過去に書いた小説のまとめと新しく書ければ書いてみたいなと。

過去ログを探って

ネットユーザは調べればすぐにわかることを、質問される事をとにかく嫌う。
昨今で言う「ググれカス」である。
掲示板などでは過去に既出である質問を繰り返しされると無駄なリソース消費であるため
仕切りとしても排除したがる傾向にある。

これはUGに限ったことではなく、過去においてはnetのスペースや回線事情からも鑑みて、
例え数行の文字列であっても余計な重複は手間と無駄であるし、精神的にもウザいという事であろう。

その為繰り返し行われる問答については、FAQなどと題して、良くある質問とその答えを明記する文化が出来る。
これらの前提を踏まえた上で、古参であることを誇示したい向きがあることを全否定することは出来ない物の、
検索する、FAQや注意書きテンプレなどを読む、過去ログを探るなどの労力を嫌う人間を非難する。
所謂、初心者避けになっている側面もある。

しかし、その場で答えてしまえば数行で済むやりとりを、非難と説教から始まる論争で余計に場を荒らす
顛末になってしまう場合があるためケースバイケースでの対応が大人なのでは無いかと思われる。
かと言って初心者に優しくする前例があると、その手の人間が集まってしまうし、学習しないという
意見も噴出する為になかなか難しい物である。

教えて掲示板などで、教える側にもポイントが付くなどメリットがある場合には上記の
「大人の対応」が出来る人が格段に増えるため、人間って面白いな、などと思ったりもする。

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