってるって!」
「で、では・・わ、わらわ、から・・の・・・下賜・・じゃっ・・庶民では考えられぬ栄誉、あ、ありがたく受けよ・・・っ!!」
グレーテはもはや我慢できぬと、潤んだ瞳でアルスのチンポに手を伸ばし、アルスの右手からチンポを奪い取った。
ぎちっ・・と握り締める。グレーテの細い指の間から、ペニスの太い血管がプリッとはみ出た。
「あ、あぁっ・・!!」
別次元の快感にアルスの体が一瞬のけぞる。
「ふ、ふふ・・・・っ!!き、気持ちよいの、じゃ、な・・・っ!!み、見苦しい、のうアルス・・・・っっ・・・あぁ・・」
そう言いつつもグレーテは内心喜ぶ。息が荒いまま、グレーテの右手は確かにそれをギュッと握り締めるやいなや、
スカートの中の左手と同じく猛烈な勢いで上下にしごき出した。
「あ、あぁぁぁぁっ!!グ、グレーテっっ!!そ、そんな、そんなっっ!!」
一国の姫であるグレーテ、そしてその白魚のようなグレーテの手指が1つの目的、アルスから濃厚な精液を搾り取る為だけに激しくその手を動かしている事実、
その事実だけでアルスは容易に達してしまいそうになる。
ちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこ!!
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
爪先立ちになってわななくアルスの表情を陶然と見上げるグレーテ。
「そ、そんなにわらわの指が気持ちよいか・・・?・・わ、悪くない気分じゃ、のう・・・はぁ・・・はぁ・・・マ、マリベルのような田舎娘には出来ぬ芸当だろうて、のう・・?」
「う、うん・・・ッ!グ、グレーテの指が、ぼ、僕のチンポをしごいて、る・・なん・・て・・・ッッ!頭が、ククラクラ、して・・っ!」
「ふ、ふふっ・・そ、それで、ど、どうじゃ、ま、まだかっっ?・・まだ出ぬのか・・っ?」
下から上目遣いに見るグレーテの、その人形のように整った顔と、そして今彼女がふけっている淫蕩な行為とのギャップは強烈である。
「は、はよう出すのじゃっっ」
鼻血が出そうなくらい興奮しきって、ヤケクソのように高速で扱き出そうとするグレーテ。
「ぐ、グレーテ、も、もう!!もう、!!あ、あぁっっ!!」
アルスは底なしの快楽に唐突に臨界を迎えた。
無意識にグレーテの肩を掴む・・と、グレーテの頭にアルスの顔が触れそうなくらいに接近する。
…グレーテの柔らかい金髪が頬を撫で、その甘い香水の匂いをアルスは胸いっぱいに吸い込んだ。
その瞬間、ジーン、と今までより遥かに強い甘い痺れが股間を襲った。
「あ、は、グ、グレーテっっ!!!!」
「で、出るのじゃなっ!お、思う存分精液を出すがよいっっ!沢山出るところをわらわに見せるのじゃ・・っっ」
そう叫ぶとグレーテがラストスパートとばかりに凄まじい勢いでアルスのチンポをしごき立てた。アルスのチンポとグレーテの手の間に白い泡が立つ。
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ!!!
「あ、あぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁっっっ!!!!で、出る、出る出る出るぅぅぅぅぅっっっ!!!」
アルスは前かがみになると同時に、無意識にグレーテの頭をガッシと掴み彼女の顔をチンポに押し付けた。
一瞬、亀頭がグレーテの唇をプリュンと擦る。同時に、
ビュルルルルーーーッ!!!ビューーッッ!!!ビューッ!!ビュビューッッ!!
凄まじい勢いでアルスのチンポから大量の精液が噴き出した。
「あ!!、あぁぁぁっ!!」
激しく迸る精液はグレーテの顔を直撃し、まるで公園の水飲み場で水量を間違えた子供のように顔面にビシャビシャ、ドプドプと浴びせかかった。
見る見る間にグレーテの整った顔が精液でドロドロになっていく。顎にはいやらしく白濁液のつららが連なった。
「あぁぁぁぁっ!!グレーテっっ!グレーテッッ!!!」
射精は止まる気配を見せず、アルスはグレーテの顔を自分の股間に押し付けたままで全身をガクガクと震わせている。絶頂の快感が持続しているのだ。
「あ、アルス・・・・っっ、そんなに気持ちよいの、じゃな・・・?嬉しいぞ・・もっと沢山出すのじゃ・・」
「う、うぁぁぁぁっっ・・・・・!!!」
「はぁ・・はぁ・・っ・・・・わ、わらわもまるで興奮が収まらぬ・・・・っ・・も、もっとアルスを味わいたい、ぞ・・・・っ」
グレーテは精液噴き上げるチンポを激しくしごき続けつつ、それが当然の行為であるかのようにアルスの亀頭にムチュムチュと一心不乱にむしゃぶりついた。
自分の亀頭を唇でねぶり回すグレーテの痴態を前に、ますます腰砕けになって精液をドプドプ吐き出すアルス。
ビューッ、ビューッ!!グレーテは、いまだビシャビシャと口内に激しくぶちまけられている精液を、ゴキュ、ゴキュ、んくんく、と夢中になって飲み干した。
「た、沢山、出る、のぅ・・ゴキュ・・ゴキュ・・ハァ・・ハァ・・・あ、アルス・・ハァ・・ハァ・・・・っっ・・ゴキュッゴキュッ・・」
精液にまみれてドロドロの顔に恍惚の表情を浮かべるグレーテ。
喉に絡む濃厚な精液をごくごく音を立てて嚥下しつつ、依然スカートの中で激しく蠢いている左手を一気に猛烈に動かした。
ジュッ!ジュッ!ジュッジュッジュッジュッジュッ!!!
「ーーーッ!!」
ビクン、と全身が震えると同時にグレーテの身体が海老ぞりになる。
「ん゛ーーーッッ!ん゛ーーーッッ!!ん゛ん゛・・・ッッ!!!ッッッッッッッ!!!!!!!!!」
声にならない声をあげ、ビグン、ビグン、ビグンと全身を激しく痙攣させたままくずれ落ちるグレーテ。その足元に水溜りが広がる。
アルスの未だ収まらぬ精液は、その彼女の全身に雨のように降り続けるのだった。
〜第一章・完〜
2008年12月27日(土) 19:47:48 Modified by test66test