最終更新:ID:h0+cen8Kug 2010年11月15日(月) 02:52:33履歴
「きゃぅ……ダメだよアリサ……。これ以上は……」
「ふふ、そんなこと言って感じているじゃないですかリーダー?」
明かりの付いたアリサ部屋で、女性二人の声が漏れてくる。
ベッドの上には華奢な第一部隊の隊長が、不適な笑みを浮かべているアリサに惜しげもなく裸身を晒している。
服を着ているアリサと比べて今の己の姿を恥じているのか、同じ新型の彼女は頬を真っ赤に染め上げ白いシーツを握り締めた。
「ふぁああ! そ、そんなとこ触っちゃダメぇ!!」
逃げようにも捕食者の目をしたアリサが覆いかぶさって身動きが取れない。
必死にいやいやと首を振るが、涙目の状態でそんなことをしてもアリサのバースト時間を延長するだけの行為だ。
「さぁリーダー。大人しく私に食べられちゃってください。……本当はめちゃくちゃにされたいんでしょう?」
「ん、んっ、ア…アリサぁ……」
「可愛いですよ。もっともっと私に縋ってください」
さらなる羞恥責めを行うために、そのふっくらとした桃色の唇を奪おうと顎に指をかけたアリサは――――――
――――アリサは、そこで目が覚めた。
脱いだままの服に片づけがまだ途中の自分の部屋。
間違いはまったくないのだが、一人きりでベッドに寝ていたことに彼女はたいへん憤慨した。
(おかしいです! 私は確かリーダーと×××××な関係を築くために×××して××を×××××していたはず! そして最終的には「アリサ、私もう我慢できないの。私を×××××してぇ……」とリーダーに言わせるはずだったのに!!)
近場にあったターミナルを粉砕しそうになったが、大事な大事な日記を記録していたはずだと思い出し握った拳を元に戻した。
「納得いきません!! ―――はっ、もしやこれが正夢というやつじゃないでしょうか。きっとそうです。ええそうに決まっていますとも。今からリーダーの部屋に行けばこれは現実になるはずです!」
止まることのないアリサの思考が都合のいい解釈と妄想でリンクバースト。
いつもの勝負服を身に纏い、ベテラン区画まで直進した。
エレベーターが開く時間すら惜しい。重い扉を両手でこじ開け、目の前にある隊長の部屋へ突撃する。
(さぁリーダー!! お楽しみの時間がやってきましたよ!! 一緒に××××まで逝きましょう!)
「おはようございます。そしていただきました!」
「あれ? アリサおはよう。今日は同じミッションの日だっけ?」
鼻血を撒き散らしそうな顔をしたアリサを出迎えたのは、のほほんと神機を整備していた第一部隊の隊長だった。だった……のだが。
その声は夢の喘ぎ声とは違う低いものでベッドの上で踊っていた白い肌も日に焼けて健康的だ。そして身に纏う服は上品なコートにニッカー。
「ちょっと神機の調子が悪いから、少しだけ待っててくれ。リッカに頼んですぐに終わらせる」
リンドウの後を継いだ第一部隊の『男』隊長はどこか嬉しそうに整備士の名前を呼んでいた。
「…………リーダー」
「な、なに?」
深く俯き帽子のせいで表情が伺えないが、新型のロシア娘は肩をプルプル震わせながら大声で叫んだ。
「まったくドン引きです!!!」
「ふふ、そんなこと言って感じているじゃないですかリーダー?」
明かりの付いたアリサ部屋で、女性二人の声が漏れてくる。
ベッドの上には華奢な第一部隊の隊長が、不適な笑みを浮かべているアリサに惜しげもなく裸身を晒している。
服を着ているアリサと比べて今の己の姿を恥じているのか、同じ新型の彼女は頬を真っ赤に染め上げ白いシーツを握り締めた。
「ふぁああ! そ、そんなとこ触っちゃダメぇ!!」
逃げようにも捕食者の目をしたアリサが覆いかぶさって身動きが取れない。
必死にいやいやと首を振るが、涙目の状態でそんなことをしてもアリサのバースト時間を延長するだけの行為だ。
「さぁリーダー。大人しく私に食べられちゃってください。……本当はめちゃくちゃにされたいんでしょう?」
「ん、んっ、ア…アリサぁ……」
「可愛いですよ。もっともっと私に縋ってください」
さらなる羞恥責めを行うために、そのふっくらとした桃色の唇を奪おうと顎に指をかけたアリサは――――――
――――アリサは、そこで目が覚めた。
脱いだままの服に片づけがまだ途中の自分の部屋。
間違いはまったくないのだが、一人きりでベッドに寝ていたことに彼女はたいへん憤慨した。
(おかしいです! 私は確かリーダーと×××××な関係を築くために×××して××を×××××していたはず! そして最終的には「アリサ、私もう我慢できないの。私を×××××してぇ……」とリーダーに言わせるはずだったのに!!)
近場にあったターミナルを粉砕しそうになったが、大事な大事な日記を記録していたはずだと思い出し握った拳を元に戻した。
「納得いきません!! ―――はっ、もしやこれが正夢というやつじゃないでしょうか。きっとそうです。ええそうに決まっていますとも。今からリーダーの部屋に行けばこれは現実になるはずです!」
止まることのないアリサの思考が都合のいい解釈と妄想でリンクバースト。
いつもの勝負服を身に纏い、ベテラン区画まで直進した。
エレベーターが開く時間すら惜しい。重い扉を両手でこじ開け、目の前にある隊長の部屋へ突撃する。
(さぁリーダー!! お楽しみの時間がやってきましたよ!! 一緒に××××まで逝きましょう!)
「おはようございます。そしていただきました!」
「あれ? アリサおはよう。今日は同じミッションの日だっけ?」
鼻血を撒き散らしそうな顔をしたアリサを出迎えたのは、のほほんと神機を整備していた第一部隊の隊長だった。だった……のだが。
その声は夢の喘ぎ声とは違う低いものでベッドの上で踊っていた白い肌も日に焼けて健康的だ。そして身に纏う服は上品なコートにニッカー。
「ちょっと神機の調子が悪いから、少しだけ待っててくれ。リッカに頼んですぐに終わらせる」
リンドウの後を継いだ第一部隊の『男』隊長はどこか嬉しそうに整備士の名前を呼んでいた。
「…………リーダー」
「な、なに?」
深く俯き帽子のせいで表情が伺えないが、新型のロシア娘は肩をプルプル震わせながら大声で叫んだ。
「まったくドン引きです!!!」
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