啓太と絵里子は残業をしていた。
この二人は普段は仕事の話しかしない、それほど仲は良くない。
啓太は見た目はオタクチックな新入社員だが年齢は30歳と随分歳をとっている。
彼は大学を卒業いわゆる後就職浪人をしていたが、その頑張りも虚しくどこにも就職できないままに、
フリーターで食いつないでいたが、たまたま親のコネでこの会社に入ることができたのだ。
一方の絵里子は大学卒業後にすぐに入社し、仕事もテキパキとこなし今では部長の座まで昇りつめた。

さて、そんな二人の関係は部下と上司だ。
言い忘れたが、絵里子は24歳である。
つまり24歳の上司絵里子と30歳の部下啓太という関係である。
もちろん啓太はこのことを不甲斐なく思っており、絵里子はこのことで優越感に浸っている。
こんな二人が残業を一緒にしているが、やはり二人の間に会話はない。
啓太は絵里子に話したい話したいと思っているが、絵里子は物凄い美人である。
脚も細くて、身長も176cmある。これにヒールを履いているので見た目は185cmくらいの外人ばりのスタイルである。

一方啓太は158cmと小柄で太っている。
そんな啓太は絵里子に酷く劣等感を抱き、同時に綺麗な絵里子を見ると緊張して上手く話せないのだ。
そういえば、彼らの身長差が顕著に理解できる出来事があったのでお話ししよう。
啓太が書類を抱えて走っていたら急に何かにぶつかって啓太が一方的に倒れた。
『あら啓太君、ごめんなさい。小さくて見えなかったわ』
『いや…すいません』
いわずもかな啓太がぶつかったのは絵里子だった。
絵里子には啓太が視界に入っていなかったのだ。さらに…
『啓太君、この前また書類のミスがあったわよ』

『え…マジですか?』
『本当よ。最近アナタミスが多いわよ。ちょっとこっちに来なさい』
そういうと絵里子は誰もいない休憩室に啓太を連れてきた。
啓太は目の前の彼女に圧倒された。彼の顔の目の前に上司である絵里子の大きな胸があるのだ。
『これから説教しようと思ったら何、勃起してるじゃない、どこ見てるのよ』
『すいません…つい』
啓太の口癖は「すいません」である。これに腹を立てた絵里子は何と啓太の顔を掴みを片手で自分の顔の位置まで持ち上げた。

『何ビビってるの?私の力舐めないでよね。おまえみたいなチビなら片手で持ち上げることなんて簡単なことよ』
『フ…フガ…フガガガガ…』
『顔を手で覆われて喋れないわよね。説教しようと思っていたけどやめ。このままおまえをオシオキしてあげる』
啓太はあまりの異常事態に頭が混乱していた。
それもそのはず、彼は今年下の女上司に片手で持ち上げられているのだ。
あまりの恐怖に彼の体は震えていたが、彼のアソコはなぜか勃起していた…。
『何でおまえこんな時にも勃起しているの?もう許さないわ。』

『私の手の中で窒息死させてあげようかな、それともこのままおまえの顔を握り潰しちゃおうかな』
『ヤ…フガメ…イ(やめてください)』
『聞こえないわよ。じゃあ窒息死させてあげるわ。おまえは女の子の片手で顔をつかまれ持ち上げられ、窒息死するのよ。
まあ死んだら死んだで適当なトコに放っておいてあげるわ』
徐々に啓太は息苦しさが募ったが、彼は最後の力を振り絞り、両手で絵里子の手を振りほどこうとしたが…
『おまえみたいな非力な奴が私の片手を振りほどこうと思っても無理よ、おまえは両手を使っても女の子の片手に勝てないの』

『よし、そろそろ窒息するかな』
『フガ…フゴゴゴゴ(助けて、助けて)』
『あれ?私手に汗書いてる?』
そういうと絵里子は啓太を掴んでる手を離した。
ドサッ…
啓太はようやく宙に浮いていた体を開放され、地面についた。
『なんだ…おまえの涙ね。手に汗かいたことがショックで確かめちゃったじゃない』
『ゼエゼエゼエ…こんな酷いことするなんて。絶対許さない!』
啓太は息切れしながらも凄い剣幕で絵里子に言った。
『アハハッ、啓太君怒っちゃて可愛い。でもおまえが悪いのよ、ミスばっかするから』

啓太は目の前の絵里子からすぐにでも逃げたかったが、彼女に睨まれて動けない。
彼女は本当に美人だ、目が大きく、顔立ちも調っている。
腰も細く脚も長い、それだけに啓太には彼女の綺麗さの奥に存在する暴力性が恐くてたまらなかった。
『まあ今日は許してあげるわ、涙流して良かったわね。
でなければ、今頃アナタ死んでたわよ。
私の手の中良い匂いしたでしょ、気持ち良かったでしょ、フフ♪』
そういうと彼女は仰向けになっている啓太の顔とアソコをヒールを脱いだ素足で同時に踏み付けた。

『ウフフ…大きくなってて可愛い、でも顔はキモいわ。踏み潰してあげたいわ』
絵里子の足のサイズは28cm、啓太の顔をゆうゆうと覆う大きな、しかし綺麗な足である。
『く、くさいです…助けてください』
『臭いですって?やっぱオシオキが必要ね、その顔踏み潰してやるわ』
そういうと絵里子は啓太の顔を足で踏み付け力を加えていった。
徐々に啓太の顔が踏み潰されていき、啓太の鼻が折れてしまった。
『ギャアアアアア!!』
『あら、鼻潰しちゃった。このまま踏み潰したらおまえの顔がグチャグチャになっちゃうね…』

啓太は泣きじゃくりながら
『ヒィィ…すいません。助けてください、ごめんなさい』
そういって、啓太は絵里子の足に顔を擦り付け、泣きながら許しを請いた。
『そんなに私の足が気に入った、ヨシヨシ、イイコイイコ♪』
そういうと絵里子は啓太の顔を足でなでなでした。
『おまえ甘え上手になったじゃない。今日はこの辺にしといてあげる』
絵里子はそういうとヒールを履き去って行った。
そこには鼻とプライドを潰され、倒れていた啓太がいた…。


と、まあこんな彼らの話があったんだ。身長差だけでなく、体力差も目立った話だったね。

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