307 名前:どんちゃんがきゅ〜 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/12(日) 03:19:35 ID:CEAKsVEA0
どんちゃんがきゅ〜 light

重要な登場人物は主に4人
それ以外は引き立て役立ったり噛ませだったりするので省略、説明にも個別では出しません。

純紀子…【どんちゃん】…卒業を控えた3年生
佐藤俊夫…【俊夫さん】【トシ】…人形原型師見習いの少年
純真路乃…【まーちゃん】…どんちゃんの妹
柳木誠人…【親方】…俊夫の親方

どんちゃんと俊夫の出会いからプラトニックなお付き合いを始めるまでは公式参照。
つかゲーム内で詳細語られてない、始まったときには付き合ってた。

純粋なお付き合いを進めていくなかでどんちゃんには一つの心配事がありました。
それは妹のまーちゃんです。
まーちゃんは自称「ぼんやりしてる姉の保護者」を名乗ってますが実は彼女こそ姉に依存しすぎているのでした。
そして余りにも姉にベッタリなもんでどんちゃんは妹に彼氏が出来たことを言い出せずにいました。

また、どんちゃんと付き合っている俊夫にも心配事がありました。
それは彼の職業である人形師に関してです。
ぶっちゃけると人形師は金が儲かりません。
このままどんちゃんと結婚すると貧乏で苦労させてしまうかも…と悩んでいたのでした。

そんな俊夫の悩みもどんちゃんはへっちゃらでした。
俊夫の悩みを聞いたどんちゃんはそんな俊夫さんを担ぎたい、お互いが支える仲になりたいとある意味逆プロポーズ。
どんちゃんの決意を聞きついに俊夫はどんちゃんにプロポーズをするのでした。

308 名前:どんちゃんがきゅ〜 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/12(日) 03:20:52 ID:CEAKsVEA0
俊夫の家から帰宅したどんちゃんは今まで隠してた母に速攻でバレました。
しかしまーちゃんには言えませんでした。
どんちゃんの気持ちが分かる母は「私に任せてしばらく待って」と言い結局まーちゃんには隠したままでしばらく続きます。

そんな中、俊夫のいる工房に大仕事が入ります。
俊夫にもその仕事の一端を任されて大張り切りです。

そして場面変わってどんちゃんサイド。
どんちゃんとまーちゃん他友人2名は神社にお祈りしにきました。
そこでお祈りをし、お守りを買ったのですが恋愛成就のお守りを買ったのをまーちゃんに見られまーちゃん超ショック。
一応の理解は得ましたがそれからまーちゃんは姉とその話題を露骨に避けるようになりました。逃避です。
こっち側はこの状態でしばらく続きます。

俊夫サイド。
俊夫の工房が任された仕事は秘宝館で使用する生人形を全て。5年の大仕事です。
もの凄く分かりやすく解説すると高度な技術を必要とするリアルなエロ人形の作成です。
と、ここで1体の人形を任されている俊夫さんは壁にぶち当たります。
親方曰く「知らないものは作れない」俊夫側のキーワードにもなります。
つまり女の体を知らない、触ったこともないのにリアルなエロ人形は作れない、そーゆーことです。
親方は女を買うことを勧めましたがどんちゃん一筋の俊夫は断ります。

そこで俊夫がとった行動はやはりというかどんちゃんにモデルをお願いすることです。
とは言ってもあまり過激なことをするとすぐに「きゅ〜」となって失神するどんちゃん。
まぁそこは上手くやって納得のいく人形を作り出すことができました。

その仕事が評価され、また大仕事の着手金が手に入ったこともあって俊夫はついにどんちゃんの親に挨拶にきます。
思った以上にあっさり進みましたが実はその日はまーちゃんがいない日でした。
つまり俊夫とまーちゃんは未だに挨拶はおろか会ってもいない状態です。

310 名前:どんちゃんがきゅ〜 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/12(日) 03:29:18 ID:CEAKsVEA0
挨拶も無事済んでほっとした俊夫に同僚の女性が俊夫に警告します。
「知らないものは作れない」「あんたはこの仕事に向いてないかもしれない」
その女性の言い分はこうです。
人形で売れるジャンルはエロとグロ。そしてエロは数多くの女を抱いたものだけが作れるもの。
どんちゃんしか知らない俊夫はどんちゃんしか作れない。
他の女を抱くつもりのない俊夫はいずれ大きな失敗をする。
だから他の女も抱け。人形の幅を広げろ。と。
それでもどんちゃん一筋の俊夫は他の女を抱くつもりはないと言い切ります。

そんなある日、まーちゃんが俊夫の家に乱入します。
まーちゃんは俊夫を誘惑したり挑発したりしてきますが俊夫は全てが分かっていました。
これは試験だと。俊夫に本当に姉が任せられるかの試験だと。
誠実に対応する俊夫にまーちゃんはついに折れました。
まーちゃんに俊夫を認めてもらえてどんちゃんの悩みはこれで解決です。

そしてクリスマスイブ、みんなに祝福されながら婚約を済ませたどんちゃんと俊夫。
2人はその晩、ついに結ばれます。ひたすらラブいです。ウザイくらいラブいです。

全てが順調にいってるように思いました。
ですが、それからの俊夫が作った人形は親方の気に召さないものでした。
作っては怒られ、修正しては怒られ…
あげくには作った人形を壊せと言われ泣きながらも壊しました。
さらには正社員から見習いに降格され、酷く落ち込みます。
しかしどんちゃんの励ましもあり正月休みを返上して見る者の唸る人形をついに完成させました。
そんな魂を込めた俊夫の人形を親方は壊せと言い、どんちゃんの元へいきました。

そして親方はどんちゃんに「俊夫を思うなら俊夫と別れろ」と言いました。
親方曰く「人形師に良い女房は必要ない」「俊夫の作る人形は全てがどんちゃん」
「俊夫が女の人形を作るたびにそれは全部どんちゃんになるんだ」と。
クライアントも客もそれは望まない、そして俊夫はやがて不幸になると言い去ります。

311 名前:どんちゃんがきゅ〜 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/12(日) 03:35:33 ID:CEAKsVEA0
工房に戻った親方は俊夫にも同じ旨の発言をしました。
「僕は大丈夫」という俊夫に親方は激怒します。
実は親方の師匠も良い女房に恵まれ…そして同じ症状に陥り死ぬまで女の人形を作れなくなり、
エロとグロで設ける人形師の世界でエロの作れなくなった親方の師匠は死ぬまで極貧になりました。
それらの言葉に激しくショックを受ける俊夫に親方は最後通告します。
ここで続けるつもりならどんちゃんと別れろ、無理ならクビだ。と。
一晩考えてその人形を壊しとけと言い立ち去る親方。
と、そこにどんちゃんがやってきます。
どんちゃんは俊夫と自分の絆を信じてましたが悩んだ末に俊夫は決断を下します。

「ごめんなさい、どんちゃん。ぼくは」
「どんちゃんより、自分の仕事を取ります」

そう言われたどんちゃんは…
人形を壊すために置いてあった鉈を拾い…
奇声をあげたかと思うと人形をぶち壊し始めました。目がイっちゃってます。
そこで親方再登場です。
「見たかよ。それが『おんな』だ。それが『生身の女』だ」
そして号泣するどんちゃん。

結果的にはそのどんちゃんの魂の叫びを聞いたことにより俊夫は許されました。
親方は俊夫にしばらくはサポートをするから独り立ちをしろと勧めます。
そしてしばらくは『どんちゃん人形しか作れない病』のリハビリをしろと言います。
俊夫ならそれができる、と信じてくれているからこその発言でした。
そして俊夫はどんちゃんとお互いにもう離れない・離さないと誓いあいました。

エピローグ
それからしばらく経って・・・
俊夫の『どんちゃん人形しか作れない病』はまだ治らないけど私が支えるから大丈夫です!
今かかってる人形を作り終えたら子作りもします!
あんま約束を破るとまた人形壊しちゃいますからね!
以上、どんちゃん日記からでしたー!(物語の9割はどんちゃん視点で進んでました)


関連:さかしき人にみるこころまじのコンプレックス

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