宇宙大蛇
スネークキング

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	スネークキング【SNAKE KING】
登場作品：	ミラーマン(1971) 第26話『ミラーマン・絶体絶命！-二大怪獣登場-』
別名：	宇宙大蛇(おろち)
身長：	50m
体重：	2万t
出身地：	惑星X
分類：	宇宙怪獣、
共演怪獣：	ハリゴジラ、インベーダー、ミラーマン

◇演：梅田信一
◇デザイン：米谷佳晃

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ダストパン、ゴキブラー、ハエブーン、モスゴジラ	←第26・27話→	キーラゴン

◆Profile

SGM本部を破壊した後、一気に地球侵略を遂行しようと、インベーダーが放った怪獣。
蛇状の触手から火炎と強風を発射する。尻尾は相手を鞭打つだけではなく、電流も流す。
宇宙空間・大気圏内を問わず飛行することができ、飛行時は体を円盤型に変形する。この形態のまま地上付近で回転することにより、竜巻のような暴風を惹き起こすことができる。

円盤形で飛行するスネークキング「本編映像」より

背面には、キングコブラに似た目玉模様がある。この目玉模様は円盤型の時にもあり、地上に降りた時などには赤い光を出してゆっくり点滅する。

• 頭部には曲がった白い角があり、これを敵に突き刺す「頭突き」が得意。

また、常に口からはみ出すほどの巨大な牙があり、これは人間だと触れただけで即死するほどの猛毒がある。
SGM本部を破壊した後、インベーダーが地球人へ降伏を要求するも受け入られなかったため、丹沢防衛隊基地を襲撃し、そこでミラーマンと対決。
途中でハリゴジラが助太刀で現れるも、最期はミラーマンに「腕」相当の太い2本の触手をミラーナイフで切断された後、ハリゴジラの針ををその切断面に刺されて死亡した。

◆Story

地球征服のために数々の怪獣を送り込んできたインベーダーは、そのことごとくをミラーマンとSGMに退けられていた。邪魔なミラーマンとSGMをまとめて排除し一気に地球征服を達成すべく、インベーダーは強力な怪獣・スネークキングを地球に差し向けた。突風とともに出現しSGM研究所近くに着陸したスネークキングは、円盤型から怪獣の姿に戻り御手洗邸とSGM研究所を急襲、窓から差し込んだ触手から火炎を噴射して研究所内部から放火。SGMは大爆発を起こし、御手洗父娘を含むSGMのメンバーは全員行方不明となってしまった。京太郎はSGMの焼け跡に駆けつけるが、規制線の中へ入ることができない。その時、上空にインベーダーの円盤が飛来し、地球がSGMを失ったことを宣言、さらに3時間後にスネークキングによる東京総攻撃を開始すると予告し、それを避けたければ国会議事堂に白旗を掲げて降伏の意思を示せ、と脅す。この場では手詰まりとなった京太郎に、タイミングよく新聞社の編集部から呼び出しシグナル(腕時計に受信機を内蔵)が届く。京太郎は近くの公衆電話ボックスから編集部に連絡、デスクから丹沢にスネークキングが出現したことを知らされ、取材に向かうよう指示される。車で丹沢へ向かう京太郎は、突如出現したトラックとの正面衝突を避けようと、フェンダーミラーから鏡の世界へ入る。しかし、これはインベーダーの罠で、意識を失ったミラーマンの身体にはエネルギー時限爆弾が埋め込まれてしまう。丹沢では防衛隊の戦闘機部隊が出動しスネークキングに爆撃を行うが、激しい火炎放射の前に全くダメージを与えられないまま全滅してしまう。京太郎は鏡の世界から弾き出され、交通事故の負傷者として病院に運ばれる。意識を取り戻した京太郎はインベーダーが予告した時刻が迫っていることに気づき、病室を飛び出してミラーマンに変身しようとする。変身のため鏡の世界を通る京太郎に、父の声が届く。それは、京太郎の身体にエネルギー時限爆弾が埋め込まれたことを伝え、変身しないよう制するものだった。しかし、地球の危機に京太郎は父の制止を無視し、ミラーマンに変身する。既に丹沢の防衛基地への攻撃を始めていたスネークキングに戦いを挑むミラーマン。しかし、エネルギー時限爆弾の存在がシルバークロス等の強力だがエネルギー消費の大きい攻撃技の使用をためらわせ、戦闘が長引いていく。スネークキングと格闘戦となる中、配水塔に倒れ込むミラーマン。噴出する水の中から輝く物体が出現、ミラーマンのバックルに装着される。そこへミラーマンの父の声が響き、それがエネルギー残量を示すカラータイマーであることと、赤く点滅するまではエネルギー時限爆弾の爆発を気にせず技を使えることを告げる。攻撃の目安を得たミラーマンはさっそくミラーナイフを繰り出してスネークキングの両腕を切り落とし、さらにスネークキングを大地に投げ飛ばす。弱ったスネークキングにとどめを刺そうとした時、ミラーマンの足元が大きく揺れ、地中から別の新たな怪獣・ハリゴジラが出現する。瀕死のスネークキングはミラーマンの足に尻尾を巻きつけて電撃を放ち、ミラーマンは倒れ伏す。そこへハリゴジラが右腕から針を連投、ミラーマンを大地に縫い止めて動きを封じる。ミラーマンはピンチに陥るが、そこへ上空から謎の赤い大型機が飛来、さらにミラーマンへの攻撃を続けようとするハリゴジラを爆撃する。動きが取れないミラーマンに捨て身の攻撃をすべく、腕を失ったスネークキングが迫る。ミラーマンは身体の周りに刺さったハリゴジラの針を両手で1本ずつ引き抜き、スネークキングに投げつける。それはみごとにスネークキングの両腕の切断面に突き刺さり、ついにスネークキングは絶命する。一方、大型機の攻撃にひるんだハリゴジラは地中へ逃げる。ミラーマンは追撃しようとするが、カラータイマーが点滅したために変身を解き、戦闘はいったん終了となった。倒せないまま逃したハリゴジラ、また自分を援護した謎の大型機の正体、SGM隊員の安否、そして何よりも自らの身体に埋め込まれたエネルギー時限爆弾の存在など、気がかりなことをいくつも抱えたまま、京太郎は街へ戻るしかなかった。

◆Trivia

• 鳴き声はギャンゴの流用。

• 多数の蛇状の触手は日本神話の八岐大蛇を、全体のフォルムはキングコブラの鎌首部を、それぞれモチーフにしている。

• 円盤形態へ変形するという能力は、後にミラーマン(1971)のスタッフが多く関わったウルトラマンレオ(1974)の円盤生物へつながってゆく。

◆Item

写真「■■■：▲▲▲▲▲」より
ご注意：他人の著作物を引用する場合は、このように引用元の明記をお願い致します。(...【ウィキの書き方】より抜粋）
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