ユリーフ錠

成分名

シロドシン

薬剤の特徴

用法用量

通常、成人にはシロドシンとして1回4mgを1日2回朝夕食後に経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。

*肝機能障害、腎機能障害のある患者では、血中濃度上昇の可能性があるため、状態を観察しながら低用量(1回2mg)から投与を開始するなどを考慮する。

禁忌

その他
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

相互作用

CYP3A4阻害
  • アゾール系抗真菌薬(ケトコナゾール(国内未発売)など)
降圧作用増強
  • 降圧剤
 →起立性低血圧が現れることがある
  • PDE5阻害剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩等)
 →併用により症候性低血圧が現れるとの報告がある

副作用

[重大な副作用]
  1. 失神・意識喪失
  2. 肝機能障害・黄疸

[その他の副作用]

使用上の注意

α1遮断薬を服用中又は過去に服用経験のある患者において、術中虹彩緊張低下症候群(Intraoperative Floppyr Iris Syndrome)が現れるとの報告がある。
(曽布川洋平)
2008年07月29日(火) 16:40:55 Modified by foliaschool




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