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ヤンデルなのはさん(痴女的な意味で)

775 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:10:52 ID:qYSZT3nt
『ヤンデルなのはさん(痴女的な意味で)』

1.『堕』

それに気付いたのは,多分私が最初だろう.
次にはやて,その次にアリサとすずかの順だろう.
今思い返せば,最初の…その発端だったのは,なのはが空から堕ちた後のリハビリ時.
「ねぇ…フェイトちゃん…そこもお願い」
そう言いながら自分の股間を指差すなのはに,私はその通り,動かないなのはの腕の代わりにそこを洗っていた.
親友とはいえ,流石に恥かしいな,と思いながらどぎまぎしながらそこを洗う私の耳に,聞きなれないなのはの声が,届いていた.
「っん……ぁっ」
聞きなれないなのはの甲高い声に何事かと思ってなのはを見れば,浴室の熱気の所為とは違う理由による頬の紅潮が…
今思えば,それは多分…そういうつもりだったのだろう.
その時の私にはそんな知識はなく,ただなのはがくすぐったそうに,恥かしそうにしているだけだと,そう思っていた.
それが間違いだと気付いたのは,もう少しお互いが成長してからの事だった.
確かにそれ以前にもそこかしこに,なのはの挙動が怪しい事があったのだが,それと結びつける事はなかった.
例えば,なのはの部屋,その机の一番下の引き出しが常に鍵を掛けてあったりとか,服装の趣味が少し露出が高くなったとか,
学校にいる時,時折,思い出したかのように用事がある,とどこかに行ったり,と今思えば疑わしい事は多々あった.
それに,私や他の皆が気付いていなかっただけ.
ただ,その時の年齢を考えれば,それはさしておかしい事でもないだろう,と私は思う.
決定的な事実といえば,いつの頃だろうか.
なのはのリハビリも終り,なのはも私もそれなりに年を重ね,一端の教導官,執務官になれた…そう,多分六課設立の1,2年前だろうと,思う.
ある日,アリサとすずか…正確にいえばはやても絡んでいたらしいのだが,何やら怪しげなDVDを手に入れた,という事で皆で見ようとした時の事だ.「フェイトちゃんにはまだはやいかもしれんけどな!」
などと,言われ.そんな事ない!と反発したのも束の間,アリサの家の大画面のディスプレイに映ったのは……
その……そんな事ないという言葉を撤回したくなるようなものだった.
生まれたままの姿で絡み合う女性.
口付けを交わし,なんどもなんども繰り返すようにねっとりとお互いの舌を吸い合う姿.
次第,乳房を揉み,舐め,その突端を噛み,それに反応する片方の女性をもう片方の女性が虐げる,そんな映像だった.


776 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:11:50 ID:qYSZT3nt
「な,なにこれ!」
産まれて此の方,キス程度ならまだしも,そういった知識を持ち合わせていなかった私にとっては,
それは一体何をしているのかわからず,ただただ顔を赤らめ,声を挙げるばかりだった.
そんな私を楽しそうににやにや見ているのがはやて.
そしてほほ〜と納得顔に見ているのがアリサ.
私と同じように,けれどそれが何を意味しているのかを理解しながら顔を真っ赤にしつつ,じっくりと見ているのがすずか.
特にはやてに関しては画面を見ているというよりも,他の皆がどういった反応をしめすのかを楽しみにしていたようで,
特別反応の良かった私を注視していた.だから,多分はやてが気付いたのは私より遅れたのだろう.
「ふふふ…フェイトちゃん,こういうの見るのはじめてやろ?」
「は,はやて.こ,これ何してるの?」
「女の子同士でえっちなことや!」
それは,なんとなくわかるのだけれど…と,ふいになのはの方を見てみれば,慌てるでもなく,楽しんでいるわけでもなく,
しいて挙げれば,少し紅潮している程度だろうか.
画面をじっくりと,真剣に眺めていた.
そして……少し潤んだ瞳で,私を横目で見ながら…
「女の人同士でも良いんだ……」
そう,呟いたなのはの声が,私の…私だけの耳に届いていた.
「えっ!?な,なのはどうしたの?」
「ううん?なんでもないよ,フェイトちゃん…なんでも,ないよ」
そう言いながらも,けれどなのはの瞳は真剣そのもの.まるで獲物を見つけたかのような,そんな瞳だった.
その瞳に,どきっとしながらも…いいや,多分これはこの映像の所為だろう,と思っていた私が……
私が……なのはに囚われたのは,それから暫くしての事だった.
一度囚われてしまえばそこは蜘蛛の巣の如く逃げる事の叶わない世界.
たった一度,そこに囚われてしまえば…もう私のように後戻りできない所まで堕ちていくだけ.
それが,嫌だというわけではない.だってほら,私はなのはの事が大好きなのだから.
ただ,自身が堕ちていっているのが…他人事のようにわかる,ただその客観的事実を述べているだけに過ぎない.
そう,私は…もう,なのは,という蜘蛛に囚われた獲物.
糸も吐かねば,足も少ないが,その艶かしく動く指先はまさに蜘蛛の脚の如く私を捉えて離さない.
私という獲物を食い尽くすまで,けっして他に行く事のない優しさを携えた…私だけの…….


777 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:12:24 ID:qYSZT3nt
囚われた,捉えられた発端…それは,
「フェイトちゃん,今度のおやすみ私の家に来ない?」
というなのはの誘いだった.曰く,家族がなのはを置いて旅行に行ったそうで…あぁいや,本当はなのはが断ったそうだが…
誰もいないので寂しい,との事だった.
「うん.なのはの家に泊まりに行くのも久しぶりだね」
そう,答えながら私は久しぶりのなのはの部屋を訪れる事に少し,わくわくしていたと言って良い.
先日見せられたそのDVDは,どうやら私の心のどこかに触れたようで,少し意識していたのかもしれない.
即ち,なのはとあんな事できたら良いな…である.
初めて見せられたDVDが,例えば男と女という当たり前のものであれば,そういう発想も湧かなかったであろうが……今となっては詮無い事.
そんな風に軽い気持ちで,私何考えてるんだろう.しっかりしないと!なんて,思いながら訪れた先は…蜘蛛の巣だった.
「フェイトちゃん,おっきくて羨ましいな…」
なんて,二人っきりで食事をした後に二人っきりでお風呂に入った際に言われたその言葉.
「なのはだって,とっても形が良くて良いと思うよ」
他愛のない,いつものお風呂シーン.
ふいに,なのはがちょっと触らせて,と言ってきたので…ちょっとどきどきしながら良いよ,と答えれば…
少し,やはりなのはも緊張していたのだろうか?震える指先で,私の乳房を…ゆっくりと持ち上げ,手の平で包むように潰したり,もみだしていた.
「んっ!な,なのは…く,くすぐったいよ」
官能という言葉を未だ良く知らなかった私にとってそれは本当にくすぐったかったのだ.
けれど,なのはの手は止まる事なく…先程より少し強く私の乳房の形を崩していくのだった.
「フェイトちゃん,やわらかい…とっても,とっても…やわらかいな」
少し虚ろな瞳を呈しながら,呆と口にするなのはの姿に,どこか違和感を覚えたが,けれど…
「な,なのは…もう…良いでし……あんっ」
刹那,躰が反応し,自然と私の口腔から,自分でも聞いた事ないような甘い音が流れ出る.それは初めて漏れた喘ぎだった.
自身が出した事にも気付かず,自身が出した事に気付けば,恥かしさのあまり顔が赤くなり,それをなのはに聞かれた事に……けれど.
「かわいい…ねぇ,フェイトちゃん……もっと,もっと聞かせて?フェイトちゃんの可愛い声,もっと聞かせて?」
なのはの反応はそれだった.
一瞬,なのはが何を言っているのか,私には理解できなかった.
なのはの口から,なのはが言うとは思えない言葉が出てきたのだから.
確かにちょっと,軽い気持ちでなのはとそんな関係になれたら良いなんて思ったりはしたが…それはあくまで思っただけの事で……


778 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:13:17 ID:qYSZT3nt
「な,なのは?」
「?…どうしたのフェイトちゃん?」
ふいに,正気に戻ったかのように,私に不思議そうな表情を見せながらも…けれど,変わらず指先は動いていた.
その指先の,なのはの指先の感触が…喘ぎを洩らした所為なのか,敏感になった私の乳房から,脳髄へと響き…
「んっ…ぁぁん…な,なのはっや,やめっんっ」
それは,性的な快楽とはいえない,やはりまだくすぐったいだけに思える程拙い感覚.
けれど,確かにどこか甘さを感じる…もっと,して欲しいと思えるような,そんな感覚で……私は,なのはの指が,手が振り解けなかった.
そんな私の反応に気を良くしたのか,なのはの責め立てはいっそう激しくなる.
そしてそれに応える私の躰.
いつのまにか,乳房の先端は屹立し,硬さを持ち…なのは,それに指を掛け…はじく.
「っ!?」
びくんっ,と浴槽の中にいた私の躰が跳ね,作り出した波紋が浴槽を越えて行く.
一度,二度,三度…
「あっ,んっ.あんっ」
さながら打てば響く楽器の如く.けれど,強く打つだけでは楽器は巧く鳴りはしない,とばかりに今度は優しくなぞるように…
「…ぁぁ……」
もはや,快感を感じていないとはいえなかった.急激に調教された私の性感が,私にこれが快感というのだよ,と脳へと語り掛ける.
なのはの指先から伝わる私の躰への虐めが,どんどん,何も知らなかった私の躰を刻んでいく.
「ねぇ…フェイトちゃん?」
「な…なの……は?」
浴槽からの熱気に,なのはからの刺激に頭が呆としてきた時の事だった.なのはがふいに,真剣な声で私に語り掛けてきた.
「私,フェイトちゃんが…好き.この間のDVDみたいな事いっぱいしたいと思うの・・・ねぇ,フェイトちゃんは?フェイトちゃんはわた…なのはの事」
不意打ちだった.
思考能力を奪われ,呆としている時にそんな事を言うなんて…と,思い,思いながらもしっかりと耳にしていた.
『私,フェイトちゃんが…好き』というなのはの言葉を.
それも,こんな事をもっとしたい,と.それは友達としての好きではなくて…多分,その,恋人同士での意味の…
その言葉が,嬉しかった.
なのはの行動に強く反発しなかったのも,多分私も,そう思うからだろう…多分,きっとそうなんだ……
なのはとこんな事をしたい,なんて軽い気持ちでも思ったのもきっとそういう事なんだ…
巧く表せていなかったけど,なのはに言われ気付いたのだ………私もなのはが好きという事に.


779 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:14:16 ID:qYSZT3nt
多分,その時,私はもう蜘蛛の巣に掛かっていたのだろう.
思考する力を奪われた折の,大好きな人の私の事を好き,という言葉に…私は捕らえられたのだろう.
けれど,けして嫌なわけでは…ないのだ.けして…そう,けして……
ただ,どこかに堕ちはじめた事,その事だけは…分かっていた.


2.『情事』

「ほら…いっぱいあるんだ」
嬉しそうに,そう口にしたなのはの生まれたままの姿に,私はこの人の事が好きなんだ…と再認識した.
『続きは部屋で』そう言い,二人で生まれたままの姿で,そのままなのはの部屋へと.
途中,誰かに見つかったら,なんて誰もいないのに思い,一人,心臓が破裂しそうな程どきどき,となっていた.
前を,階段を先に行くなのはの形の良いお尻が,一歩昇るたびに揺れて,揺れて…なのはの大事な所が見えそうになり,どきどき,と.
裸のままなのはの部屋へ向かうというある種の罪悪感が,高揚にさえ感じる程に…私の心臓は,心は昂ぶっていた.
いいや,それはその所為だけではない.今から二人で,DVDのような事をするのだ,二人で,好きな者同士で二人っきりの秘め事を…
なのはの部屋に辿り着くまでに,何分掛かっただろう?いいや,それは十数秒も掛かってはいない.長い,本当に長く短いそんな時間.
そうして,部屋についたなのはは,机に向かう.
ガチリ,と音を立てて開くのは,いつの頃からだったか,ずっと鍵が閉まっていた机の一番下の引き出し.
その中には…
「ね…ほら.どうかな?これなんか可愛いと思うんだけど」
言いながら私に見せたのは小さな丸い,卵型にコードの着いた物,
「それと.こっちは私のおすすめ…かな?ね,聞いてフェイトちゃん」
黒い,細長い…一体何に使うのか分からないそれをもちながら,なのはは私に…裸のまま私に近付き,抱きつきながら…
腕を背中に回し,抱き締めるように,なのはの乳房と私の乳房が重なり合うようにしながら,私の耳へと顔を,つま先立ちになりながら,
私の耳へと…
「これは後ろ用なの.前は…フェイトちゃんのためにとってあったんだよ…?」
それが,一体何を意味するものなのか,その当時の私には分かりもしなかった.が,なのはが私のために…何かを残してくれていた,
その言葉だけが…私の耳に残った.
「あ…うん,ありがとう…なのかな?」
「どうだろう?でも,初めては好きな人にあげるものだから…」


780 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:14:54 ID:qYSZT3nt
どきり,と心臓がまたしても高鳴る.
好きな人,好きな人……なのはの言葉を繰り返し,自身の口で確認するようにしている時に…
「だから……フェイトちゃんのもちょうだい?」
「あ…うん,私であげられるなら…いいよ」
と,答えてしまったのだった.
「ありがとう,フェイトちゃん.でも,今日はまだ…いいかな?お楽しみは今度にとっておくの.だから,今日は…こっち使おう?」
私の目の前に,その黒い細いものを見せるなのはに…やはり,頷く私.
「あ,でもフェイトちゃんこういう事初めてだよね?だったら,やっぱり…うん.今日は指でするね.でも,私には…」
『使って欲しいなぁ』とねだるようななのはの姿に…三度目の頷きを.
「嬉しいな……ねぇ,フェイトちゃん」
ふいに,その明るかった瞳を閉じ,私に向けて唇を向けるなのはに…私は,ゆっくりと近付いていく.
「んっ……」
DVDで見たように,唇をゆっくりと合わせ…合わせ,それからどうして良いのか分からず,私となのはは,ただただ唇を合わせるだけだった.
なのはも…あとで聞けば二人でする事はした事がないので良くわかないと言っていた…ただ,唇を合わせるだけで満足げに頬を緩めていた.
あぁ,思いが伝わる.
思いが伝わっていく.
なのはが愛しいと,なのはが私を愛しいと思う心が,伝わっていく.躰だけでは伝わらなかった思いが,唇を通して…伝わっていく.
「んっ……」
時折,擽ったそうに太ももを擦りつけるなのはを,もっと強く抱き締めて欲しいのかと思い,私はぎゅっと抱き締める.
だが,抱き締めれば抱き締める程になのはのその動きは止まらず,仕舞には私の足の間…私に足を絡め,すがりつくように体重を掛け,
けれど唇は離さないとばかりに私の後頭部を手で押さえつけていた.
それから,何分経っただろう…拙いキスが終り,どちらからともなく顔を離し,互いを見つめ,顔を絡め…目線でベッドへ行こうと伝え合っていた.
こういった時,どちらが何をすれば良いのかDVDの内容くらいしか知らない私を…いきなりなのはがベッドへと横たえ…その上に乗る.
「わっ!…な,なのは?」
問うてみても,なのはは笑むばかり.先程までもっていた細い黒いものは,いつのまにかベッドの隅…枕元においやり,
私の上に,私の乳房に顔を埋める.
「やわらかい……」
言いながら,手だけは別の生き物のように顔を埋めた所以外を…乳房を,腰を,鎖骨を,へそを…ゆっくりと撫でていく.
顔を埋めたままなのに…などと考えている私の思考を消し飛ばすように,突如顔をあげ…乳房へと吸い付く.
「あっ!?…んっ!!」

781 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:15:34 ID:qYSZT3nt
突然訪れるざらついたなのはの舌の感触.
唾液まじりの,ぬるっとした感触の中にあるざらり,とした刺激が…肌の感覚を高め,刺激する.
「おいしい……フェイトちゃん,とっても…おいしいよ」
どこか子供のような笑みを浮かべながら,乳房を…その先端,乳首をさけながら舐め続ける.
それは,例えば痒い所にもう少しで手が届かないような,そんなイメージを私に思わせた.もう少しなのに,と…
お風呂でのなのはの執拗な攻めの御蔭で,私のそこはしっかりと快感を得られるようになっているのだ.だから,それは…
生殺し,といえば妥当だろうか.
ぴくん,と立ち上がり,自己主張しているにも関わらず…けれど,なのははそこを攻めようとはしない.
じらしているのだ,と気付けば…ぞくぞく,と躰を走る寒気のような快感が.
「あぁん…んっ」
自然,と喘ぎが沸き…その声に,びくっとなのはが驚き,手が…いや,舌が止まる.
「フェ,フェイトちゃん?」
わ,私何もしてないよ!?と言わんばかりの表情をしていた.けれど,私にそれに応える余裕はない.
「んっ…な,なのはっ」
なのはが触れている…私の腰元付近に足を乗せている…ただそれが,快感を与える場所から離れている事が先と同じくじらされているようで…
そんな私を見ていたなのはが,暫くして…気付いたのだろうか…?
止めていた舌を動かし…乳首の上に…触れるか触れないかの位置で舌を止める.
「んっ……ひゃっ」
なのはの呼気を乳首で感じながらも,じれったさを感じる私.はやくして,といわんばかりに屹立しているのにっ.
もう少し,もう少しその屹立が高ければ…なんて,恥かしい事もこの時では羞恥すら感じない.
「フェイトちゃん……じらされるの好きなのかな?」
「わ,わかんないけど…その,その……」
「そうだったね,フェイトちゃんこういう事知らないもんね……」
「っ!!な,なのは,そこで,そこで喋らないでぇっ」
「そこって…どこかな?…ねぇ,フェイトちゃん?これくらいは,分かるよね?」
「んっ…な…なのは?」
「ねぇ…フェイトちゃん?答えてくれないと…分からないよ?」
嬉しそうに,意地悪そうに笑うなのは.分かりきってる.分かりきっているはずなのに…なのに,私に答えさせようとしている.
それが,そのなのはの姿が,なのはに恥かしい言葉を伝えなければいけない自分の姿が……
「っ!ち,乳首!乳首のところで喋らないでっ」


782 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:16:16 ID:qYSZT3nt
「はい.良く言えました.じゃ,ご褒美…あげるね」
言い様,なのはの舌がちろっと,本当に少し触れるように乳首に触れた瞬間…
「ぁぁぁっ!!なっのっ…な,なのはっ」
ほんの少しの接触.
けれど…それが私の躰に与えた反応は大きかった.
先程から下腹部に感じていた熱が,どろり,と流れ出たかのような…けれど,不快ではない,快感が私の責める.
「な,なのは…下,わ,わたし……も,もらして……そ,その…ないよね?」
「下…?」
なのはの口腔から流れ出る吐息を乳首に受け,またしてもどろり,と流れ出るような感覚.
もしかして,粗相をしてしまったのだろうか…?
「ひゃんっ!?」
指先が,そこに…股間に触れ,訳もわからずなのはの指が私の何かを…触り,触られるたびに電撃を浴びたかのようい声が,喘ぎが私の口腔から.
くちゅ,くちゅ,と水音が部屋を,私の耳朶に響く.
「な…のは?」
「フェイトちゃん.これは違うから大丈夫だよ」
嬉しそうに指を私の股間に這わせ,触り,開く.
「はぁぁっ!な,なのはそこって」
「うん.保健の時間に勉強したよね.膣の入り口だよ.月のものが出てくる所って言った方が良い?」
そんな風に冷静に言いながらも,なのはは私のそこ…膣口に指を這わせ,楽しそうに笑う.
「ほら,フェイトちゃん…手貸して」
貸してと言いながら自分で私の手を持ち,なのはの,なのは自身の膣口へと私の指を…触れさせる.
「ね?濡れてるでしょ…?」
「あ…うん」
水とは違う,少しぬるっとした暖かい液体が,なのはのそこを所狭しと広がっていた.
「興奮したり,気持ちよかったりするとこうなるんだよ」
「な,なのはも気持ち良いの?」
「うん…こうやってフェイトちゃんを触ってたりすると…ね」
くちゅり,くちゅりと,水音が鳴り…
「あんっ…んっ…はぁんっ」
膣口から,その入り口を彩る華弁から全身を通り,快感が襲ってくる.それは,とても強く,強く私を責める.


783 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:17:02 ID:qYSZT3nt
けれど,なのはにしてもらってばかりは…いけない.
微かに思い,なのはのそこに触れていた指が私の意思を汲み取り,なのはの膣口を拙い動きで触りはじめれば…
「んっ…フェ,フェイトちゃん……じ,自分でするのと違って……すごいね」
小さな,けれど確かな喘ぎをなのはから感じ取り,それが嬉しくなったのか,私は,動きを自分にされているように,指を動かし始める…
「あっ…そ,そこっ.んぁ…」
少しじれったそうに,自分の腰を私の指にあわせて動かすなのは……
「な,なのはいつも…その,一人でしてるの?」
「そ,そんな毎日じゃない……とはいえないのかな?」
「ずるいよ,なのは…一人だけこんな気持ち良い事してるなんて……」
「だ,だってフェイトちゃんと…そ,そのしたくても…良いのかなって……でも,この間のDVD見て…良いんだなって」
お互いのクレヴァスをなぞり,濡れている所為か自然とその中へつるり,と入っていく,入ってくる感触に喘ぎながら,
漸くなのはがこんな事をしだした理由を知る.
「言ってくれれば良かったのに―――」
もはやこの時の会話の事細かな事は覚えてはいないが,なのははしっかりと覚えていたようで,フェイトちゃんが凄い事言っていた,
と,後に教えてくれた.
けれど,私は始めて与えられた性的快感に,この状況に陶酔していたといって良い.
ただなのはにされたくて,なのはにしたくて…多分,必死だった.
「ね,ねぇ…フェイトちゃん……こっちも,こっちも触って…」
誘われたのは,後ろの穴.
「な,なのは…?」
「こっちも……凄いんだよ」
困惑する私に,私の指をそこに宛がわせ……触れた瞬間,なのはが今までよりも尚甲高い喘ぎをあげる.
「あぁぁぁっ!!」
触れただけでそれ.そんなに声を挙げるくらいに気持ち良いの?と心臓が高鳴りを覚える.
それは,性的興奮であり興味…なのはのそこを触っている自分,そこを触られるとそんなに気持ち良いの?
たどたどしく,触れれば喘ぐなのは.
先程とは打って変わって私が攻め立てているかのように……
ひくり.
ふいに,なのはのそこが動く.もっとして欲しいとそう,言わんばかりに.
だから,私は……そう,なのはから出てきた蜜をつけたらもっと凄い事になるのではないか,と思い…

784 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:18:07 ID:qYSZT3nt
アソコを触っている指とは違う指で,なのはの蜜を救い上げ…後ろの穴の,今まさに私を誘わんとしているひくつくそこに,塗る.
「んっぁっ!?フェ,フェイトちゃっ」
途端,上に乗るなのはの全体重が私へと掛かる.
「な,なのは!?」
驚き,なのはを見ても…どこか気持ち良さそうに陶然としているだけ.だったら…良いよね,と指を蜜を塗りつけるように,這わせる.
「ぁんっ,んっぁんっ…んっ!!」
私に全体重を掛け,起き上がる事すらできず,びくびくっと躰を震わせながら快感に悶えるなのはの姿が…私の興奮を誘う.
あのなのはが,平時では泰然としたなのはが,今私の上で,私にのし掛かり,なにもできずにただ悶えている…その姿が.
「なのは……可愛いよ」
「あんっ,フェ,フェイトちゃっんっ…」
「なのはの弱点…教えてくれてありがとうね?」
多分,今の私は酷く楽しそうな…意地悪そうな笑みを浮かべているだろう.鏡など見なくても…分かる.
あぁ…そういえば,姿見があった.
と,思い見てみれば,私の上にのしかかり喘ぐなのはの姿がしっかりと.
「ねぇ,なのは…鏡に映ってるよ」
「えっ!?あっ,フェ,フェイトちゃんっ.ぁぁんっ」
恥かしそうななのは.
顔を真っ赤に…それが快感によるものか羞恥によるものか,それは定かではないが…紅色に染まるその姿をもっとみたいと,
思ってみれば…そういえば,と.
「あ,そうだ…ねぇ,レイジングハート…あなたのマスターはいつもこんな姿してるの?」
机の上におかれたなのはのインテリジェント・デヴァイスに問い掛ける.彼女ならば…
―――Yes
「レ,レイジングハート!?み,見てたの!?」
―――Yes,My Master
至極冷静なその声に驚き,飛び上がりそうだけれど,けれど…だめ.今のなのはの躰に力なんて…あるわけがないのだから.
昔からの相棒にその姿を見られてたという事実,鏡に映る自分…そんな羞恥に耐えるなのはの…前の方,膣口に触れてみれば…
「なのは…さっきより,凄いよねこれ…ねぇ,これってどういうことかな?私,分からないから…教えてくれないかな?」
「フェ,フェイトちゃん……ほ,本当に何もしらないの?」
「うん.もちろん.あ,でも…あの黒いものの使い方は…分かったかな」
先程なのはが,自分に使って欲しいと言っていたそれ…その黒く細い物の用途が,漸く理解できた.

785 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:18:46 ID:qYSZT3nt
「なのは…これ,こっちに入れて欲しいんだよね?」
「あ……う…うん」
「やっぱり,そうなんだ……何も知らない私にそんな事頼もうとしてたの?」
こちらを見ていたなのはが,突然顔を隠し,恥かしげにする…けれど,もう今の私には分かるんだ.
それが…良いのだと.
なのはは,それが良い人なのだと…私も,多分そうなんだろうけれど…なのはも.
だから,同じ.
なのはと私は同じ.
こうやって,お互いを責めて,責められる.そんなのが私達の今の関係…なんだ.
「フェイトちゃん,後で覚えておいてよ…」
「うん.楽しみにしてるね……けど,今はなのはの番だよ」
俯きながら,私に何をしてやろう?と考えているなのは.けれど,そんな余裕は与えてあげない.
「これ…あぁ,こうやって…うん」
その黒い物―――バイブ,というらしいそれの底面についたスイッチを入れれば,うぃんうぃんと動き出す.
いやらしい,その動きに…自然と,自分のアソコが震える.
これを…入れたらどうなるんだろう?これを中に入れて動かしたら…どうなるんだろう?
今よりもずっと,もっと凄い事になるんじゃないのか…?
考えながら,一旦スイッチを切り,なのはの後ろの穴へとそれを宛がう.
なのはの蜜に濡れたそこは…それを飲み込もうとひくつき始め…私が力を入れるまでもなく…ゆっくりと沈んでいった.
「ぁぁぁぁっ!!いひぃのっ!それ,いいのっ」
突き進むたびに,なのはが叫びに似た声を,喘ぎに似た叫びを挙げる.
最後まで入り込んだそれを…それのスイッチを入れようとした時…
「…抜いたり,刺したり…してくれる方が……好きなの」
喘ぎ,その口腔からはよだれが流れ,そんなにも凄いものなんだ…と私を昂ぶらせ,後になのはにされる事を想像し…
脳が沸騰しそうなほど熱くなり,熱くなりながら…言われたとおり,ゆっくりと…それを動かす.
引き,押し…次第,それにあわせてなのはの腰が動く.
「あんっ.ぁっぁんっ…あんっ」
そんななのはの姿が可愛くて…つい,DVDの真似…唇を開けながら,舌を突き出し,なのはの開いたままの唇に押し付ける.
「んっ…んんんーっ!」
舌が絡み合い,なのはの唾液が私の下へ流れてくる.けれど,汚いなんて思わない.逆に酷く…嬉しく,もっと欲しいと思う.


786 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:19:55 ID:qYSZT3nt
ちゅぱ,ちゅぱ,と子供が玩具を舐めるときのような音を響かせながら互いの舌を吸いあい,舐め合い…
暫くの後に…なのはが,唇を離し……いっそう喘ぎが強くなり始める.
「あっ,あっあんっあっ」
断続的になる喘ぎ……あぁ,そうか…これが…DVDの最後の方の…
「イッ…いくのっ,フェイトちゃんに見られて…フェイトちゃんにされてイ,イクのっ!!」
「うん…良いよ.なのは…」
「フェイトちゃん,フェイトちゃんっ!!!あぁぁぁっ!!あぁぁぁぁんっ!!」
瞬間,くて…と腰の動きも止まり…なのはが私の顔の横で…粗い息を吐き始める.
これが…イクというやつなのだろうか?多分そうなんだろう.私も……そんな風になるのかな?なれるのかな?
そんな風に考えている内に…なのはの呼吸が整い,けれど…俯いたまま私に声を掛ける.
「…フェイトちゃん…指だけじゃ……つまらないよね?」
「あ………そう,なのかな?」
「……前言撤回するね」
「あ…うん」
何かしらを使う気なのだろう.自分が使われた時のように…けれど,それに期待する私がいるのは事実だ.
何をするのだろう?何をしてくれるのだろう?…あぁ…それはもう,楽しみだった.
「フェイトちゃん…エッチだよね.初めてなのに.何もしらないのにこんな一杯して……」
「あ……そうなのかな?なのはだから…だと思うよ」
「…もう.全力全開でいくからね!」



3.『後』

それからだった.
なのはと私の二人だけの情事の時が始まったのは.
あの日,結局朝まで事を行なっていた私達は,結局互いの処女をその日の内に散らした.
痛かったけれど,それでも…嬉しさがそれを通りこして得られたのだから…それで良いのだと思う.
そして,その日から私達は二人で一緒になれば,そんな風にエッチな事をしつづけ,しつづけて……
ある日,はやてにばれた.


787 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:20:47 ID:qYSZT3nt
それは,はやて以外には分からない理由であったのは,やはりはやて,と言った所だろうか.
次第にエスカレートしていった私達二人は,色々な事に手を出していた.
手始めに,外でしたり,管理局の中でしたり.あるいは一日ずっとアソコか後ろに何かを入れたまま過す,といった二人だけの罰ゲームだったり…
そうしている内に,私もなのはに影響され,際どい服を着たりするようになっていた.
真ソニックの形があんなに薄いのは,多分その影響が少なからずあるのだろうと,思ったりもする.
そんな折に,ちょっとした遊びをしよう,という話になった.
すなわち…ゲームに負けた方が下着を付けずに過す,というものである.
俗に言えば,露出,といったものか.特別誰かに見せるわけでもないため,そうではないのかもしれないが…
ともあれ,ゲームの結果なのははブラを,私はショーツを履かずに過す事になった.
なったその日にはやてが,胸の成長度ちぇ〜〜っく!と飛び込んできてなのはの乳房を管理局の制服の上から,もみしだいて…
付けてない事がバレ,制服のスカートに出るショーツのラインが出てない事(管理局の制服は良くラインが出る事で問題に!)で
私が履いていない事がばれた..
やはり,親友としては色々と言いたい事はあったのだろうが,複雑な顔をされたがおとがめなし.
自重しろ,とは言われたが,今更できるものでもない.
ごめんね,はやて.
アリサ,すずかは…まぁ,私達が愛し合っている,という事はすぐに分かったそうだが…外でしているとは思いもよらず.
情事中にばったりと.
なんでアリサとすずかがそこにいたのか,なんて無粋な事は聞かない事にして,お互い様,という結末.
そんな感じで,親友達にはばればれ.
あの日を境に,私達はずっと,ずっと快楽という名の巣の中に堕ちていっている.
堕ちたのは蜘蛛の所為.けれど,その蜘蛛と一緒になって巣で過す事になったのは獲物の所為.
それでもきっと幸せなのは,獲物が蜘蛛を愛しているから…
だから,良いんだ.
これで.
「ねぇ,なのは」
「うん.フェイトちゃん」

なのはが空から堕ちる事がなければ起こらなかった事なのかもしれない.
けれど確かにあの日,なのはは空から堕ち,そして地よりも尚深い,ずっとずっと深い所に堕ちていったのは…確かなのだ.
そこは地ではなく…巣の奥だったけれど……



788 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 02:26:41 ID:qYSZT3nt
いじょー.お目汚し失礼.
久しぶりの3時間耐久書き書き.ぐったり.
ちょっと話の整合性に違和感が…?
ともあれ,マイ脳内ではどうもフェイ⇒なのになるようで,途中で攻守交替.
なーぜーだー.メインディッシュがフェイトだと思ってた方申し訳ない.

>>773,774
その速さにびっくり.

それでは,またいずれ.

眼帯|(ω・`ミэ)ピチピチ
2007年11月08日(木) 01:34:38 Modified by nanohayuri




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