DQ3ハーレム・序章

「勇者オルテガの子、シークよ」

アリアハン王が、普段の穏やかさとは違った緊迫した空気の中、眼前にて頭を垂れる少年に声をかけた。

「そなたの義父、オルテガの無念はしっておろう。魔王バラモス、奴の手にかかり、そなたの義父である勇者・オルテガは火山へと身を落とした」
「まだ、死んだと決まったわけじゃあないです。父さんは、父さんはきっと生きているはずです!」
「・・・」

少年が、アリアハン王に食って掛かるかのように乗り出す。
この少年は、未だ齢16。
子供といって差し支えない年齢ではあるが、剣の技量は城の兵士を圧倒するほどの腕前を持つ。
少年は「出すぎたことを言いました」と一言謝ると、再度もとの場所にて頭を下げた。

「・・・・シークよ。お前がこの旅を望むのは判る。その力、勇者の片鱗を既に見せておるゆえな」
「ありがたきお言葉」
「お前には使いこなせるやも知れん。アリアハン王家の至宝、バスタードソードを」

アリアハン王がバスタードソードの名を出したとたん、護衛の兵士達にざわめきが走る。

「シーク。お前に、バスタードソードと、そしてこの書状を渡す。お前の義父オルテガは、一人で旅立ったゆえに無念の人となった。そして今、お前が二の舞を踏むのだけは何としても阻止せねばならん」
「王様・・・」
「その書状を持って町外れにあるルイーダの酒場へ行くがよい。必ずや良き仲間が見つかるであろう」
「ありがとうございます・・・・」
「勇者の子シークよ。必ずや凶悪な闇を払い、世を平和に導いてくれんことを願う」
「必ずや。この命に代えましても、魔王を打ち倒して来ましょう」

少年は一度立ち上がると、仰々しく礼をし、そして謁見の間を立ち去る。
その背を見ながら、アリアハン王はひとつ溜息を漏らした。

勇壮な装備と引き換えに、可愛らしい顔とこじんまりした身長の少年。
彼が有能だとて、まだ成人もしていない若者を危険な旅に出してしまった、自身の愚かな手腕を恥じて。


少年シークは、王城からの帰りに、直接ルイーダの酒場に寄ることにした。
時間は昼を過ぎたころ、旅立つには遅すぎると判断し、今日のうちに仲間だけでも探しておかねばと考えたのだ。
見慣れたアリアハンの街並みの中、木に囲まれた外れに酒場を見つけたシークは、これこそがルイーダの酒場と確信し、木の扉を開けた。

「すみません。ここがルイーダの酒場ですか?」
「そうだよ。私が店主のルイーダ。何の用だい、ボウヤ?」
「この書状を王様から預かってきました」
「へぇ・・・・どれどれ・・・」

その幼い顔立ち、低い身長を見た男戦士や武闘家たちがシークに嘲りの笑いを浮かべる。
しかしシークはそんなことを気にも留めず、酒場の中へ入るとルイーダに書状を渡す。
最初は含み笑いだったルイーダの表情が、書状を読み進めるに従い真面目なものになっていく。
      • 幾らかの時間が過ぎ、書状から目を離したルイーダが、シークに問う。

「旅立ちはいつ?」
「明日の朝にも。仲間がいないなら、一人で行く所存です」
「馬鹿を言わないの。最高のパーティを私が見繕ってあげる」
「最高の、ですか?」
「えぇ、そう。最高のよ」

疑うかの様な顔のシークに、ルイーダが初めて微笑みかける。

「それに、君には大切な話があるもの」

戸惑うような顔のシークの腕を取り、ルイーダは店の奥に引っ張っていく。
シークは多少抗う素振りは見せたが、しかしルイーダに身を任せることにした。

「ここは?」
「酒場の二階、あんたがパートナーに選ぶメンバーの要望を聞いて、それに合った人選をするための場所よ」
「・・・へぇ」
成るほど、二人の声は階下の人間には聞こえないらしいし、内側から鍵をすれば誰も入れない仕組みになっているようだ。

「さてシークくん。君に、まず質問があるわ」
「・・・何でしょうか?」
「率直に聞くわ。あなた、セックスをしたことがある?オナニーは週に何回ぐらい?」

恥らう様子も見せず、ルイーダはシークに声をかける。
しかし当のシークは首をかしげて、
「オナニーとかセックスって・・・・魔法ですか?」
「本気なの?」
「えぇ。聞いたこともないです」
「・・・これは重病だわ」

シークの年齢が16だというのは、書状に書いてあった。
しかし、この年代の少年は基本的に色欲に飢えている、とルイーダは思っている。
ゆえに、性的なことに全く疎いシークを、可愛くも思ってしまうのだが。

「シークくん。今から、私とセックスをするのよ。・・さぁ、服を脱いで?」
「え?でも・・・」
「いいの。この冒険に不可欠の技術のひとつよ?」
「・・・・」
ルイーダに微笑まれ、仕方なくシークは鎧を脱いでいく。
シャツとパンツだけになった瞬間、シークはルイーダに押し倒される。
仮眠用のベッドらしきものに仰向けに倒れたシークが文句を言う前に、ルイーダがシークのパンツから肉棒を取り出していた。

「ちょ、何を・・!?」
「へぇ、皮はムケてるのねぇ」
シークの声を無視し、ルイーダは肉棒を一口にほおばった。

「ルイーダさん!?そんな、汚いですよ!」
「いいろろ。ふぉんなりっふぁらおひんひん、はふふぁらいれ?」
(いいのよ。こんな立派なオチン○ン、隠さないで?)

百戦錬磨の舌使いで、シークの肉棒を舐め、吸うルイーダ。
最初こそ面食らっていたシークも、やがてルイーダの頭を自身の股間へと押し付けるようにしていた。

「はぁぁ、変です、おしっこ出ちゃいますよぉ!」
「ひひろろ、いっふぁいらひれぇ・・・」
(いいのよ、いっぱい出してぇ・・・)
ルイーダが肉棒を咥えて約3分。
射精するには早すぎるが、シークが童貞だったことと、ルイーダのテクニックが重なったことを不幸に思うしかない。
「あぁぁぁ、出ちゃう、出ちゃいますぅ!」
シークが叫んだ瞬間、ルイーダの口内にドロドロの白濁が、しかも初めて吐き出すそれが溢れる。
シークは腰をビクつかせながら、しかしルイーダの頭を押さえつけることを止めようとはしない。
ルイーダは白濁を嚥下しながら、下着越しに秘部をこすり続ける。
彼女が片手で肉棒を扱きあげると、肉棒はまだまだ白濁を吐き出し続けた。

やがて、ルイーダの下着が愛液でぐしょぐしょになり、染み塗れになるのとほぼ同時に、ルイーダは肉棒から口を離した。

「素敵・・・・こんなに濃くて、喉に絡む精液、久しぶりよぉ・・?」
「き、気持ちよすぎて、変になっちゃいそうでした・・・」
「もう我慢できないわ、私が牝になっちゃったの、責任取ってよ・・」

ルイーダは、愛液塗れのパンティを脱ぐと、未だにそそり立つ肉棒を愛しげに見つめた。

「これから、私が貴方の筆おろしをしてあげる・・・」
「ふでおろし?」
「そうよぉ。オトコノコがする最初のセックスを、筆おろしっていうの・・よぉう♪」

言うが早いが、仰向けのシークに跨るルイーダ。
非処女で、しかも経験豊富な彼女の膣は、多少平均より大きいサイズのシークの肉棒を、容易く咥え込んだ。

「あぁっ♪いいわ、スゴぉい♪」
「ル、ルイーダさん!?なんだか、グネグネって絡んで、気持ちよくなっちゃう!」
「そうよ、もっと気持ちよくなってぇ♪」
「あ、あぁ、出ちゃう、出ちゃう、出ちゃう、出ちゃう〜!!」

シークの咆哮にもにた叫びの直後、ルイーダの膣内に、シークの白濁が吐き出される。
灼熱のごときそれを膣内で受けたルイーダは、自分から腰をグラインドさせ、ピストン運動のような状況を作り上げる。
シークの肉棒もそれに負けず、溢れかえるほどの白濁をはきながら小さくならず、一層硬さと太さを増していった。

「まだ、まだ出ちゃうぅぅ!」
「いぃぃっ♪精液出されながら抉られちゃうぅぅぅ♪」
「ル、ルイーダさぁん!」

感極まった少年が、ルイーダの腰を抱え、自身のそれを激しく打ち付ける。
それがルイーダのグラインドと噛み合った瞬間、彼女の膣の奥、子宮の目の前まで肉棒が突きたてられる。

「〜〜〜〜〜〜!!♪」

声にならない声を上げ、ルイーダが一瞬で絶頂させられる。
それでもシークは必死に腰を振り、より多くの快楽を得ようとしている。

「ルイーダさん!ルイーダさん!もう、変になる、変になっちゃう、あぁぁぁぁ!!!」
「〜〜〜!!〜〜〜!!!〜〜〜!♪」
「うぁぁぁぁあ!!」

既に絶頂の極みにいるルイーダを、しかし少年は激しく攻め、そして自身も絶頂の高みへと至る。
散々に子種を吐き出した肉棒は、漸くにして収まり、シークは息も絶え絶えに意識が虚ろなルイーダから抜く。
開きっぱなしの膣から、 ごぽごぽと音を立てて白濁が溢れるのを横目に、シークは初めての性交の疲れから、意識を睡魔に奪われた。

シークが次に目覚めたとき、隣でルイーダは微笑んでいた。
おそらくは寝顔を見られていたのだろう、そう思うとシークはたまらずに照れた。

「シークくん、いや、シーク様」
「ルイーダさん?」
「ふふ、初めてなのにあんなにいっぱい出して、いけない子」
「ゴメンナサイ・・・」
「いいわよ。それに、あんなに気持ちよくなったのも、狂わされたのも、初めて。・・・ねぇ、旅に出ても、時々は帰ってきて私とセックスしてくれない?」
「え?」

突然の申し出に、シークはあわてる。
しかしルイーダは微笑のまま、続けた。

「あんなに気持ちよくされて、いっぱい出してもらえたら、もうほかの男なんて見てられないもの。ね、私を狂わせた責任、とってね?」
「・・・・はい」
「いい返事、ありがとう♪」

嬉しそうにシークに抱きつくルイーダ。
そのままピロートークに興じていたが、不意に彼女が思い出したかのように口を開いた。

「そういえば、明日の旅立ちだけどね」
「はい?」
「旅立ちを、あさってに出来ないかしら?それなら、素敵な仲間が入ってくれるんだけど」
「明後日に、ですか」

シークは幾らか悩むそぶりを見せるが、すぐに笑った。

「たった一日ですか。それなら、大丈夫です」
「ありがとう。・・・・ねぇ?」

シークにじゃれ付く様な素振りを見せていたルイーダが、シークのパンツの中の肉棒を再び弄りだす。

「今夜は、ルイーダの酒場を緊急で店締めにしたの。・・・今夜一晩は、寝かさないんだから♪」

痴女のようなことをいうルイーダに、シークは一も二もなく頷いて見せる。
その夜、ルイーダの酒場では一晩中嬌声が止まなかったという。
2008年12月27日(土) 20:00:17 Modified by test66test




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