多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。



其の他の神々

概要

オェル=トェガとは、中央大陸で信仰される「丸まった大地?の中心」の女神。擬人化された「地球の中心核」。

本大陸西方における七曜?(太陽神の七相)のような原型的なイメージであり、中央大陸のほとんどの神話体系に【「大地の中心」と関連する女性】のモチーフが登場する。
唯一神教ルザナイ教のような、他大陸起源、なおかつ多神教を否定する唯一神信仰である宗教ですら、中央大陸に布教されたコミュニティの多くで「地球の中心に送られた聖女」「大地の中心を守る女性格の天使」といった形で対応する概念が形成されている。

各地の神話・伝承におけるオェル=トェガ

墓標を造る慣習を持たないアトナシカ人の伝承においてウルトゥカ(オェル=トェガ)は「全ての者の墓なる母」と呼ばれる。アトナシカ人は人が死ぬと草原のどこかに埋葬し、その上に草を植え形跡がわからないようにする。また、その位置を意図的に記録せず、記憶しない。彼らの文化における「墓参り」は故人の亡くなった時期に地に伏し、真下、つまり大地の中心に向けて祈るという形をとる。そこには祖先から続くあらゆる死者が居るとされる。 砂に沈み現存しない王国、その遺跡であるピッラミドの碑文には「『世界の中心である母』が、土を砂に変えて我らを呑みこんでいる。止めることはできない」という文がある。この碑文を刻んだ者は王国が滅んだ原因をオェル=トェガの不興を買ったため、と認識していたようだ。 この地の神話において、巨大な女王蜂の姿をした存在として描写されている。地球は巨大な蜂の巣の上に地殻や海をかぶせたもの、とされ、その中心には「女王蜂なる神」が居るという。国宝でもある墓標船「サンシャイン・ピラー」は「女王の針」と呼ばれている。 国祖カロシュシャッキ?をはじめとする、ダナス川の各部分や支流を司る河川神の兄弟が「大地の中心の女神」に求婚する説話が知られている。この求婚神話はダナス川流域全体に存在している。 ハムサプア(ホモ・サピエンス)などの異世界起源種族が魔術師から資源として狙われていた迫害時代の黎明期に現れた「始祖なるスミス」は、オェル=トェガと契約し、「大地の中心」から切り取った岩塊を招き寄せた。彼はこれらを削り、民なる種族を護る石像を千体つくって、各地に配置したという。
大地の中心から分かたれ地上に出された岩塊に各異界起源種族の血をふりかけたとき、オェル=トェガは彼等もまたこの大地の民であると認めたとされる。

神話

大地の向こうに、大地母神オールトーガの頭がある。神々を除いて、誰もそれを見たことがない。

母なるエッリ=ト?は夕方になると自分の頭をぽりぽりと掻く。

するとフケが舞い上がる。エリトグー?の髪から散った無数のフケは一日しか生きられない星々となり、黒い夜空を滑っていく。

ウルトゥカ?の赤き長女が夜明けを告げるとともに、日の炎が彼らの屍を焼き払う

表記ゆれ

オルテガ、オールトーガ、ウルトゥカ、エリトグー、エッリ=ト

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