過去に書いた小説のまとめと新しく書ければ書いてみたいなと。

WAREZとも言えますが、ちょっと毛色が違い、そして一大勢力でもあったROMzです。
エミューレーター/エミュレートとは、違うハードのソフトを動かす事で、
Win上でMacのソフトを動かしたり、逆をやったりを言います。

しかしここで言うエミュレータは主にコンシューマゲーム機(家庭用ゲーム)のソフトを
パソコンで動作させる事を指しています。
包括すればPC98や88、MSXなどのソフトも動かしますので
家庭用オンリーという意味合いではないですが(アーケードゲームも動かしますし)
花形…というか主役はファミコンなどの家庭用ゲームだったように思えます。

エミュレーター本体は学術研究的な意味合いもあって、作成には結構なスキルが必要ですので
自前で実機のカーネルを吸い出して動かしていれば違法性はありませんが
問題となるのはソフトの方で、自分でマジコン
(家庭用ゲーム機のカセットからデータを吸い出す機械)
を所持している人も少ないでしょうし、殆どが違法にアップされたROMデータを
どこからかダウンロードする顛末になるはずです。

しかしこれもソフト本体を所持していれば、ダウンロード自体も違法性はありませんし、
個人での利用を目的とした複製なのでかなり白に近いグレーといった感じにはなります。
もちろんアップする方は真っ黒ですけどね。

当時、何故か根拠の無い都市伝説として
ゲームをダウンロードしても三日以内(一週間の亜種もあり)にゲームソフトを購入すれば
違法にはならない。また、買わない場合消せばよい、などという意味のわからない流説がありました。

この時代のPCスペックではスーパーファミコンぐらいがギリギリだったでしょうから
やはりスムーズに動かす事が目的になってしまいがちな遊びだったでしょう。
設定やマシン、グラフィックボードの相性などもありましたからね。

ちなみにweb割れで逮捕されてしまって有名になったのはファミコン決死隊という
エミュロム(エミュレーター用のソフト)をアップしていたサイトでした。

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