- アメリカ心理学会(APA)では妥当性を、内容的妥当性、基準関連妥当性、構成概念妥当性の大きく3つに分類している。
内容的妥当性 content validity | |
テストの内容が、そのテストによって推論しようとしている領域を、どの程度適切に代表しているかを表す概念。 | |
論理的妥当性 | テスト項目の内容を専門家の判断で評価される。 |
表面的妥当性 | 内容だけで見かけで判断できるもの。 |
基準関連妥当性 criterion-related validity | |
テストの得点が外的な基準変数とどの程度関連しているかを表す概念。 | |
併存的妥当性 | 外的基準の測定値がテストのとほぼ同時に与えられる場合 |
予測的妥当性 | 外的基準の測定値がテストの実施よりも後の時点で与えられる場合 |
構成概念妥当性 construct validity | |
テストが測定目的である理論的な構成概念のどれほどよい間接測度であるかを示す。 | |
収束的妥当性 | 同じような構成概念を測定する他のテストとの関連性。 |
弁別的妥当性 | 区別されるべき他のテストとの弁別可能性。 |
因子的妥当性 | 因子分析による分析の可能性。 |
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