ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫です

背後から聞き慣れたドアの音が室内に響いた事で、数週間に及ぶ欧州本部への出張を終え、
ようやくこのフェンリル極東支部の 支部長室へと戻る事が出来た事を実感する。
……無事に、生きたまま。

アラガミ出現以前、アラガミのような怪物の存在はカートゥーンかシネマの中だけの
空想の産物だった時代では、極東から欧州への出張など、ごくありふれた
何の危険も無いような旅だったと言う。
しかし、今はどうだ。
かつては自由を謳歌していた人類は、今は分厚い対アラガミ装甲の内側で日々、
捕喰者の陰に怯え、息を潜め僅かずつ生き長らえるような、惨めな毎日を送っている。
老若男女の笑顔と笑い声が溢れ、溌剌とした声が響いたであろうかつての我々の街は、
アラガミ共が我が物顔で闊歩し、時折剣戟の響きと銃声、断末魔が残響する
戦場となっていた。
船舶が行き交い、貨物が滞りなく行き来したであろう港湾施設には、
大型のアラガミが営巣し、ゴッドイーター達と激しい戦闘を繰り広げたと報告を受けた。

眉間を指で揉みほぐしながらデスクに向かい、留守中の変化や、
流動する状況を 把握する為に端末を起動させ、座椅子に身体を預ける。
思わず口をついて、溜息がこぼれ出たのは、歳のせいだろうか?
馬鹿馬鹿しい。……仮に、例えそうだとしても歩を止める訳にはいかなかった。
もうすぐだ。もうすぐ私の計画が成就する。
そうすれば、そうすれば……

軽く頭を振って感傷を散らし、起動していた端末に手を伸ばす。
出張中に集まった報告に目を通して、情報の把握につとめる。
外部居住区の装甲の増強プラン、食糧の生産計画、適合者の選抜……
考え、判断すべき事は無数にあったが、気を休める時間は限りなく少なかった。
しかし、この状況こそが人類の現状を如実に物語ってもいた。
支部長の判断を求める各部署からの報告書の数々を、流れるように処理していく。
出張中も連絡が来ていたが、詳細を把握した上で返答すると待たせてあった物ばかりだ。
恐らく担当者は今頃しびれを切らしているだろう。数時間、端末の前から動かずに
処理を続けて、ようやく報告書の処理が終わる。
……一息ついて、コーヒーでも飲もう。そう考えた矢先に、メールの着信を告げる
電子音が鼓膜を叩く。浮かせかけた腰を沈めて、メールに目を通す。
一通り読み終わると、目を閉じ、息を吐く。

本部の会議で同席した、幾つかの支部の重役が、帰路でアラガミに襲われて死亡した。
奴らが現れる前ならば、安全で快適であっただろう旅路は、自身の命を対価とした
決死行へと変貌していた。
上の者の悉くが死亡したのであろうか、支部長としては若輩の部類に入る
自分よりも更に若く、子供達が怯える事無く眠れる夜を渇望していた同志の顔が頭によぎる。
彼は死んだ。
この時代では、ごくありふれた事だった。
激務とストレスからか、何時になく感傷的になっているようだ。
自身や部下のメンタルケアも指揮官の勤め、と頭で理解はしているが、
リソースが限られた中で、何時も自分を後回しにしていた。
……しかし、そろそろストレスを発散しておく事にしよう。
丁度、出張先で「もう一つの成果」もあったばかりだ。
私はこれから始まる時間に期待を抱きながら、鞄を開いた。

目に飛び込んだ包装紙の鮮やかな赤が、思わず胸を熱くする。
すぐにでも破り捨てて取り出したいところだったが、自制心を総動員して、
慎重に包みを剥がしていく。静かな支部長室で、紙の音だけが反響する。
やがて、……唐突に反響は途絶える。中身が姿を現したのだ。
「……素晴らしい」
口をついて、率直な感想が出る。しかし、それも仕方のない事だろう。
私の眼前には、ロシアの高級ブランド製の女性向け衣服が広げられていたのだから。
長い日々だった……ロシア支部からアリサ・イリーニチナ・アミエーラが転属となった
あの日から、私の心は燃え続けていた。彼女の着ている服を、何とか着てみたい。
その思いを成就する為に、私は計画を練り続けてきた。
様々なプランを立案し、そして廃案となっていった…
彼女の写真などから、精巧なレプリカを作る事も考えたが、時間が足りなかった。
入浴中に盗み出してしまう事も考えた。しかし、衣類を盗まれた彼女の士気が
下がる事を考えると、それは実行に移せなかった。
絶えず胸中に居座る煩悶を意識しない為、私は敢えて職務に熱心であろうとした。
極東支部長としての職務、アーク計画の遂行の為の準備に、エイジス計画の偽装。
幸いにして、気を紛らわせる為の材料には事欠かなかった。
しかし、遂に転機が訪れた。
欧州本部への出張。この時機の出張は、何物か、恐らくベイラーあたりだろうか?
が絡んでいる事は絡んでいる事はおおよその想像はついていた。
だが、同時にチャンスであった。この私が出張の合間に密かに女性用衣類を
買い求めるなどとは、流石のベイラーにも予測出来まい。

……こうして服を見続けている時間も捨てがたいが、そろそろ次へと進もう。
私はそっと衣類を脱ぎはじめた。今この瞬間、私は一人の少女となるのだ。
若干の窮屈さはあるものの、無事に着用出来た事に満足して、姿見へと向かう。
するとどうだろうか、そこには一人の可憐な少女が、頬を赤らめながら立っていた。
すまない、アイーシャ。今この瞬間、私は恋に落ちてしまった。
鏡の向こうの彼女の姿は、私の心を強烈に捕喰してしまったのだ。
この激情を、私はもう止められなかった。止めようとも思わなかった。
私は、「彼女」の姿が最も良く見える執務卓の上に座ると、足を広げていく。
鏡の向こう、顔を紅潮させつつも淫らに脚を開いていく「彼女」の姿に、
私の息子が熱く滾る。執務卓から、愛用の赤いアナルバイブを取り出す。
いつもならば、じっくりと解してから挿入する所であったが、今日の私は解す時間さえも
待ちきれなかった。力を抜いて、一息に突き入れる。
抵抗を感じたのも最初だけで、後は貪欲に根本まで飲み込んでしまった。
慣れ親しんだバイブも、今日という特別な日にはよりいきり立っているようだった。
想像以上の刺激に、視界が明滅する。あまりの快感に早くも絶頂してしまったようだ。
だが、この程度ではまだ足りなかった。机の上に倒れ込んだ私は、呼吸を整えると
今度はアナルバイブのスイッチを入れる。まるで、腸壁の中側から食い破ろうとするかの
如く、縦横無尽に内部で暴れ回る。視界の端、姿見の中では「彼女」がスカートを
隆起させ、はしたなく悶え続けている。その姿が更なる興奮の呼び水となり、
私はだらしなく口元を弛緩させて、びくり、びくりと痙攣を続ける。
スカートの前面がぐっしょりと濡れる程の射精を終えて、厳粛な支部長室には
雄の臭気が充満しきっていた。余韻に浸り、執務卓の上で四肢を投げ出す。
積み重ねられた書類の山が倒れてしまったが、そんな事は些細な事だった。
もう大分振動が収まったバイブの、心地よい緩やかな刺激を感じながら、
私は久しく忘れていた開放感を感じていた。

「支部長、お呼びですか」
ドアの向こう側の、アリサ君の声に、私の心は急速に現実へと戻る。
何故彼女が!?いや、それより何か喋らなければ。しかし、予想外の事態に声も出ない。
「失礼します」
止めてくれ、開けないでくれという願いも虚しく、ドアは開いていく。
「支部長、どうさ……れ…………」
唐突に呼びかけの声が止まる。それもそうだろう。
彼女の目には、私のあられもない姿がはっきりと見えているのだから。
おまけに、私の神機は、この状況というのに激しく自己主張を始めていた。
状況を認識した彼女は、紅潮したと思えば顔色が白くなり、青くなり…泡を吹いて倒れた。

呆然と手元を見れば、投げ出した私の手はしっかりと、卓上端末の
「第一部隊緊急招集」のボタンを押し込んでいた。
ドアの向こうから、何人もの足音がこちらに駆け寄ってくるのが聞こえていた。
<完>

このページへのコメント

俺の腹筋が結合崩壊!

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Posted by 名無し 2011年09月22日(木) 00:54:14 返信

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