ゆらぎの神話百科事典

リクシャマー公国とその同盟国による連合帝国、通称リクシャマー帝国内国家であるバロッサの王位継承問題に端を発した第二次継承戦争の際に、バロッサの敗れた諸侯や貴族達が連合して国を興した。
そのため、リクシャマー帝国との仲は険悪である。
叛徒討伐を名目としたリクシャマー帝国の侵略を何度も受けたが、ロズゴール王国の後ろ盾もあり、これらの侵略は失敗している。

名目上では絶対権力者である王が全てを支配することになっているが、実際に政治を行っているのは10年に一度貴族達の中から選抜される宰相と、各身分階級からなる議会である。
ただし、領土の問題上、ゼダ家の縁戚の一族もこの王国に属することになっており、彼らの、強いてはリクシャマー帝国にあるゼダ家本家の意向が政治に反映することもしばしばである。