私立花園学園。
その柔道場では一組の男女が組み合っていた。
「はあっ、はあっ」
男の身長は180cm強。がっしりとした体格。腰に巻かれた黒帯には幸村と刺繍がしてある。
しかしふらふらと足下がおぼつかない。
一方の女は身長160cm弱。トランジスタグラマーな体型。小振りの顔に大きな目。
ポニーテールがよく似合っている。こちらも黒帯。岡島と刺繍がしてある。
「ふふ、そろそろ限界かしら?」
疲労困憊の男に比べ、女の方は汗もかいていない。
「くそっ」
最後の気力を振り絞って掛けてきた男の打ち股をあっさりとかわし、そのまま見事な払い腰。
「えーいっ」
どすーん。「ぐはっ。」
すかさず女は横四方固めで押さえ込む。
「どうだっ」
「も、もう、まいった。百合ちゃん堪忍。」
「こら、柔道の時には百合様って呼びなさいっていってるでしょ」
「は、はい。百合様。」
「もう、付き合ってるからってけじめは付けなさいよね。」
「ん、ごめんなさい」
「ほら、逃げてごらんなさい。インターハイ無差別級優勝のあなたが負けるというのは
柔道やってる男の子がみんな女の子に負けたことになるのよ」
「そ、そんな、逃げるなんて無理です。百合様強すぎます。」
「なに情けないこといってんの。ついてるんでしょ。ほらぁ」
右手で股間をグリグリグリ。
「ああん、あああっ」
「あらあら固くしちゃって。ふふ、おっぱいまでたってんじゃないのぉ」
舌で乳首の周りをレロレロレロ。
「ああん、百合様許してぇ・・・」

部室の外に人の気配がした。
「ジュードークィーン 鬼手コキのリリィ。お取り込み中申し訳ないんだけど30分後に生徒会室に来てくれる。」
百合にだけ聞こえる不思議な声の出し方。生徒会長の撫子だ。
「仕事ね。了解」
「・・・?百合様、どうかしましたか」
怪訝そうな顔で尋ねる幸村。
やはり幸村には聞こえていないようだ。
「ちょっと野暮用ができたわ。悪いけど、ウォーミングアップに付き合って貰うわよ。」
「え、それって、もしかして・・・裏のお仕事」
「そう、鬼手コキのリリィの出番よ。」
百合は素早く幸村の袴を剥ぎ取った。
「さぁ、いくわよ」
「そ、そんな・・ひ、ひどい・・助けてぇ」
「ごめんね。正義の影には尊い犠牲がつき物なのよ」
有無を言わさず男のツボを知り尽くした高速の手コキが開始される。
「尊い犠牲なんていやぁ、ああ、や、やめてぇ、あ、いいいっ、いいいっ」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ。
秒殺でいかされた幸村の敏感オチンチンをさらに情け容赦なく扱きあげる百合。
「うふふ、ごめんね。幸村クン」
「ひぁああっ、もっもうっゃや、ねひあああっ、やめあああっ、ああああっ」
もはや意味をなさない男の叫び声が20分近く道場に響きわたった。

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