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ヌアランダーラの株』の一体。第七次東方探索隊?リーダー。
剣聖として知られる伐辰一刀斎とは微妙に名前が似ているが、全く無関係である。
戦士としての実力も真正の達人である伐辰一刀斎には遠く及ばない。
髪型は銀杏髷(いわゆる『ちょんまげ』)。『常戦武徹』という槍を与えられている。
『株』の中では珍しく世間向けに名乗る『社会名』を名乗っていない。
彼をはじめ第七次東方探索隊のメンバーは、ヌアランダーラの命令で
やらされる無為な探索に嫌気が差し、ヌアランダーラが不要であると考えている。
東方に行かされた『株』のうちヌアランダーラに不満を持つ者たちを吸収し、
『第七次東方探索隊』は当初の四倍以上に膨れ上がるに至った。
彼の一派は同じ反ヌアランダーラでも、タイガーリリィ?などとは異なり、
ヌアランダーラを殺そうなどとは考えてはいない。あくまでヌアランダーラ
は自分達にとって不要なだけであり、従うに値しないだけである。
その点ではもっとも冷淡であると言えるかもしれない。

『常戦武徹』

ヌアランダーラが佐藤一槍斎に与えた魔性の槍。
使い手の疲労を著しく麻痺させる力がある。また、痛覚も大きく緩和される。
常人が用いれば、自分の限界に気付くことなく戦い続け、結果的に体を壊してしまう。
彼は人よりも頑丈な生き物である『株』であったため、体を壊すことはなかったものの、
使い続けたために一種の中毒となり、この槍なしでは戦えなくなってしまった。

晩年から最期まで

『常戦武徹』を使い続けることで中毒に陥り、日常生活にも支障が出始めていた矢先、敵対勢力との戦いで『常戦武徹』が破壊されてしまった。この槍なしでは戦闘の苦しみに絶えられない彼は一線を退き、メンバーの前に姿を表すことは少なくなった。

ある日、佐藤一槍斎は姿を消した。それから数日後、彼は無残な遺体となって発見された。

彼の死後、サー・トリプルエースがリーダーの座を継いだ。

悪魔殺し

その生涯において多くの敵を屠った一槍斎であるが、もっとも有名なものはベルグ・ア・フィリスを倒したことだろう。
彼はその後、かの悪魔の角を形見として懐に忍ばせ戦いに赴いたという。

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