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リクシャマー帝国の構成国家の一つ。
正式名称は「バロッサ大王国」
最盛期には大穀倉地帯であるカリデや、海洋貿易の拠点であるロクシアをも含む大国だった。
リクシャマー帝国に編入後も、リクシャマー公国に次ぐ国力を持つ構成国家として国政に影響を及ぼした。
しかし、リクシャマー帝国への編入後に起きた第二次後継戦争にてカリデ、ロクシアを失い、その後は完全にリクシャマー帝国の一地域に失墜する。

歴史

戦災から逃れた義国鈴国の民衆が、当時この地域に住んでいたバロッサ族と手を結び開墾を行い、その族長を王として国を興した、と建国伝説ではなっている。
だが、実際にはリクシャマー族内で起きた内紛に敗れた一族がこの地の蛮族を制圧して国を興したらしい。

西方諸国の中ではロズゴール王国に次ぐ歴史を持っているが、ロズゴール王国同様に義国から影響を受け、継承した文化が多いのが特徴である。
そのため、鈴国の文化を継承しているリクシャマー公国とは同じ帝国内にありながら文化が会わない部分も多数見られる。

リクシャマー帝国(当時の国名は正統ロズゴール王およびリクシャマー族による連合王国)勃興時にはロズゴール王国と手を合わせてこれと戦っている。
少なくとも第一次継承戦争前後の時代にはリクシャマー公国とは敵対していた。

しかし、北方氷土における地殻変更時に起きた飢饉を乗り切るためにリクシャマー公国他2ヶ国と経済・軍事協定を結び、後にリクシャマー帝国を成立させた。

政治

この国の政治形態は第二次継承戦争前と、その後では大きく異なる。

第二次継承戦争前

建前の上では他の構成国家と同様にリクシャマー帝国の皇帝が最高権力者である。
しかし、一度バロッサ王家から王を選出し、その後にリクシャマー帝国皇帝に王位を譲位し、国王は代行王という名目で国を統治する形になっていた。
その理由は、王家がリクシャマー公国とは血縁関係がなかったからである(過去に一度、リクシャマー公国から后を迎えたが、彼女は子供を残さなかった)。
表面上は代行王による絶対王政であるが、実際には有力貴族およびリクシャマー帝国本国からの代官による連合政治が行われていた。ただし、代官はあくまで国政の指南役という位置づけであり、実際に内政に口を挟むことはなかった。

第二次継承戦争後

第二次継承戦争後は王家は再びリクシャマー公国から后を迎え、血縁関係が結ばれた。
その為、バロッサ王家もリクシャマー帝国皇帝の継承権を得ることができ、代行王の制度は廃止され、皇帝が名実共にこの国の最高権力者となった。
実際の政治は帝国からの代官を中心に、バロッサの貴族・市民の代表である宰相や各大臣によって行われる。
だが、近年はゼダ家による内政干渉が問題になっている。

軍事

過去においては騎兵を中心とした王国親衛隊と、市民からなる市民軍を中核としてた。
しかし、市民軍は第二次継承戦争戦後に、その開戦の責任を取らされる形で解散、王国親衛隊もバキスタの戦いで大損害を蒙り、その後魔術師師団が戦場の中心になるに従い時代遅れの物となり、現在はお飾り程度の規模のものがあるだけである。
現在は、リクシャマー帝国西方方面軍がこの地域の軍事を担当している。

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