みどり・市民派をめざす 井奥まさきが収集した情報、書き込んだ情報を整理して公開するために作った公開用のウィキです。

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目次






姫路の魚町など歓楽街からのタクシー利用の実態がようやく公開へ


■開示への長い道のり

2006年(平成18年)
1月18日
情報開示を市に請求
2月10日
「不開示」と市長より回答

2月10日 異議申し立て

5月19日 審査会に諮問
6月5日
審査会より「開示」の答申
額ではなく、正当性の問題

 田村市長が姫路の魚町などの歓楽街からタクシーチケットで帰宅した問題。「わずかな金額」といわんばかりの田村市長側からの主張がされています。しかし、金額の問題ではなく、公務の妥当性の問題なのです。今や国の機密費でも公開が命じられる時代なのですから。
 予算執行の透明性を確保することは市役所として当然のことだと思うのですが、田村市長は「過ち」を認めないばかりではなく、左の表のように情報開示を頑なに拒み続けてきました。
そして決算委員会で私たちが「調査続行」を提案した時には多数決で押しつぶすという議会工作を行うなど、あくまでも問題を隠ぺいする方向でした。田村市政が既に破綻寸前であることはこの問題に端的に示されています
情報公開にも全面拒否

 私や新聞で問題を知った市民はタクシーチケットの原本から追求すべく「情報公開請求」を行いました。
 しかし、請求に対しては「全面拒否」との回答がありました。これに対しては裁判も考えましたが、早く判定が出る「不服審査申し立て」を行いました。高砂市初の審査会です。
条例に従い、開示の判定

 4か月近くかかりましたが、審査会の判定は「開示せよ」でした。当たり前ですが、良識が貫かれたことに喜んでいます。田村市長の条例解釈が全くの間違いであり、情報公開の姿勢がないことが明らかになりました。
 今後、タクシーチケット原本が開示されれば、「美保里〜垂水で使用」や「女性も交えて帰宅」といった使用実態が明確になります。残り少ない任期ですが、この問題を追求していきたいと思います。

子育て日記 保育園で覚えた歌で人形を寝かしつける娘

保育園に行かせて良かった

 保育園に行かせることは、親にとって何となく罪悪感があるものです。
 特に別れ際に泣かれるとつらいものがありました。でも、最近は「行かせて良かったな」と思います。保育士さんと親は毎日「連絡帳」で情報交換します。いろんな遊びを覚えたことや子ども同士で活発に遊ぶようになったことが記され、
日々成長していっていることがよくわかります。
子守歌で人形さんもネンネ

 ある日のこと、「昼寝の時の子守歌で人形さんを寝かしつけていましたよ」と書いてあったので、家でも歌うとちゃんとやってくれました。
 人形を抱っこしてゆらゆらさせる姿はかわいく、夫婦で大ウケ。それ以来、娘も誰にでも披露しています。
保育園も選択肢の一つで

 親はしょせん「子育て素人」です。プロである保育士さんが一定時間関わることで子どもは新しい世界を知ることができます。そして、少し離れた時間があるからこそ親子のきずなは強まると思います。
 悩んでいる方も、ぜひ選択肢の一つとして「保育園」も考えてください。

6月議会速報

末期的症状が露呈 市長の無断欠席、水道料金1400万円請求漏れ


6月議会での事件一覧
7日 市長が本会議 無断欠席
8日 法人の水道料金1400万円徴収漏れが判明
13日 個人宅から160万円の徴収をしていることが判明

 選挙前でもあり、通常は平穏なはずの議会が大荒れでした。しかし、よく見ると8年間の田村市政の失策が繰り返された結果といえます。市長の本会議欠席は、3月議会で指摘されていたことを答弁できずに、あわてて議長にも言わずに税務署に確認に行ったため。(1時間近い無断離席)
 水道料金未収や過徴収は、「公的なお金の取り扱い」がいまだにずさんだという例。職員3人逮捕にも関わらず、相変わらず改まっていないのです。当該企業で30年以上も前から職員が検針に行っておらず、相手から請求漏れの申請があって初めて気づいたというお粗末な事例でした。
 いずれの料金も精算されますが、もはや8年間の「先送り」市政が末期状態にあることがよくわかりました。

 
私のテーマと提言

【金利政策】しんどいことの情報公開が一番大事 高金利時代のために借金の整理を




実際の取引例
土地開発公社の35億円 長期借入金 みなと銀行 0.17%(2004年)
↓ 
但陽信用金庫 1.375%(2005年)

 以前から指摘してきた「高金利時代」がいよいよ近づいてきました。3月の日銀量的緩和解除の前後から長期プライムレートが急激に上昇しています。昨年一年間で1.8%前後を推移してきた金利が、わずか数ヶ月で0.7%もあがりました。しかも、このプライムレートは目安ですので、実際の取引では数倍の上昇といった例もあります。上の土地開発公社での上昇が典型的です。
 金利の1%上昇がどれだけ借金返済に響いてくるかは、住宅ローンを抱えた経験のある方ならおわかりかと思います。高砂市も普通会計だけで700億円以上も借金を抱えています。高金利時代に備え、「財源を投入して借金を少なくする」「少々高くても、長期固定金利をめざす」といった思い切った政策が必要です。

井奥の提言  こうすべき
▽高砂市の借金の実態を情報公開すべき(特に土地開発公社、病院) ▽リスクカットのために財源を投入して借金を少なくする ▽短期変動金利から長期固定の金利へ可能なものは借り換える

【入札改革】いたちごっこに終止符を 談合防止のために 総合評価型入札の本格導入を




 6月議会中も談合情報があり、入札が延期となりました。「安ければ落札」という価格中心の入札では根本的に談合は防げないと考えています。
 そこで私は「総合評価型入札」の本格導入を提案しています。
 例えば、ある1000万円の工事で3社が争った場合。通常ならばA社が落札します。しかし、総合入札ならば価格以外の要素も加味されますので、上の場合はC社が落札となります。談合していてもムダになるわけです。さらに、この制度の良さは、「地元加算」「雇用条件」「子育て環境」などに点数を加えることで、緩やかな政策誘導をかけることができることです。実は高砂市でも実施の実例もあります。いい制度だと思うのですが。

■6月議会で最終的に6人が引退の意向と報道されました。加古議員、萬山議員、船田議員、坂牛議員、宮本議員、木村議員お疲れさまでした。

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