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571 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/06/26(火) 23:06:01 ID:ItLJFcLX
レリック事件も無事解決し、役割を終えた六課も解散。
わたし、高町なのはにも、六課終結前の日常が戻ってきた・・・んですが、ひとつだけ変わったことが。
それは、わたしに新しい家族が出来たこと。レリック事件の最中に保護されたヴィヴィオを、本人の希望もあって、
わたしが保護責任者として引き取ることになったのです。
とはいえ、教導隊勤めのわたしは、長期の教導任務で家を空けることも多く、子育ても初めてで不安な面も多いこともあり、
フェイトちゃんも一緒に住んでお手伝いしてくれることになりました。
フェイトちゃんも執務官の任務で忙しいですが、二人とも家を空けなければならないときは、アルフがお手伝いに来てくれたりと、
何とかやり繰りをしながら、平穏な日々が続いています。
そんな、久しぶりにわたしとフェイトちゃん、ヴィヴィオ三人がそろった夕食の席での一幕。
「なのは、そういえばヴィヴィオは来月から学校へ通うんだよね。普通校だっけ?」
「うん、わたしとヴィヴィオでお話して普通校に決めたんだ。魔法資質は十分だけど、ヴィヴィオにも
何か考えがあるみたいだし、魔法を学びたくなったらわたしが教えてあげても良いしね」
「そうなんだ。ヴィヴィオには将来なりたいものとかあるのかな?」
「うん・・・ある」
「そうなんだ、フェイトさんに教えてくれる?」
「あーっ、わたしもわたしも。なのはさんも知りたいでーす」
そう聞かれて急にうつむいてもじもじしだすヴィヴィオ。そして勇気を振り絞ったように赤くなった顔を上げて言った。
「わたし、なのはさんのお嫁さんになる」
・・・・・・
「え、えええええええ!で、でもでもわたしも女の子だよ」
「だ、だめだよ。なのはにはわたしというものが・・・」
「関係ないよ。わたしは絶対なのはさんのお嫁さんになる」
そしてヴィヴィオはフェイトをじっと見つめて、
「負けないから・・・」
そういってから、なのはさんにギューっと抱きつく。
こうして今日も平和に高町家の夜はふけていくのでした。
レリック事件も無事解決し、役割を終えた六課も解散。
わたし、高町なのはにも、六課終結前の日常が戻ってきた・・・んですが、ひとつだけ変わったことが。
それは、わたしに新しい家族が出来たこと。レリック事件の最中に保護されたヴィヴィオを、本人の希望もあって、
わたしが保護責任者として引き取ることになったのです。
とはいえ、教導隊勤めのわたしは、長期の教導任務で家を空けることも多く、子育ても初めてで不安な面も多いこともあり、
フェイトちゃんも一緒に住んでお手伝いしてくれることになりました。
フェイトちゃんも執務官の任務で忙しいですが、二人とも家を空けなければならないときは、アルフがお手伝いに来てくれたりと、
何とかやり繰りをしながら、平穏な日々が続いています。
そんな、久しぶりにわたしとフェイトちゃん、ヴィヴィオ三人がそろった夕食の席での一幕。
「なのは、そういえばヴィヴィオは来月から学校へ通うんだよね。普通校だっけ?」
「うん、わたしとヴィヴィオでお話して普通校に決めたんだ。魔法資質は十分だけど、ヴィヴィオにも
何か考えがあるみたいだし、魔法を学びたくなったらわたしが教えてあげても良いしね」
「そうなんだ。ヴィヴィオには将来なりたいものとかあるのかな?」
「うん・・・ある」
「そうなんだ、フェイトさんに教えてくれる?」
「あーっ、わたしもわたしも。なのはさんも知りたいでーす」
そう聞かれて急にうつむいてもじもじしだすヴィヴィオ。そして勇気を振り絞ったように赤くなった顔を上げて言った。
「わたし、なのはさんのお嫁さんになる」
・・・・・・
「え、えええええええ!で、でもでもわたしも女の子だよ」
「だ、だめだよ。なのはにはわたしというものが・・・」
「関係ないよ。わたしは絶対なのはさんのお嫁さんになる」
そしてヴィヴィオはフェイトをじっと見つめて、
「負けないから・・・」
そういってから、なのはさんにギューっと抱きつく。
こうして今日も平和に高町家の夜はふけていくのでした。
2007年09月29日(土) 21:49:03 Modified by ID:BcHEca2AAg