最終更新: izon_matome 2009年05月11日(月) 19:08:38履歴
作者:◆ou.3Y1vhqc氏
遅い・・・・・・・・・。
玄関で弟の帰りを待ってるがまったく帰ってくる気配がない。
壁に掛けてる時計を見上げる。
「門限って意味しってるのかしらあの子・・・・・・。」
もう二時間近く立って帰りを待っている。
門限が7時、もう9時を過ぎている。
電話しても出ない、メールしても返ってこない、学校に電話したら担任がもう帰ったと言う。
「なにかあったのかしら・・・」
イヤな予感がする。
冷や汗が止まらなくなる
「あの子になにかあったら私・・・」
頭では最悪の出来事しか想像できなくなっている。
「やだ・・・嫌ッ!!!私の前からいなくなるなんて考えられない・・・」
足が震えて崩れ落ちそうになる。
「早く帰ってきて・・・」
携帯の画面に移る弟を見ながら口ずさむ。
すると扉の向こうから足音が聞こえてくる
小さい声だか声も聞こえる
あの人だ
「・・・帰ってきてくれた・・・」
嬉しさで玄関の扉を開けて迎えに行こうと思ったが、安心したらなぜか怒りがわいてきた。
こんなに心配させてほっつき歩いてたんだから私から行くことないんだ、あの子から謝らないと許さない。
「でも・・・・・・あんまりしつこくすると嫌われるかな。」
嫌われることを考えると怒りよりも不安のほうがでかくなる。
でも心配したことは伝えなきゃ!
「ただいま、姉ちゃん」
「おかえり・・・・・・いま何時?」
←前話に戻る
次話に進む→
遅い・・・・・・・・・。
玄関で弟の帰りを待ってるがまったく帰ってくる気配がない。
壁に掛けてる時計を見上げる。
「門限って意味しってるのかしらあの子・・・・・・。」
もう二時間近く立って帰りを待っている。
門限が7時、もう9時を過ぎている。
電話しても出ない、メールしても返ってこない、学校に電話したら担任がもう帰ったと言う。
「なにかあったのかしら・・・」
イヤな予感がする。
冷や汗が止まらなくなる
「あの子になにかあったら私・・・」
頭では最悪の出来事しか想像できなくなっている。
「やだ・・・嫌ッ!!!私の前からいなくなるなんて考えられない・・・」
足が震えて崩れ落ちそうになる。
「早く帰ってきて・・・」
携帯の画面に移る弟を見ながら口ずさむ。
すると扉の向こうから足音が聞こえてくる
小さい声だか声も聞こえる
あの人だ
「・・・帰ってきてくれた・・・」
嬉しさで玄関の扉を開けて迎えに行こうと思ったが、安心したらなぜか怒りがわいてきた。
こんなに心配させてほっつき歩いてたんだから私から行くことないんだ、あの子から謝らないと許さない。
「でも・・・・・・あんまりしつこくすると嫌われるかな。」
嫌われることを考えると怒りよりも不安のほうがでかくなる。
でも心配したことは伝えなきゃ!
「ただいま、姉ちゃん」
「おかえり・・・・・・いま何時?」
←前話に戻る
次話に進む→
コメントをかく