多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

 瓦斯電光(ガス・ライトニング)(gaslightning)は言語系魔術の一種であり、「欺瞞情報を流布することで相手の邪視や認識を操作するもの」と定義つけられている。
 逆瞳魔術として使い易い形にしたものであるらしい。
 欺瞞情報の流布の仕方は様々であるが、たいていはチャフ(欺瞞紙)の散布かプロジェクションマッピング(空中結像技術)、あるいはその両方が使われることが多い。
 この魔術によって、「相手が自分がどのようにして攻撃されているかを把握できないようになる」といったことなどが可能になる。
 俗称として、この魔術の行為者は点灯夫?ともよばれる。
 一応、禁じられた呪文ではあるのだが、家族内ではよく使われる呪文であるという話も聞く。

 元々はエーラマーンの力を借りて行われる古代魔術であり、チャフ(欺瞞新聞)を散布することで邪視を妨害して、更には邪視を邪視者自身に向けさせることで自滅に追い込む呪文?であった。
 それはビレリアが得意とした魔術でもあるのだとか。
 ネコタニカ事典によれば、ブレスには似たような効果があるらしい。
 また、エンリューテ零落した姿であるバッサルガーフもその特性から自然にブレスと同様の効果を持つガス雲となっているらしい。

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