DQ3ハーレム外伝:女盗賊、堕淫の章

草木も眠る丑三つ時。
ショートボブの銀髪を夜風に靡かせ、女盗賊-カルラは疾走する。
宝物を得るためならどんな男にでも身を開いてきたためか、体すべてが牝の臭いを発する彼女は、しかしそれでも世の男に美しいと思われる、所謂美女だった。

「今日の獲物も中々の上物だったね。・・さて、身を隠そうか」

疾風のごとく野を駆けるカルラだが、彼女は冒険者としてはレベル1、完全な初心者だった。
あの手この手で男を騙し、戦わせ、宝だけを奪っていくのが彼女のスタイルであり。
今日のように自力を使うのは、初めてだった。
とはいえ、夜は人も少なければ魔物も少ない、と彼女は思い違いをしていた。

彼女の隠れ家があるレーベまであと少し、と言うところで、彼女は躓いて横転してしまう。
いや、躓いてではない。
彼女の両足のつま先に、触手が絡まっていた。

「この触手は・・・・・!!!?」

カルラが触手を確認したときには、もう遅かった。
眼前に緑色のゲル状の物体が現れ、地面に押し付けられる。

「ホイミスライム、それにバブルスライム・・・・!?」

カルラが、恐怖の混じった声を上げる。
先にも言ったが、彼女は戦闘経験などない。
ただ恐怖に慄きながら、身動きもとれずにバブルスライムが自身の服を溶かして行くのを見ていることしか出来なかった。

ジュルジュルと音を立てて、バブルスライムがカルラの体中を這いずり回る。
上半身も、下半身も、すべての装備が溶かされてしまった事実に、カルラは絶望する。

「や・・・やめろ・・・、私はお前たちのエサじゃあっ!!!?」

カルラの声は、最後まで出ることは無かった。
膣穴と肛門から、一匹ずつのバブルスライムが侵入したのだ。
両手首を縛り上げられ、大股開きで足さえ縛られているこの状態で、カルラは思わず涙を流した。
だが、モンスターはカルラの事など気にしない。

膣穴から入ったバブルスライムが子宮口まで到達し、肛門から入ったバブルスライムが直腸に到った時、カルラの体内に、熱いモノが溢れた。

「あ、あぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」

体が、焼ける様に熱い。
しかしその熱さと比例するかのごとく、体が欲情する。
一匹のホイミスライムが触手でカルラの豊乳を嬲るが、それでさえ今のカルラは快楽として捕らえてしまっていた。


さて、カルラは知らないことだが、モンスターが持つ毒には二種類の効果がある。
一つは、対象を麻痺させ、体力を奪う効果。
もう一つは、対象を繁殖の母体にするための強力な媚薬効果。
キラービーやしびれくらげなどの毒は前者の効果が大きいが、バブルスライムの様なモンスターには後者の毒効果のほうが強い。

「体・・・・あついの・・・」

白磁の色だった肢体を桃色に染め、カルラはうわ言の様に呟く。
彼女の体の中を犯し続けるバブルスライムは、溢れかえるほどの子種を出しながら、カルラを『壊して』いく。
優れた母体を、スライム族繁栄のための、礎とするために。

やがて、彼女の愛液に塗れたバブルスライムと、排泄物さえもを吸収してしまったバブルスライム、二匹のモンスターがカルラの体内から去る。
それを出すときでさえ、カルラは歓喜の悲鳴を上げた。

そして。

「やぁ・・・触手、私のナカにいれてぇ・・」

自身の胸を嬲っていた触手を手で愛しながら、カルラは呟く。

「この触手で、いっぱい気持ちよくしてぇ・・・」

カルラの甘えた声。
バブルスライムの毒は、効果覿面だったらしい。

ホイミスライム達は、彼女の拘束を解くと、いっせいに膣穴と肛門に殺到した。
一本や二本ではない。
彼女の膣穴、肛門が裂けかねない程の触手が彼女を犯し始める。

「いぃぃぃいいいいいい♪」

彼女の体内を這い回る触手に、カルラは背を反らせて絶頂する。

「しょくしゅ、しょくしゅいい♪しょくしゅチ○ポで犯されるのいいぃ♪」

絶え間ない絶頂。
舌を出し、涎をだらしなく零し、自分で胸を揉みしだきながら、彼女は絶頂を繰り返す。

「もっとぉ♪もっとしょくしゅほしいのぉ♪」

痙攣の様に身体をビクビクさせながら、しかし彼女は更なる快楽を求める。
そんなカルラの態度を気に入ってか、ホイミスライム達は口や鼻、果ては乳房の先端のさくらんぼまでもを嬲り始める。

乳首と膣、直腸を同時に犯される快楽は、矢継ぎ早にカルラの脳内を狂わせ、さながら中毒患者の様相を見せるようになってくる。
少し前までは華麗に野を疾走していた女盗賊は、今やモンスターの慰み者となり、堕ちていた。

「あへ、いいろぉぉお♪」

触手が膣を抜けては入り、入っては抜ける度に嬌声を上げ。

「もっろ、もっろひもひよふひれぇぇぇぇ♪」
(もっと、もっと気持ちよくしてぇぇぇぇ♪)

肛門に刺さった触手が抜け、腹に溜まった排泄物がこぼれる度に歓喜の悲鳴を上げ。

「おっぱひ、おっぱひいいいいっっっっ♪」

乳首を嬲り、乳腺を犯されるたびに腰を反らし。

カルラは、まさに性奴隷と化していた。


そんな調教の最中、突如ホイミスライムの触手が倍近くの太さにまで成長し、カルラの膣穴、肛門にゴボゴボと何かを吐き出し始めた。

いや、成長ではない。
ホイミスライム達は、次々と卵を産んでいるのだ。
カルラの胎内に。
鳥の卵ほどの大きさのものが、10個、20個とカルラの胎内に産み付けられる。
最初は何かと思っていたカルラも、3つめが産み付けられるころにはそれを感じ出していた。

「あぁぁ、私、孕んじゃう・・・モンスターの卵いっぱい出されて孕んじゃう・・♪」

見る見るうちに盛り上がっていく腹部を撫でながら、カルラは恍惚とした笑みを見せる。
最早妊婦そのものとなった彼女の膣、肛門の触手たちは、卵を産み終えると最後は一斉に白濁を吐き出す。
きちんと子供が生まれてくるように、卵子と精子が結ばれるようにと。
その白濁を感じ、絶頂したカルラは、そのまままどろみに身を任せ、意識を失った。
苛烈すぎる絶頂の嵐、妊娠、彼女の体はかつて無い事態の嵐に、しかし満足だと感じてもいた。


その後、カルラの姿を見たものはいない。
人は死んだと噂し、また別の人はギアガの大穴に落ちたのだと嘲った。
しかし、彼女はそんなことも聞くことは無い。
カルラは今、魔王・バラモスの城の地下の一角にて、スライム族を繁殖するための母体として、また獣族や魔法使い族、果ては魚人族モンスターの性欲を満たすためだけの人形として、永遠の命を与えられながら、日々を暮らしているのだから。

これは、勇者の義理の子・シークが旅立つ、ほんの一年前の物語である。
2008年12月27日(土) 20:00:54 Modified by test66test




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