多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

キュトスの姉妹
結界の六十二妹

1-49バイナリライフ=アルムス<スリーティー> Binarylife alms[TTT]

「帯電共同」 「自動多脚姉妹」 「左柱衛」


10110000という特異な存在であり、多脚歩行式の機械人形。
comona人間の下半身にあたる部位が蜘蛛のごとき八本の鋼の脚に置き換わっており、両手は存在していない。
ただし他の優れた義肢作成能力を持つ姉妹、ラクルラールビレリアなどの助けを借りる事で様々な種類の兵器を両腕に搭載する事ができる。

異説

ある魔女が誕生した亜大陸の火山テレクレステ山では無数の精霊が祀られており、なかでも最強にして最古と呼ばれた漆黒のトカゲ、ロワスカーグは本大陸東部でも創生竜の一角として信仰されているほどであった。
彼女の原形はロワスカーグに捧げられたひとりの娘であった。大精霊の怒りを鎮める為に捧げられた娘は、食べられる直前に一匹の蜘蛛と出会う。その蜘蛛は自らをキュトスの欠片と名乗り、自分の願いを叶えてくれたならば命を永らえさせてみせよう、と彼女に言った。
娘は蜘蛛の言に従った。まず娘はロワスカーグを酒で酔わせると、自ら体を張って芸をしてロワスカーグの気をそらした。
その隙に蜘蛛はロワスカーグの棲家のいたるところに糸を張り巡らせ、最後に娘の体に糸を巻きつけるとするすると上に引っ張っていった。
しょせんトカゲでしか無いロワスカーグは上にのぼっていく娘に手が出せず、しかも張り巡らされた糸によって娘は縦横無尽に動き回り、遂にはロワスカーグの手から逃れたのである。
蜘蛛と娘は喜んだが、そこで油断したのがいけなかった。背後から迫り来る炎の塊が娘の全身を焼いたのである。
ロワスカーグの吐き出した炎は娘を死に追いやった。死体が原形を留めていたのは精々頭部と上半身くらいなもので、四肢は完全に焼け落ちていたのだ。
蜘蛛は自分の失態を強く後悔し、贖罪として娘の体を洗い清め、自らの血と魂を捧げて一体となった。
蜘蛛と人とが混ざり合い、そして新たな姉妹が誕生したのだという。

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