ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫です

「ちょっといいかい、リーナ」
またあの紅茶紳士か――気だるげにリーナは振り向いた。
動きやすいようにと短くカットされた黒髪がふわりと浮く。
「で、何?私そんなヒマじゃないんだけど?」
「ああ、冷たいリーナもステキだ…!
 …じゃなくって!こんな麗しい日なんだ、アフタヌーン・ティーでも嗜もうではないか!」
もはや深くため息をつくことはしない。動作がもったいない。
代わりに一瞥。眼中にない、といったそれである。
「…助走をつけて殴られたい?ハンマーで殴られたい?それとも殴られたい?」
「わっ、ま、待ってくれ!そういうつもりじゃないんだ!
 この前亡都へ討伐にいった時にすばらしいロケーションを見つけたのだが…
 今回その近辺で感応種のアラガミが暴れまわっているらしい
 ボクとしては!めったにないこの一期一会の秘境を!破壊させるわけにはいかないのだ!
 で、だな!そいつを狩りにいった後、君とお茶でもど」
「はぁ…つまり手伝ってくれってことね。わかったわ、それくらいならいいわよ」
「おぉ、承知してくれるか愛しき姫!」
ブラッドアーツに覚醒したとはいえ、エミール一人で感応種には不安を覚える。
あまり騒がしいことが好きではないリーナも、仕方無しに手伝わざるを得なかった。
自らの獲物――憎らしいことに、ことエミールと同じハンマーである――を担ぎあげ、リーナはラウンジから出て行った。
いつもの癖であった。仕事へ向かう時、終わった時。決まって彼女は獲物を担ぎ、その場を背にする。
エミールは太陽を見るかのような目で、その後姿を眺めていた。ほう、と漏らした溜息は、そのまま中空へと紛れた。


「…ふぅ、ったく、てこずらせてくれたわね」
そして今、彼女はまた、その重量感溢れる塊を担ぎ上げた。
廃墟の隙間から差し込む残光が、その戦闘時間の長さを物語っていた。
西日に頬を照らされながら、彼女は隣で息をつくエミールを見下ろして微笑んだ。
「ニュクスと猿にあれだけ痛めつけられちゃ仕方ない。その様子だとお茶会はまた今度ね?」
本当に、せいせいした、といった笑顔である。
一つはうざったいニュクスを滅したこと。一つは極自然に誘いを断れること。
「あぁ…陽を受けて、貴女はまさに光臨せし天使のようだ!
 かくも美しき婦女子をどうしてみすみす逃すことができようか!
 待っててくれ、只今優雅な個室へと案内してさしあげよう!」
「……はぁ」
もうどうにでもなれ。何故そんなに自分をお茶に誘いたがるのかわからない。
コイツに限って恋慕とかそういう情はないだろう。何よりお笑い種だ。
嫌々、心底嫌々エミールに付き従いながら、彼女は廃墟の奥へと消えていった。


この後華麗に痺れ薬を盛ったお茶を差し出しながら正々堂々と自分の心の内を語るエミールであった
薬が効いてきた頃にエミールは甘い口付けをうんたらかんたら
イチャイチャチュッチュエミールウエダーギャー 了

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