多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

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始まり在るものには終わり在り。此れぞ、人類の終焉。

人類破滅の小箱。

かつて古代魔術【人類】が唱えられた際システムに組み込めなかった悪しきモノの「余り」が封じられた小箱があるという。
余分の小箱などとと呼ばれるが、実際にどういった存在が容れ物となったのかは知られていない。
中には人類には存在しない感情が一つだけ封じられており、解放されるとシステムを維持出来ずに人類は滅びる。

シシッ……「ちーとこーど」ってやつだな……
それがどんな物かでどうやってあけるかを知ってる奴は殆ど居ないけどな。
余分の小箱は一つで九つに分けられた。
直に開けられない為に。
箱の欠片を統合して組み立てて初めて箱が空くのさ。

余分の小箱には「絶対的満足」が封じられている。
ゲヘナの一派が意図的に「幸せな一日」を得るために余分の小箱を探している。


そして問題なのは、
その小箱、
フタが開いた状態で見つかったのだ。

どうやら人類は滅亡を呼ぶ幸福さえ、不足だと感じたらしい。


人類が【人類】の範疇から逸脱した瞬間だった。
この時初めて人の可能性は本当の意味で無限となったのだ
「【人類】を脱却した人類」は、既に出現していた「【人類】由来ではない人類」と合流し、その総数を増していった。

「人類躍進史」より抜粋

異なる種との混合により生物としての強度が飛躍的に高まった人類はその勢力圏を大幅に拡大。
仮定魔術数法体系の応用による支援特化型集団魔術理論【超人】の開発。
そして突然変異的に現れる【英雄】達。
人類は後に魔女をも巻き込む戦火の覇道を歩み出したのだった。

人類躍進史?」という書物を売った際、使われたアオリ文の一部。
「内容が余りにも偏視点的」という声が多くて、此の書物は人類万能主義者くらいにしか売れなかった。
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