過去に書いた小説のまとめと新しく書ければ書いてみたいなと。

違法コピーやファイル共有はダメ!絶対!


当たり前の話です。
なぜならばきちんと購入している方々が居るからです。

この割男が作中で色々している時代は主にweb割れと呼ばれるものが主流でした。
1997〜99ぐらいを想定して描いてると思います。
無料のHP作成サービスを借りて、そこに分割したファイルをアップロードして、
ダウンロードする側はダウンロード専用のソフトを使用して落とすわけです。
当時の回線速度は一般の人で576アナログモデム。
早い人で64ISDN128ISDNか128ケーブルという状態でした。
そしてテレホーダイ…。夜11時から翌朝8時までは繋ぎ放題という、空いてる回線サービス。

こんな状況なのでmp3を一曲ダウンロードするのにも数時間かかるという平和な時代でした。

そしてこのテキストが書かれたのが2001年の4月ですからwinnyが登場する丁度一年前ぐらいですね。
フレッツやADSLが始まり一部では光回線なども来ていたのでは無いでしょうか。
これが書かれたスレがFTPってというタイトルですから、
恐らくi-drive(通称 愛銅鑼)が廃れ、winMXやFTP交換に移ってる頃ではないかと思います。


時代はP2Pや動画アップロードサービスにすっかり移り変わってしまっていますね。
聞けば9GBもあるDVDイメージや漫画をスキャンして交換しているとのこと。


あのような板に出入りしていた者としてこんな事を書くのもアレですがちょっと複雑な心境ですね。
現在の違法コピーに実利があり過ぎるというか、便利になり過ぎな気がしますね。
しかし、違法共有が横行してしまうのも、やれるのにやらない企業側の怠慢と
法律が追いついて居ない現状もあると思います。

昔はwarezって中学生がタバコ咥えちゃう様なノリだったんだと思います。
そりゃあ中には調子に乗りすぎて刺青入れちゃうような奴も現れましたけど
細い回線で、実際逮捕までされた人はかなり後半にならないと出てこなかったわけですが
ページが消されたり、検挙の噂にビクビクしながら
使いもしないアプリや、やりもしないゲームをダウンロードしては
解凍出来て、動作する事だけに喜びを感じていた日々な気がします。


現在はweb、インターネット自体が巨大になり、面白いサービスも増えましたし、
無料で十分使えるフリーソフトが大量にあります。
恐らくP2Pファイル共有ソフトで大量のトラフィックを生み出しているものは
動画データが殆どなのではないでしょうか?
それらは月額定額レンタルなど使えば単価数百円で手に入るものたちだと思います。
普通じゃ手に入らない動画なんかもあるんでしょうけどね。
公開前の映画とか放送したばかりのテレビとか、無修正動画とか。

単価が低くなったから罪が軽いかというとそんなことも無く、
実際に購入できるようなものまでダウンロードが通常になってしまうと
逆に社会に悪影響が多そうな。


説教臭くなりましたね。


だからこそ企業側は電子書籍化やビデオオンデマンドを進めなければならないと思うのですが、
コピーガードと利権の事ばかりでユーザーに便利なシステムはさっぱりです。
電車男がwebで無料で読めるのに書籍があんなに売れたのはどうしてか、とか考えないんですかね。


さて、そんな事とは関係無く、面白おかしく読んでいただければ幸いです。
注釈や校正もすすめて行きたいと思っています。
何かお気づきの点なぞありましたら、コメントでも頂けると嬉しいです。

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