PINKちゃんねる-エロパロ&文章創作板「依存スレッド」まとめページです since2009/05/10

作者:8-782氏


 先生と出会ったのは、小学生の時。癇癪持ちだった俺を宥める優しい手が大好きで、彼女と一緒に生きたいと思った。
「ん、んぐ、ぅん…っ」
「ほら、先生…濡れてきてる」
「んぅ、い…言わないでぇ…っ」
 先生の形のいい胸は手のひらに吸い付くように滑らかで、乱暴に揉みしだいてもしっかりとした弾力を持って跳ね返ってくる。股を濡らすのは、汗ではないものだとすぐにわかる。
「ごめん、ごめんね…卓也君……」
「そうだよ、先生が悪いんだ…」
 先生の一番は俺じゃないと駄目なんだ。遠足で、課外授業で、手を繋いで歩いた道を忘れることなんて赦さない。
 卒業式の日の告白は子供の戯れ言とあしらわれた。隣の敷地の中学校からの帰り道、校庭で生徒と笑い会う先生に腹がたった。
「あんなに可愛がってくれたじゃないか。俺が好きだって、卓也軍だけだって、いったよね?」

『こんなに優しくするの、卓也君にだけだからね?』
『卓也君、飴食べる?…皆には内緒よ?』
 癇癪持ちの子供のご機嫌をとるための言葉だったと本当はわかっている。でも、あのときの俺には、彼女が俺に特別な愛情を向けてくれているとしか思えなかった。
「ん…」
「ねぇ、はっきり答えなよ」
「う、ぐっ!?」
 先生の栗色のポニーテールを掴んで顎を上向かせる。
薄桃色の唇から飛び出した俺の精器が勢いよく跳ね返り、白濁をほとばしらせてよだれにまみれた先生の顔を白く汚す。それでも鳶色の瞳は美しくて、愛しいと思う。
「あ…たくや、だけ、よ…」
「聞こえない」
「あ、あたしは卓也君だけの、ものなのぉ…っ!!」
「…そうだよ、先生は俺だけのもの。わかってるよね?」
「ぅん、うん…っ」
 教育実習生に恋をしたのは小学校低学年の時。正式な先生として再会したのは、高学年になってから。
 彼女を想って初めてヌイたのは、彼女と手を繋いだ日の夜。先生と…初めて身体を繋いだのは、高校生になった今。
「俺、もうすぐ卒業なんだよ、就職も決まってる。先生は俺が働いて食べさせてあげるから…可愛がってあげるから。だからもう、教師なんてやめて?」
 その手で誰かの頭を撫でないで。その唇で誰かの名前を紡がないで。
「わかっ、た…わ」
「俺が帰ってくるまでどんな男にも会わないで。欲しいものはなんでも買ってあげる、だから先生は美味しいご飯作って待ってて、一緒にお風呂入って、一緒に寝るんだ。」
 素直に頷いたから髪を放してあげる。糸の切れたマリオネットみたいに崩れ落ちた先生の身体を抱えあげて、自分で襞を開くように促した。
「解るよね?あと少しで俺達は元教え子と恩師じゃなくなるんだ。愛し合う恋人同士になるんだよ、先生……いや、ゆかり?」
 先生の理性は業と残したまま、でも、彼女の答えは解り切っているから俺は聞いた。先生は俺を選ぶ。先生にとって、俺は最愛の男なのだから。
 逆らえば、小学生のころとは比べ物にならない暴力という名の恐怖が、彼女を襲うのだから。
「…ね、がい……っ」
 掠れた声は、聞いたことがないくらい色を含んでいた。
 震える唇、青ざめた、けれど女の身体の火照りを隠しきれない身体。今でさえ俺の下半身を刺激して止まない彼女は、俺を求めてやまない身体になったとき、どのような表情を浮かべるのだろう。
「貴方が…好きよ、卓也…っ!」
 後は二人、どこまでも墜ちていこう。
 最愛の人を抱きしめる俺の唇には、薄い笑みが、拡がっていた。

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