14-26
24 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:44:44 ID:rSVuuwLy
3レスくらいのを投下します
百合でない気もするけど気にしない
26 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:47:17 ID:rSVuuwLy
「今日からわたし一人で寝るね」
突然のヴィヴィオの宣言になのはは一瞬言葉を失った。
「な…何で?」
それでも絞り出したなのはの声はわずかに掠れていた。
夕食時までは餌をねだる雛鳥のように母親達に頼りきりだったのだ。
甘えん坊の急激な変化になのはは動揺していた。
「さっき、無理やりピーマンを食べさせたことを怒っているのかな?」
フェイトは先ほどの食事風景を思い出しながらそう尋ねた。
管理局が誇るエースオブエースのコンビネーション。
二重のバインドで動きを封じ、技法を駆使して愛娘の口を開閉させ、その空隙にピーマンを押し込む。
さしものヴィヴィオも力と技の共演の前に抗うことは叶わなかった。
その事を根に持っているのかと思ったがヴィヴィオは静かに首を振る。
「違うよ。そういうのじゃなくて、私がいるとママたち……できないでしょ」
恥ずかしそうにボソボソ語る娘の言葉を母親達は理解できない。
頭上にクエスチョンマークを浮かべた母親達にヴィヴィオは続ける。
27 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:51:57 ID:rSVuuwLy
「私が真ん中で寝てるから、その、そういう事するのに…」
そこまで言われて2人ははたと気付く。
あろうことか、この愛娘は両親の性生活に気を使っているのだ。
「誰に吹き込まれたのかな」
なのはの底冷えするような声音に思わず居住まいを正すフェイト。
叱られると直感したのかヴィヴィオは俯いて返事をする。
「スバルさんとティアナさんが言ってたから」
「へぇ、あの2人が…ね」
静かに呟くなのはから2人は距離を取る。
ちなみに、スバルは悪意なく純粋に「どうしてるのかな」と疑問を発しただけであり、
ティアナに至ってはそんなスバルを「よしなさい」と窘めただけである。
当然、ヴィヴィオに向けての発言ではない。が、
これらの顛末がなのはに伝わることは終ぞなかった。
「えっと、ヴィヴィオ。私達そういうのないから」
フェイトの説明にヴィヴィオは驚きの表情を向ける。
28 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:57:38 ID:rSVuuwLy
「そういう関係の人がいるのは知ってるけど、私達は違うよ」
重ねて言うフェイトにヴィヴィオは当然の疑問を呈する。すなわち
「じゃあ、何でフェイトママはそんな服を着てるの?」
「え!?えっと、この格好は楽だし、その…」
「なのはママがそっちに目覚めるかもしれないし?」
ヴィヴィオの的確な指摘に赤面するフェイト。
クスクスと小悪魔めいた笑顔を浮かべながら、ヴィヴィオは
「じゃあこれからもずっと一緒に寝る」と宣言する。
その言葉になのはは相好を崩し、フェイトは苦笑する。
そして、3人は1つのベッドで眠りにつく。
「ひゃっ、もうしょうがないなあ。ヴィヴィオは」
「ZZZ…」
「な、なのは!私も…」「む、フェイトママ苦しい」
「にゃはは、おやすみなさい」
3レスくらいのを投下します
百合でない気もするけど気にしない
26 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:47:17 ID:rSVuuwLy
「今日からわたし一人で寝るね」
突然のヴィヴィオの宣言になのはは一瞬言葉を失った。
「な…何で?」
それでも絞り出したなのはの声はわずかに掠れていた。
夕食時までは餌をねだる雛鳥のように母親達に頼りきりだったのだ。
甘えん坊の急激な変化になのはは動揺していた。
「さっき、無理やりピーマンを食べさせたことを怒っているのかな?」
フェイトは先ほどの食事風景を思い出しながらそう尋ねた。
管理局が誇るエースオブエースのコンビネーション。
二重のバインドで動きを封じ、技法を駆使して愛娘の口を開閉させ、その空隙にピーマンを押し込む。
さしものヴィヴィオも力と技の共演の前に抗うことは叶わなかった。
その事を根に持っているのかと思ったがヴィヴィオは静かに首を振る。
「違うよ。そういうのじゃなくて、私がいるとママたち……できないでしょ」
恥ずかしそうにボソボソ語る娘の言葉を母親達は理解できない。
頭上にクエスチョンマークを浮かべた母親達にヴィヴィオは続ける。
27 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:51:57 ID:rSVuuwLy
「私が真ん中で寝てるから、その、そういう事するのに…」
そこまで言われて2人ははたと気付く。
あろうことか、この愛娘は両親の性生活に気を使っているのだ。
「誰に吹き込まれたのかな」
なのはの底冷えするような声音に思わず居住まいを正すフェイト。
叱られると直感したのかヴィヴィオは俯いて返事をする。
「スバルさんとティアナさんが言ってたから」
「へぇ、あの2人が…ね」
静かに呟くなのはから2人は距離を取る。
ちなみに、スバルは悪意なく純粋に「どうしてるのかな」と疑問を発しただけであり、
ティアナに至ってはそんなスバルを「よしなさい」と窘めただけである。
当然、ヴィヴィオに向けての発言ではない。が、
これらの顛末がなのはに伝わることは終ぞなかった。
「えっと、ヴィヴィオ。私達そういうのないから」
フェイトの説明にヴィヴィオは驚きの表情を向ける。
28 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2008/02/24(日) 23:57:38 ID:rSVuuwLy
「そういう関係の人がいるのは知ってるけど、私達は違うよ」
重ねて言うフェイトにヴィヴィオは当然の疑問を呈する。すなわち
「じゃあ、何でフェイトママはそんな服を着てるの?」
「え!?えっと、この格好は楽だし、その…」
「なのはママがそっちに目覚めるかもしれないし?」
ヴィヴィオの的確な指摘に赤面するフェイト。
クスクスと小悪魔めいた笑顔を浮かべながら、ヴィヴィオは
「じゃあこれからもずっと一緒に寝る」と宣言する。
その言葉になのはは相好を崩し、フェイトは苦笑する。
そして、3人は1つのベッドで眠りにつく。
「ひゃっ、もうしょうがないなあ。ヴィヴィオは」
「ZZZ…」
「な、なのは!私も…」「む、フェイトママ苦しい」
「にゃはは、おやすみなさい」
2008年04月21日(月) 13:51:30 Modified by gonn90