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事件

第二次継承戦争時にバロッサ全域にて起きた暴動事件。
この暴動によって、連合軍は一度は敗退せしめた枢軸軍バロッサへと再介入させてしまうこととなる。

事件前夜

枢軸軍バロッサより追い払った連合軍は、枢軸軍の再介入を防ぐべく、枢軸軍に協力した者に対して財産没収および政治の場からの追放処置を行う。
一見すると横暴な行為であるが、これらの処置において処刑・投獄等の行為は行われなかったことから、これが当時の常識から考えても非常に寛大な措置であったことが伺われる。
しかし、当のバロッサの民からしてみるとこれは横暴極まりない行為であり、人々は日に日に連合軍、ことリクシャマー帝国軍への不満を募らせていった。

事件発生

そのような中、バロッサ首都ドゥグマルの市場に起きて、女性に対する暴行殺人事件が発生する。
犯人は市場の警備を担当していた連合軍の兵士であった。
連合軍は、このことが占領活動に影響を与えることを恐れ、事件の隠蔽活動を行う。
しかし、その隠蔽活動が非常に乱暴なやり方であったことも手伝い、人々の連合軍に対する不満が爆発し、それは各市場が自分で治安維持部のための自警団を組織し、連合軍の兵士を市場から締め出すという形で表面化する。
連合軍はこれを謀反と断定し、各市場に軍隊を派遣して自警団を排除しようとするが、各地で衝突を起こし、とうとうバロッサ南部の都市バロテではその場に居合わせた市民を巻き込んでの流血沙汰にまで発展してしまう。
バロッサ市民は連合軍に対して一切の補給・運搬を拒否するという抗議活動をバロッサ全域で行い、連合軍はその活動を維持するために各地で軍事力を行使しての強制徴用を行わざるを得なくなる。
結局、この事件は連合軍司令官の解任と、一部部隊の撤退、事件関係者の公開裁判と公開罰(殺人犯である兵隊は公開処刑された)という形で終結するが、その後、枢軸軍による再介入の口実を作ってしまうことになる。

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