最終更新:ID:1B8QCJg+7Q 2012年11月30日(金) 19:19:54履歴
作者:11-216氏
僕は犬です。ご主人様に飼われていることが、何よりの喜びなのです。
「おい、蓮」
その日、ご主人様はご機嫌が斜めのようでした。長くて綺麗な指が優雅に掴んだタバコも、もう五本目です。
朝昼晩に一本ずつ。「欲はキリがねぇからな。付き合い方が重要だぞ、蓮」とニヒルに笑うご主人様の顔を、今日はまだ見ていません。
都内の高層マンション。僕が飼われているご主人様のお家は、地上40メートルの最上階を1フロア丸々借りきっています。
いえ……この建物自体がご主人様のものなので借りる、という表現は正しくないのですが、学のない僕にはよい表現が思い浮かばないのです。
ご主人様……光様は、本革の艶のあるソファにお座りになって紫煙をくゆらしていらっしゃいます。
広いお部屋に広がった煙は、天井の空調機ですぐさま除去されます。
ご主人様は何故かそれが気に入らない様子で、半ばまでしか吸われていないショートホープをガラスの灰皿で消されます。
そして、残り一本だけになったショートホープを咥えられて、
「蓮、火だ」
仰る通り火をつけようかとも思いました。
しかし、ご主人様のお身体を考えればここでお止めするのも従僕の勤めではないかと思うのです。
光様は僕のようなどうしようもない人間を勿体なくも拾ってくださった大変お優しい方……その健康を願うのになんの疑問がありましょう。
「あの……光様」
勇気を振り絞ってお耳に窘めの言葉を入れよう努力しますが、いざ口に出すとなると身体が震えてしまいます。
ご主人様に「おい、聞こえなかったか? 火だよ、火」と急かされますといよいよ震えが大きくなってしまいます。
ですが、ここで屈服しては僕がお側にお仕えする意味が失われてしまう……それは嫌です。
「あ、あのっ! おタバコはもうお控えになさったほうがよいのではないでしょうか!?」
あ、言えた。言えました! けれど、きちんとお勤めを果たせた喜びが胸に溢れてきたのも束の間、酷くギラついた眼光のご主人様が僕を見つていらっしゃるのに気づいて、背筋が冷たくなりました。
お、お仕置きされちゃう!
「……蓮」
「い、いえっ、違うんです! 光様に反逆しようだなんて怖ろしいことは全然、これっぽちも考えてません。本当です。嘘じゃありません。僕は光様の犬……ご主人様に意見するだなんてそんな大それたこと、」
「お前、物凄い勢いで墓穴を掘ってくな」
しまったぁあ! 全部言っちゃった。言っちゃいました。
このままだとお仕置きコースまっしぐらです。しかも、今日のご主人様はとても機嫌が悪くていらっしゃいます、一体なにをされるか……!
「ま、いいや。ちょっと黙ってろ」
突然でした。ご主人様が僕の髪の毛を掴んで引っ張ります。
凛々しいお顔が吐息を感じそうなぐらい近くに来て、どきりとする間もなくざらっとしたものが僕の口に割って入ります。
「はっ、んぅぅ……っ! ゃ、ぅ……」
煙草の匂いが口から鼻に抜けて、ご主人様の長い舌が乱暴に口の中で踊っています。
ぴちゃぴちゃ音を立てて僕の口を蹂躙なされて、右手で髪を撫で回し、左手でいろんな所を撫でたりつねったり……。
ぁ……やだ……お尻に、指が……。
「ご、ご主人、さま……だめです。おたわむれは、」
「なぁ、蓮。俺様、今日ちょっと機嫌悪いんだわ。分かるよなぁ、蓮なら。男が機嫌悪い時、どうやって癒して欲しいのか。男の子の蓮くんなら当然分かるよなぁ?」
ホットパンツの上からぐにぐにと乱暴にお尻を揉まれて声が漏れてしまいます。
ご主人様の長い指が何度も何度もお尻の割れ目をいやらしくなぞるから、僕もすこしずついけないコトを考えてしまうのです。
「分かるかぁ? こんな女もんのパンツ履いて悦んでる蓮くんならわかるよなぁ? 俺様が今どうして欲しいのか、ちゃんとわかってるよなぁ?」
美しいお顔をサドっけたっぷりの笑顔で歪めて、ご主人様は僕をイジメます。僕が嫌がるから、わざとそれをするのです。
今みたいに女物の服を着せたり、まるで僕を女の子みたいに可愛がってあんなことや、こんなことを……。
う、うぅぅぅぅぅぅ……思い出しただけではずかしぃ……。
「まだ分からないか? それなら、こっちにも考えがあるぞ」
僕がもたもたしていたからでしょうか、少し興ざめしたような顔でご主人様は言い――――
ぐにゅ
「ひぁぁあああああ!? お、お尻の穴っ、な、なんか入って……っ?」
「はっは! 良い反応だぞ、蓮。気持いいか? まだ奥まで入れたことはなかったもんなぁ」
「ご、ご主人様っ! おたわむれがすぎます! こんなの、こんなのぉ……」
ご主人様の……たぶん、指が……僕のお尻の入り口をこじ開けるように蠢いています。
僕は、自分の下腹部に熱が集まっていくのを必死に我慢してどうにかご主人様に抵抗してみようとするのですが、体格が違いすぎます。
あぁ……僕はしばらくご主人様の好きなようにされてしまうのです。
「おい……抵抗しろよ、蓮。あんま大人しくしてると最後までシちまうぞ?」
僕の耳を甘噛みしながら、ご主人様はおっしゃいます。
「あのっ……最後、って……?」
「そんなことも分からないのか? ほんと、つくづくお前は……」
嘆息し、何か諦めたようなご主人様でしたがその手は止まりません。
お尻の穴をじわじわ攻め立て、大変なことになっている僕のそれをホットパンツの上からまさぐります
「っ〜〜〜〜!?」
「おお、良い反応だ。お前、きっと才能あるぞ」
愉快に笑いながら、僕を後ろからしっかり抱きしめて。それを握った右手を……いきなり動かし始めます。
「ぁっ、やっ、だめっ、だめですご主人様ぁ!」
「あぁ? こんな硬くして今更何いってんだよ。気持ちいだろ? いっつもはシてもらってばっかだかんな。今日は特別だ」
「い、いりませんっ! そ、そんなとくべっ、きゃふ!? ヤダ! ヤダヤダヤダ! そんなはやくしたらぼく……ぅっ、やだっ、やだっ! っくぅぅぅっぅ!!」
怖いぐらい速いストロークで動かされるご主人様の綺麗な手。
僕は耐え切れずパンツの中にありったけの精を吐き出してしまいました。
「おー、おー、すげぇぞ、蓮。染み出したセーエキ、太ももから垂れてきてる。まるで犯された女みてぇだな」
「ぅ……うぅ……酷いです、光様……」
もう……男の子として生きていく自信を無くしてしまいました。
前々から、少しずつご主人様に削られてきた男の子としての尊厳が、たったいま粉々に砕けてしまったような気がします。
何が一番酷いかって……イヤだイヤだと口で言いながら、確実に喜んでいる僕がそこにいること。
頭が真っ白になるぐらいに気持ちいい射精をさせてくれたご主人様のことが、大好きで仕方ないことなのです。
いっそのこと僕が女の子だったら……そう思ってしまう自分がどんどんヘンタイに進んでいくのが分かってしまって、それでも抵抗出来ない僕はつくづくご主人様の犬なのです。
「よっしゃ。すっきりした! 遊びに行くぞ、蓮!」
「は、はい、光様! 着替えますのでしばらくお待、」
「アホ、そのまま行くんだよ」
「えっ、えぇぇえええええええ!?」
こんな格好で外出できるわけないですよ! 叫ぼうとしたところを口で塞がれて――――
「じゃ、続きな」
ソファに押し倒された僕は、またよくわからないご主人様のイジメにあうのでした。
僕は犬です。ご主人様に飼われていることが、何よりの喜びなのです。
「おい、蓮」
その日、ご主人様はご機嫌が斜めのようでした。長くて綺麗な指が優雅に掴んだタバコも、もう五本目です。
朝昼晩に一本ずつ。「欲はキリがねぇからな。付き合い方が重要だぞ、蓮」とニヒルに笑うご主人様の顔を、今日はまだ見ていません。
都内の高層マンション。僕が飼われているご主人様のお家は、地上40メートルの最上階を1フロア丸々借りきっています。
いえ……この建物自体がご主人様のものなので借りる、という表現は正しくないのですが、学のない僕にはよい表現が思い浮かばないのです。
ご主人様……光様は、本革の艶のあるソファにお座りになって紫煙をくゆらしていらっしゃいます。
広いお部屋に広がった煙は、天井の空調機ですぐさま除去されます。
ご主人様は何故かそれが気に入らない様子で、半ばまでしか吸われていないショートホープをガラスの灰皿で消されます。
そして、残り一本だけになったショートホープを咥えられて、
「蓮、火だ」
仰る通り火をつけようかとも思いました。
しかし、ご主人様のお身体を考えればここでお止めするのも従僕の勤めではないかと思うのです。
光様は僕のようなどうしようもない人間を勿体なくも拾ってくださった大変お優しい方……その健康を願うのになんの疑問がありましょう。
「あの……光様」
勇気を振り絞ってお耳に窘めの言葉を入れよう努力しますが、いざ口に出すとなると身体が震えてしまいます。
ご主人様に「おい、聞こえなかったか? 火だよ、火」と急かされますといよいよ震えが大きくなってしまいます。
ですが、ここで屈服しては僕がお側にお仕えする意味が失われてしまう……それは嫌です。
「あ、あのっ! おタバコはもうお控えになさったほうがよいのではないでしょうか!?」
あ、言えた。言えました! けれど、きちんとお勤めを果たせた喜びが胸に溢れてきたのも束の間、酷くギラついた眼光のご主人様が僕を見つていらっしゃるのに気づいて、背筋が冷たくなりました。
お、お仕置きされちゃう!
「……蓮」
「い、いえっ、違うんです! 光様に反逆しようだなんて怖ろしいことは全然、これっぽちも考えてません。本当です。嘘じゃありません。僕は光様の犬……ご主人様に意見するだなんてそんな大それたこと、」
「お前、物凄い勢いで墓穴を掘ってくな」
しまったぁあ! 全部言っちゃった。言っちゃいました。
このままだとお仕置きコースまっしぐらです。しかも、今日のご主人様はとても機嫌が悪くていらっしゃいます、一体なにをされるか……!
「ま、いいや。ちょっと黙ってろ」
突然でした。ご主人様が僕の髪の毛を掴んで引っ張ります。
凛々しいお顔が吐息を感じそうなぐらい近くに来て、どきりとする間もなくざらっとしたものが僕の口に割って入ります。
「はっ、んぅぅ……っ! ゃ、ぅ……」
煙草の匂いが口から鼻に抜けて、ご主人様の長い舌が乱暴に口の中で踊っています。
ぴちゃぴちゃ音を立てて僕の口を蹂躙なされて、右手で髪を撫で回し、左手でいろんな所を撫でたりつねったり……。
ぁ……やだ……お尻に、指が……。
「ご、ご主人、さま……だめです。おたわむれは、」
「なぁ、蓮。俺様、今日ちょっと機嫌悪いんだわ。分かるよなぁ、蓮なら。男が機嫌悪い時、どうやって癒して欲しいのか。男の子の蓮くんなら当然分かるよなぁ?」
ホットパンツの上からぐにぐにと乱暴にお尻を揉まれて声が漏れてしまいます。
ご主人様の長い指が何度も何度もお尻の割れ目をいやらしくなぞるから、僕もすこしずついけないコトを考えてしまうのです。
「分かるかぁ? こんな女もんのパンツ履いて悦んでる蓮くんならわかるよなぁ? 俺様が今どうして欲しいのか、ちゃんとわかってるよなぁ?」
美しいお顔をサドっけたっぷりの笑顔で歪めて、ご主人様は僕をイジメます。僕が嫌がるから、わざとそれをするのです。
今みたいに女物の服を着せたり、まるで僕を女の子みたいに可愛がってあんなことや、こんなことを……。
う、うぅぅぅぅぅぅ……思い出しただけではずかしぃ……。
「まだ分からないか? それなら、こっちにも考えがあるぞ」
僕がもたもたしていたからでしょうか、少し興ざめしたような顔でご主人様は言い――――
ぐにゅ
「ひぁぁあああああ!? お、お尻の穴っ、な、なんか入って……っ?」
「はっは! 良い反応だぞ、蓮。気持いいか? まだ奥まで入れたことはなかったもんなぁ」
「ご、ご主人様っ! おたわむれがすぎます! こんなの、こんなのぉ……」
ご主人様の……たぶん、指が……僕のお尻の入り口をこじ開けるように蠢いています。
僕は、自分の下腹部に熱が集まっていくのを必死に我慢してどうにかご主人様に抵抗してみようとするのですが、体格が違いすぎます。
あぁ……僕はしばらくご主人様の好きなようにされてしまうのです。
「おい……抵抗しろよ、蓮。あんま大人しくしてると最後までシちまうぞ?」
僕の耳を甘噛みしながら、ご主人様はおっしゃいます。
「あのっ……最後、って……?」
「そんなことも分からないのか? ほんと、つくづくお前は……」
嘆息し、何か諦めたようなご主人様でしたがその手は止まりません。
お尻の穴をじわじわ攻め立て、大変なことになっている僕のそれをホットパンツの上からまさぐります
「っ〜〜〜〜!?」
「おお、良い反応だ。お前、きっと才能あるぞ」
愉快に笑いながら、僕を後ろからしっかり抱きしめて。それを握った右手を……いきなり動かし始めます。
「ぁっ、やっ、だめっ、だめですご主人様ぁ!」
「あぁ? こんな硬くして今更何いってんだよ。気持ちいだろ? いっつもはシてもらってばっかだかんな。今日は特別だ」
「い、いりませんっ! そ、そんなとくべっ、きゃふ!? ヤダ! ヤダヤダヤダ! そんなはやくしたらぼく……ぅっ、やだっ、やだっ! っくぅぅぅっぅ!!」
怖いぐらい速いストロークで動かされるご主人様の綺麗な手。
僕は耐え切れずパンツの中にありったけの精を吐き出してしまいました。
「おー、おー、すげぇぞ、蓮。染み出したセーエキ、太ももから垂れてきてる。まるで犯された女みてぇだな」
「ぅ……うぅ……酷いです、光様……」
もう……男の子として生きていく自信を無くしてしまいました。
前々から、少しずつご主人様に削られてきた男の子としての尊厳が、たったいま粉々に砕けてしまったような気がします。
何が一番酷いかって……イヤだイヤだと口で言いながら、確実に喜んでいる僕がそこにいること。
頭が真っ白になるぐらいに気持ちいい射精をさせてくれたご主人様のことが、大好きで仕方ないことなのです。
いっそのこと僕が女の子だったら……そう思ってしまう自分がどんどんヘンタイに進んでいくのが分かってしまって、それでも抵抗出来ない僕はつくづくご主人様の犬なのです。
「よっしゃ。すっきりした! 遊びに行くぞ、蓮!」
「は、はい、光様! 着替えますのでしばらくお待、」
「アホ、そのまま行くんだよ」
「えっ、えぇぇえええええええ!?」
こんな格好で外出できるわけないですよ! 叫ぼうとしたところを口で塞がれて――――
「じゃ、続きな」
ソファに押し倒された僕は、またよくわからないご主人様のイジメにあうのでした。
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