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401 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/06/09(土) 22:34:25 ID:P2uL7T71
「……羨ましいな」
「えっ?」
なのはの視線の先には、一台のバイク。
ティアナがエンジンを掛けて、スバルは後ろに乗っている。
やがて走り出し、その姿が見えなくなっても、なのはは羨ましそうな顔のまま。
そんななのはの様子に、フェイトは口を開く。
「……今から、私の車でどこかに行こう? キャロ達も休みなんだし。
最近はなのはも忙しかったから、今日くらいは息抜きしてもいいと思う」
フェイトからのドライブのお誘いに「違うの」と首を横に振るなのは。
違うって何がだろう、と首を傾げたフェイトに、突然なのはは抱きつく。
「な、なのはっ!?」
「あんな風に……ぎゅっ、て抱き付いてて、羨ましいな、って」
上目遣いで言うなのはに、フェイトは鼻を押さえて……。
「……なのは、やっぱり出かけるのはやめて、今日はもう部屋に帰ろう」
「ふぇ、フェイトちゃん!?」
「大丈夫、優しくするから、ね」
「……うん」
次の日の訓練では、どこかスッキリした表情のなのはと、時折腰を抑えて苦しそうにするフェイトの姿があったとか。
「……羨ましいな」
「えっ?」
なのはの視線の先には、一台のバイク。
ティアナがエンジンを掛けて、スバルは後ろに乗っている。
やがて走り出し、その姿が見えなくなっても、なのはは羨ましそうな顔のまま。
そんななのはの様子に、フェイトは口を開く。
「……今から、私の車でどこかに行こう? キャロ達も休みなんだし。
最近はなのはも忙しかったから、今日くらいは息抜きしてもいいと思う」
フェイトからのドライブのお誘いに「違うの」と首を横に振るなのは。
違うって何がだろう、と首を傾げたフェイトに、突然なのはは抱きつく。
「な、なのはっ!?」
「あんな風に……ぎゅっ、て抱き付いてて、羨ましいな、って」
上目遣いで言うなのはに、フェイトは鼻を押さえて……。
「……なのは、やっぱり出かけるのはやめて、今日はもう部屋に帰ろう」
「ふぇ、フェイトちゃん!?」
「大丈夫、優しくするから、ね」
「……うん」
次の日の訓練では、どこかスッキリした表情のなのはと、時折腰を抑えて苦しそうにするフェイトの姿があったとか。
2007年09月29日(土) 21:43:13 Modified by ID:BcHEca2AAg