多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

物語り
物語

記述

南方民族世界起源異伝(1)

最初に、甘露?があった。
甘露は、一面に満ち、甘い香がそこら中に漂っていた。
やがて、そのにおいにひきつけられ蟲が無数に寄ってきた。
無数の蟲たちにより、甘露は6千億年で吸い尽くされた。
寒露が失われ、喰う物がなくなった蟲たちは、やがて共食いを始めた。
すると500万年かけて、共食いに次ぐ共食いの末に1匹の蟲が残った。
それは1匹の巨大な蟻であった。蟻は名を罵蟲?(パムシ)といった。
この罵蟲こそ北の民族がパンゲオンと呼ぶモノの正体である。
罵蟲はその後4万年生き、死んだ。
その後3千年が経ち、罵蟲の屍体から一本の茸が生えてきた。
茸の名は蟻背?(アリセ)といった。
その後また3千年が経ち、蟻背茸は大きく成長しかさの幅は100億里にもなった。
蟻背は地界・地上・天界を貫く世界樹となった。
この蟻背こそ北の民族が槍神アルセスと呼ぶものの正体である。
パール・アデット編訳
最初に、蜜があった。
蜜は世界に溢れていた。蕩けるような香が空気を喰らい尽くした。
やがて、そのにおいにひきつけられ翼が数百も寄ってきた。
たくさんの翼たちにより、蜜は6千億年で吸い尽くされた。
蜜が失われ、喰う物がなくなった翼たちは、やがて溶け合い始めた。
すると500万年かけて、溶け合った大きな翼が残った。それは1匹の巨大な蟻であった。翼は名をファムス?といった。
このファムスこそ北の民族がパンゲオンと呼ぶモノの正体である。
ファムスはその後4万年生き、土に還った。
その後3千年が経ち、大地から一本の菌が発生した。
その名前をアースセス?といった。
その後また3千年が経ち、アースセスは大きく成長し、世界中を覆い尽くした。
アースセスは地界・地上・天界を覆い尽くす活力の根源となった。
このアースセスこそ北の民族が槍神アルセスと呼ぶものの正体である。

パール・アデット?
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