「ウルトラマンタロウ：第27話本編」より

悪質宇宙人
メフィラス星人（二代目）

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	メフィラス星人（二代目）【ALIEN MEFILAS II】
登場作品：	ウルトラマンタロウ(1973) 第27話『出た！メフィラス星人だ！』
別名：	悪質宇宙人
身長：	60m
体重：	2万t
出身地：	メフィラス星
分類：	宇宙人、
共演怪獣：	マンダリン草、ウルトラマンタロウ

◇演：河合徹（声：西川幾雄）
◇デザイン：
◇関連：初代、メビウス版、RB、アーマード、ゾーン版、スライ、ノストラ、R/B版

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◆Profile

メフィラス星人と同郷だが、性格は初代とは全く似ておらず、乱暴な口調で話し卑劣で下品極まりない下品な宇宙人。
マンダリン草をジュース自動販売機にばら撒き、その毒で世界中の子供達を虚弱体質にしてから地球を征服するという遠大な（まわりくどい）計画を立てた。
光太郎から作戦を卑怯と問われると「卑怯もラッキョウもあるものか！」という迷言を残している。目から光線「アイリスレイ」を発射して攻撃。
自動販売機から現れたマンダリン草がZATに攻撃されたため、自らも巨大化して出現。
最期はウルトラマンタロウのタロウアトミックパンチで腹部に風穴を開けられた後、ストリウム光線を浴びて溶けてしまった。

◆Story

白鳥健一と友人たちが野球を終えて町を歩いていると、見慣れない自動販売機があった。お金をいれても肝心のジュースがさっぱり出てこないため、健一たちがバットでひっぱたいてみると、なんと自販機の中から不気味な触手が！駆けつけたZATが自販機を攻撃すると、中からマンダリン草とメフィラス星人が現れる。さっそくZATは攻撃を行うが、メフィラスは手にマンダリン草を持っている。あれを失ってしまっては、マンダリン病の子供たちを治療できない。ZATは「アミアミ作戦」でメフィラスを生け捕りにしようとしたが、あえなく失敗。スカイホエールが撃墜される。メフィラスは我が物顔で破壊活動を行い、マンダリン病にかかっているトオル少年がいる病院まで迫ってきた。

◆Trivia

• 元々シナリオ準備稿では登場するのはメフィラスではなく、きのこ怪獣マシュラだった。ちょうどこの時期は過去のシリーズの怪獣を出す企画があり、それに伴っての変更だった。

• 当時の児童雑誌に掲載された「初代メフィラスの弟で、怪獣軍団の将軍」という裏設定は割と有名。居村眞二の漫画で兄と弟の確執が描かれたり、最近の書籍などにも記載されるなど、半ば公式化している。ちなみに雑誌記事ではタロウに自信満々で挑む様子が描かれたが、 結果はテレビ本編の通り。軍団からも「まるでダメな奴だ」と呆れられた。

• ウルトラマン物語(1984)では、初代メフィラス星人と同一人物として描かれた。さらにエレキングを月光怪獣として復活させた。

• ちなみに、ラッキョウは大乗仏教において、仏門の徒が食べてはいけない野菜「禁葷食（きんくんしょく）」に含まれている。俗に肉食をすることを「なまぐさ」と言うが、仏門では酒や動物の肉の他に、ラッキョウやニラのような、名前どおり生臭い匂いがする野菜も禁忌とされている。初代のようなポリシーを持たない、生臭坊主のような雰囲気がある今回のメフィラスと関連があるとかいうことはなく、ただのダジャレである。

• 迷言「卑怯もラッキョウもあるものか！」は、ウルトラマン列伝(2011)にて、メフィラス星人・魔導のスライから「メフィラス紳士の証」と称えられていた。

• 「超闘士鎧伝」ではベンゼン星人配下として登場するメフィラス星人が二代目のデザインを踏襲し、マンダリン草の鞭を持つ。

◆Item

• X-PLUS 大怪獣シリーズ メフィラス星人(2代目)
• ベアモデル オール怪獣コレクション メフィラス星人(二代目)(ミニマンダリン草付き)
• ぶたのはな ソフト焼き玩具怪獣シリーズ メフィラス星人(二代目)

食玩

• バンダイ キャラエッグ ウルトラマンシリーズ メフィラス星人(二代目)

ガシャ

• バンダイ ウルトラ怪獣ケシゴムNEO2 Aセット
  • メフィラス星人(二代目) 白
  • メフィラス星人(二代目) 黄
  • メフィラス星人(二代目) ピンク
  • メフィラス星人(二代目) 青

ガレージキット

• 鬼将軍JAPAN メフィラス星人(二代目)
• アトリエRainy Day メフィラス星人(二代目)

写真
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