女勇者×男戦士 369@Part12

ダーマの神殿から数十km離れた森で、勇者一行はキャンプを張っていた。
仲間の僧侶と魔法使いの二人は既に棺桶に収まり、女勇者のシエラと数々の
戦いを潜り抜けてきた歴戦の戦士・レオンが少し離れて焚き火に当たっていた。

シエラ「レオン・・ごめんね?痛くない?あたしが無理を言ったばかりに。」
レオン「気にするな・・。前線で盾になるのが俺の役目だからな。」

レオンはシエラを初めて見た時に、心底心配した。死線を何度も越えてきた
レオンにとって、シエラは酷く頼りなく見え、世界を救う勇者のイメージと
はかけ離れていたからだ。彼女からは世界を背負ってる悲壮感は微塵も感じ
ず、その振る舞いは年相応の少女そのものだった。

シエラ「ねえ、そんな所で一人でいたら寒いでしょう?こっちおいでよー。」
レオン「いい。また、いつモンスターが現れるか分からんからな。」

シエラが旅慣れてない頃は、常にトラブルの連続だった。レオンにとって
この冒険はバラモスを倒す旅では無く、少女を守る戦いのようなモノだった。
そしていつかは投げ出し、アリアハンに帰るだろうとすら思ってた。
しかし彼女は投げ出さなかった。どんなに辛い旅にも、強大な敵にも弱音を
吐かずに立ち向かい、その度に乗り越えていく姿があった。レオンは
自分が死ぬまで彼女の盾になろうと誓った。レオンは彼女に惹かれ始めて
いた。

シエラは重圧と戦っていた。世界を救う役割は自分が思う以上に大きかった。
全てを投げ出したい時もあった。が、勇者としての自分がそれを表に出す
ことは許さなかった。そして、そんな辛さを癒してくれたのがレオンの
存在だった。彼に対し恋心を抱き始めていた。彼に抱きしめてほしかった。

シエラ「ねえってばー。こっちで暖まろうよー?ほらぁ、暖かいスープも
    あるぞぉー?」
レオン「いい。少し黙って休め。明日は早いぞ。」

スープを持って近づいたシエラだったが、レオンに相手にされずに、
掴んだ腕を振りほどかれた。シエラは手を滑らせてスープを落として
しまった。

シエラ「あ・・。ひどいよぉ。せっかく持ってきたのにぃ。」
レオン「ス・・スマン・・」
シエラ「ねえ・・あたしのこと嫌い?」

唐突な質問にレオンはうろたえた。そしてシエラはマントを外し始めた。
シエラのあらわになった細い肩を見て、レオンはドキッとした。

シエラ「あたしね、レオンのこと好きだよ。だから・・ね?
    二人で暖まろう?」

そう言いつつレオンに抱きつき、シエラはレオンに軽くキスをした。
レオンはシエラを女性として見ない様にしていたが、眼前にいる
少女はとても可憐に見え、この子を抱きしめたいと強く思った。

シエラ「ん・・ふっ・・はあ・・あ・・」

シエラは最愛の人とのキスにこの上ない幸福感を覚え、股間は既に
濡れていた。レオンもそれに呼応するかのようにペニスを勃起させていた。

シエラ「は・・ん・・はあ・・あっ・・・あんっ・・。」

キスをしながら、レオンの右手はシエラの胸へと伸びていた。キス以上の
経験の無いシエラにとって、乳首からの快感は初めてだった。

シエラ「あっ・・レオン・・ちょっと恥ずかしい・・あたしの体・・ん・・
    傷だらけだし・・っ・・女の子じゃぁ・・ないみたいだよね・・?」
レオン「そんなことは無い。気にするな。」

レオンの短い言葉がシエラの気持ちを満たし、快感を増大させた。シエラの
上半身は既に裸で、乳首を刺激される感覚のみに集中をしていた。レオンの
動きは徐々に下半身へと下っていった。お互いの呼吸はこれ以上ない程に
荒かった。時折、太ももに当たるレオンのペニスが更にシエラを興奮させた。

シエラ「あんっ・・!そんな・・うっ・・ああ・・恥ずかしいよぉ・・・」

レオンはついにシエラの股間へと刺激を集中させ始めた。唾液とシエラの
愛液が混じりあい、シエラの快感は更に一つ上へと到達した。

シエラ「ああん!レオン・・・いいっ・それ・・気持ちいいよぉっ・・!」

レオンの激しい舌と指の動きによってシエラは顔を紅潮させて、全身に
快感のしびれを感じていた。そしてむき出しになっているレオンの勃起
したペニスを見て、胸を高鳴らせながら一言だけこう言った。

シエラ「レオン・・。お願い・・もう入れて・・?」
レオン「いいのか?」
シエラ「うん・・あなたなら、いいよ。」

そう答えたシエラにレオンは巨大なペニスをシエラの性器へと押し込んだ。
その瞬間にシエラには痛みと快感の両方が走った。

シエラ「あっ・・あんっ!あうっ・・痛っ・・あっ!ああっ!」
レオン「シエラ、大丈夫か?」
シエラ「・・うん・・んっ・・!だい・・じょうぶだよっ・・!あん!
    レオン、大好き・・っだよ・・あん・・!」

レオンの激しいピストン運動でシエラの乳房は何度も何度も大きく揺れた。

レオン「シエラ・・シエラ・・!もう・・イクぞ!」
レオン「あ・・いいよっ・・!そのまま・・中にっ!あ・・ああ〜っ!」

レオンは射精の瞬間にペニスを引き抜き、シエラの胴体に放出した。
その勢いは凄まじく、シエラの髪の毛のあたりにまで及んでいた。

レオン「・・シエラすまんな。だが、中に出すと・・」
シエラ「うん、分かってるよ。まだ、あたし達にはやることがあるもんね。
    レオン、大好きだよ!絶対にバラモスを倒そうね?」

そういうとシエラは再びレオンの体へ抱きついてきた。その姿を見て、
レオンはシエラを自分の命が潰えるまで守ろうと誓った。
                           〜終わり〜
2008年12月27日(土) 19:58:28 Modified by test66test




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