天使猫

メクセトとその勢力との戦いのために何処とも知れぬ場所より持ち込まれ、投入された兵器。
持ち込んだのはこの世界の住人だが、「所有権」と「第一制御権限」は提供元たる『貸主』にあったらしく、『貸主』の意に反する運用はできないようになっていたらしい。
その一例として、『貸主』の意向により、一個の『隊』として最強の戦闘力を持つ、ある大天使級天使猫とその支援機を一人で全滅させてしまったメクセトに対しては、自分から能動的に攻めさせることはできなくなったという。
これ以降、『天使猫』はメクセト本人ではなく、その軍勢や1032英雄を対象とした『英雄狩り』に用いられている。

その姿は「有翼の白猫」「猫型のリトルグレイ」と形容される。

兵卒級と呼ばれる下位のもの以外の天使猫には『異教の天使』に由来する名前がつけられており、それらの性質・機能・役割には、由来となった元ネタがある程度反映されているようだ。

外見

天使猫アリエルの大きさは私たちの知る軽乗用車と同程度。
そこから他の天使猫の大きさも逆算できるだろう。

大天使級

数は最も少ない。名前の元となった天使は異界の宗教で重要視されたものが多く、命名にはヒエラルキアを始めとする異界学の文献を参照したと思われる。
ミカエル?、ガブリエル、ラファエル?、ウリエル?。
アルテマイス?、グレゴリウス?、ショゴス?、インマヌエル?。
イスラーフィール、アズラーイール、マーリク?。リドワン、
ムンキル、ナキール、メタトロン、サンダルフォン、
ラジエル?、ラグエル?、レミエル?、サリエル?、バイヤクヘー?、

天使級

名前の元となった天使は、主要な宗教文化ではあまり取り上げられるわけではないが、その周辺の伝承やオカルト思想で語られたものが多い。
滅びた宗派の天使の名前を冠する天使猫もここに含まれる。
ドゥマ?、クシエル、マカティエル、ラハティエル?、
ショフティエル?、フトリエル、ログジエル?、プシエル、
アラトロン?、ベトール?、ファレグ?、オク?、
ハギト?、オフィエル?、フル?、
ソルーシュ?、アリエルリドワン

フレナフェレ、シャフティールバルティオーの他、『シモン・マグスのアポクリュフォン』および『ヨハネのアポクリュフォン』に登場する人体を創造した天使の名を冠するもの。