多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

現象

それは事象の根底でとぐろを巻く蛇。
世界群の全体像であると同時に最も小さい構成単位でもある。
それは多次元的な角度から世界の全てを構築する一つの紐であったりもする。
これを紀槍で縫い留める事で世界は揺らぎの土台...実在の可能性を得るのだ。


蒙昧の狂人語りて曰く

何もない事象の底にアーカーシャと呼ばれる蛇と雌鶏と雄鶏の三匹の生き物があった。
雌鳥は名をアファルシャンと言い、雄鶏は名をフェルクと言った。
この二匹は長きに渡る退屈を憂い、アーカーシャの寝息をバックグラウンドミュージックとして互いにまぐわった。
そして内孕せし雄鶏フェルクは霊魂に、雄々しき雌鳥アファルシャンは肉体に各々同一の卵を孕んだ。
産み落とされた卵の殆どはアーカーシャに喰われたが、幾つかは砕けるだけに留まった。
そして、これらの内から溢れ出た黄身と白身と殻の破片が入り交じり、最終的に混沌とした一つの世界を造り出した。

三頭議会語りて曰く

原初の竜、原初の蛇、創世期の生物。
世界よりも早くに生まれ落ち、最後には世界の全てを呑み込む終焉の象徴。
世界のウロ、地表の敷物の裏側でとぐろを巻く最果ての蛇アーカーシャ。
非人類圏が人類圏の敷物の下に挟まった異なる敷物であるならば、アーカーシャの眠る領域は敷物を広げている床に相当する。
事象世界の基底領域。仮初めとはいえその座に位置する原始の蛇は表層時空において莫大な権威と影響力を持ち得る。

無垢なる幼子語りて曰く

強大な呪術的記号性を有する魔神、即ちオリエント・オキシデント?
それは始点と終点を司るである。
人類圏における集合無意識全体が産み出した空想上の使い魔だが、制御することが不可能な存在だ。
実態と呼べる程の確かな肉体はなく、アストラル界に遍在する意味集合、アーカーシャに纏わる思想等の集合体としての在り方を持っている。
要は只の参考文献。
タグ

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!